うつ病の診断には双極性診断の可能性も!!
NHKのあさイチ 4月4日の番組で「うつ病治療の新常識」のテーマで特集を組んでいました。
今まで、「心の病」といわれてきた病気が「脳の病」なのが、分かってきたというのです。こころの病というのは、あくまでも誰でもかかるということから、云われてきたことですが、「脳の病」と言い換えたのは、脳の中に明らかに変化が起きているということが分かってきたからです。
光トポグラフィー検査によって、うつ病の診断が確実に可能となりました。うつ病と診断されている病気の中には、双極性障害(いわゆる、そう=躁とうつが交互におとずれる「躁うつ病」)が4割程度含まれているというのです。光トポグラフィー検査は、日本で開発された、頭に近赤外線をあて、頭の働きを血流量の変化から調べる検査です。その検査から、うつ病と双極性障害を見分けることができるとされています。
今まで、双極性障害もうつ病と誤診断されていたものがあるということですが、誤断というよりは、医者にかかるときは、双極性障害=躁うつ病のうつ状態のときに医者にかかる率が多く、うつ病と診断されるのも仕方ないと思われます。この検査により、今まで質問等により主観的に診断していたのを、データにより客観的に診断できるようになったのです。
この病名が違ってくるので、薬の処方が違ってくるのは当然と言えます。双極性障害なのに、うつ病と診断され、うつ病の薬を処方されていたのですから、効かないというより、むしろ悪影響が出る場合があるともいわれています。
(***しかし、これを聞いて、薬を中止することは危険です。まずは主治医に相談してください。)
ただし、この光トポグラフィー検査は、先進医療のため、保険がききませんし、15の医療機関でのみ実施されているようです。⇒
先進医療の厚生省HP⇒ 先進医療機関の一覧表のNO44
この記事は、NHKあさいちのホームページに概略が載っていますので、興味のある方は、確認をお願いします。
NHKあさイチの「これまでの放送」を閲覧のこと
NHKのあさイチ 4月4日の番組で「うつ病治療の新常識」のテーマで特集を組んでいました。
今まで、「心の病」といわれてきた病気が「脳の病」なのが、分かってきたというのです。こころの病というのは、あくまでも誰でもかかるということから、云われてきたことですが、「脳の病」と言い換えたのは、脳の中に明らかに変化が起きているということが分かってきたからです。
光トポグラフィー検査によって、うつ病の診断が確実に可能となりました。うつ病と診断されている病気の中には、双極性障害(いわゆる、そう=躁とうつが交互におとずれる「躁うつ病」)が4割程度含まれているというのです。光トポグラフィー検査は、日本で開発された、頭に近赤外線をあて、頭の働きを血流量の変化から調べる検査です。その検査から、うつ病と双極性障害を見分けることができるとされています。
今まで、双極性障害もうつ病と誤診断されていたものがあるということですが、誤断というよりは、医者にかかるときは、双極性障害=躁うつ病のうつ状態のときに医者にかかる率が多く、うつ病と診断されるのも仕方ないと思われます。この検査により、今まで質問等により主観的に診断していたのを、データにより客観的に診断できるようになったのです。
この病名が違ってくるので、薬の処方が違ってくるのは当然と言えます。双極性障害なのに、うつ病と診断され、うつ病の薬を処方されていたのですから、効かないというより、むしろ悪影響が出る場合があるともいわれています。
(***しかし、これを聞いて、薬を中止することは危険です。まずは主治医に相談してください。)
ただし、この光トポグラフィー検査は、先進医療のため、保険がききませんし、15の医療機関でのみ実施されているようです。⇒
先進医療の厚生省HP⇒ 先進医療機関の一覧表のNO44
この記事は、NHKあさいちのホームページに概略が載っていますので、興味のある方は、確認をお願いします。
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