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勝海舟と田中正造ー実学について考える

2012-03-09 19:41:58 | 日記

勝海舟と田中正造はお互いに高等教育を受けたわけでなく自らの行動によって様々な体験をして習得していった実学を基本にしています。勝海舟は幕臣として幕末に数々の難関を乗り越え、田中正造は明治期に足尾鉱毒事件の活動を通して、それぞれの体験が実学となっています。多くの場合は学問で習得したものを実践に活かしていくのでしょうが、この二人はさして高等教育を受けたわけではなく、活動の実践の中から学び取っています。この実学こそが、実践の中で鋭い勘を生み数々の難関を乗り切っていきました。現代人は知識ばかりを重んじるあまり実践の中から学ぶ実学というものを軽んじているように思います。

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