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チャイコフスキーに哀愁を感じる

2017-05-25 20:13:14 | 日記
学生の頃に友人からチャイコフスキーをすすめられて、よれから病みつきになりましたが、クラッシックはなかなか遠い存在でした。それでも昔はチャイコフスキーのレコードを買いあさり聞き入っていました。チャイコフスキーは1840年生まれで最初は法律を勉強して帝政ロシア時代の司法省に勤め、正義感も強かったようです。その後音楽を勉強して最初の頃の交響曲1番「冬の日の幻想」はかなり政治的な色彩が強いです。だんだんと郷土的色彩が出てきて交響曲2番「小ロシア」そして6番「悲愴」まで作曲します。私が1番好きなのは交響曲5番と番号がついていない交響曲「マンフレッド」です。ちょっと注目しているのが交響曲4番。チャイコフスキーの女性関係は複雑ですが、一度も会わずに相思相愛の関係になったメック夫人に捧げた交響曲4番。チャイコフスキーらしい素晴らしい交響曲です。
チャイコフスキーの生まれた1840年は、日本で言えば幕末の時期、幕末の志士が多く生まれた年です。ロシアも帝政で苦しむ庶民を見ながらチャイコフスキーは官僚として仕事をして、その想いは作曲活動に移っていきました。チャイコフスキーは人生に悩みながらも53歳の生涯を閉じます。人それぞれに人生があり様々ですが、こんな生き方にも哀愁を感じます。
コメント
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