今年は明治維新から150年とあって様々なところで明治維新のイベントが企画されています。記念で事業をするよりも、そもそも明治維新とは何であったのかーその意味を見直す機会にしてほしいと思います。それは、幕末・明治に生きた人物が日本の将来を考え、どう行動して生きたのかーそこをしっかり考えて現代にどう活かすかを考えていかなければならないと思います。単なる歴史の振り返りでは意味がありません。学校で学んだ歴史の授業も年号と出来事の暗記だけでは全く意味がありません。出来事の意味だけではなく、その時代を人はどう生きたのかー人物を通して地位に就いたとか成功したとか見るのだけではなく、人物の生まれから失敗、挫折、人との出会いやその境遇をどう受け止めどう動いたのかーその一生涯を見なければ、本当の学びにはなりません。勝海舟の生涯を学び、その想いを現代に伝え活かしていくことこそ、本当の意味での明治維新の見直しにつながるものと感じている今日です。
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