桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・1・16

2011年01月17日 | Weblog
実は、例の全日空の機内食を食べている時に、左下の歯に異変を覚えて触ってみたら差し歯というかブリッジというか完全に抜けてしまった二本の歯と辛うじて残っている一本の歯を繋いで本当の歯みたいにしていたものが取れ、歯抜け状態になってしまったもんだからちゃんと食事がができないでいて、それも全日空に対する怒りの原因になっているのだけど(冗談)、今は忙しくて茅場町のT歯科に通う時間的余裕もなく、ちゃんと食事もする精神的余裕もない状態だから、歯の治療と全日空に対する怒りはちょっとお休みして、今日も1時半には店に行き、2時からは『西沢利明ひとり芝居・異名者たち』のリハ、それが5時過ぎに終わってからは月曜日に始まる『リスボン泥棒市・乃木坂版』の準備にバタバタする。リハの方は再び大きな直し。『泥棒市』の準備の方はポスターを壁に張っている時に背筋を痛め、椅子から飛び下りたら足をひねったりして泣きっ面に蜂。7時過ぎに花とリスボン土産を持ってMと一緒に麻布十番の焼肉屋「T」で母に会う。母の8X歳(本人の希望で秘密)のバースディ。ケジャン、参鶏湯、牛カルビ、豚タン塩など辛くてボリュームのある韓国料理を8X歳の母と食べることの幸せを実感する。下手をすれば63歳の俺だって食べることができなかったかも知れないボリュームだったのだから。あ、その前に今日は歯が抜けてて焼肉はちゃんと食べられなかったのだけど。「T」を出た後、麻布十番商店街をブラブラしてスーパーで母とMと食料品や日用品を買い物。8X歳の母と63歳の息子がどのトイレットペーパーを買うべきか言い争うのも幸せの光景。母をタクシーで家まで送り届けて帰宅。少し酔っているので二時間ほど仮眠してから『異名者たち』の大幅直しにかかる(結局朝までかかった)。こうして忙しさに紛れて全日空に対する恨み怒りは消えていくのか?いや、あのヒュースローの屈辱は忘れたくても忘れない。
●17日(月)から『リスボンの夜』が始まります。
 ★Primeiro『リスボン泥棒市 乃木坂版』
 1/17(月)~1/22(土)18時~23時まで。料金は無料。桃井が現地で仕入れたポルトガ ルグッズや「本物のガラクタ」を販売する店や在日ポルトガル人、日本のポルトガル好 きの人々が縁日をだします。乞うご期待。
 ★Segundo 西沢利明ひとり芝居『異名者たち~ペソアとその仲間たち』
 台本演出・桃井章 出演・西沢利明
 日時1/24(月)1/25(火)開演19時半 料金3000円
 ★Terceiro『津森久美子ファドライブ』
 1/27(木)20時開演(18時半開場)料金・3000円、40名様限定ゲ
 ゲスト 高柳卓也(ファディスタ)、月本一史(ポルトガルギター)
リスボンの夜についての詳細はホームページで。予約お問い合わせはコレドシアター(☎03ー3470ー2252、18時以降)まで。
コレドのホームページのアドレスです。 イベントスケジュールなどご参照ください。