桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2008・11・21

2008年11月22日 | Weblog
京都祇園のクラブのママ、Rさんから電話がかかってきて、今日は金曜日なのに一人もお客さんが来ないと嘆かれる。今日に限らず、この数ヶ月、祇園はさっぱりだという。Rさん、祇園だけじゃありませんよ。乃木坂もサッパリです。今だってお客さんがいないので、夫婦仲良く控室で麻婆豆腐を作って食べていた処ですからねと慰める。ホント、この数ヶ月、ただでさえいないお客さんが更に減った様な気がする。サブプライム問題以後、色々な形で皆の間に不景気感が押し寄せているのだろうか?いや、不景気風はウチだけじゃない。ふと気づくと、赤坂六本木でクローズする店が目立ち始めている。何だかとても嫌なムードだ。そんなことをMと話しながらお客さんを二時間待っていたのだけど、一時過ぎまでお客さんは現れず。我慢できなくなって後片付けをして、店を出る。そういう目で見ると、六本木の街も金曜日にしては人の数が少ない。いつもは深夜にも関わらず人の姿があるビデオレンタル屋や本屋もがら空きだ。これから日本とウチの店はどうなるんだ?こんな気分の時は真面目な映画をみる気にならないので、SMAPの出演していた『古畑任三郎』のビデオを借りてきて、二人で見る。終わったのは五時半。こんな無駄な時間の使い方もたまにはいい。