勝海舟は薩摩が武力をちらつかせて幕政改革をせまったことに対して、最低の行為と批判しています。勝海舟は薩摩藩の重役に対して「力を誇示して脅すのではなく、人の心で動かすものだ」と諭しています。時代が変わって現代はどうでしょう。世界中を見ていると武力でせまっている国もありますが、日本でも武力ではないにしても数の力で政策を進めているのではないでしょうか。今の日本の政治を見ていると、人の心で政策を進めているとは思えません。それは武力という手段が、数の力で法律を作り国民を法律だから従えと法律を手段にして政策を進めているように感じます。勝海舟のような人物が政府・与党内にはいないのでしょうか。正月に読書をしながら感じました。
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