「菊池渓谷温泉 岩蔵」は、菊池の市街地から国道387号線を日田方面へ10kmほどすすんだ場所にある一軒宿です。山中の川沿いにあり、周囲に建物はありません。
今回は、2014年にできたばかりの岩蔵別邸の部屋を予約してあります。この部屋にしたのは、内風呂付だからです。
この宿ではすべての部屋に温泉がついていますが、メゾネットタイプの蔵という部屋では露天風呂のみであり、洗い場も屋外のようなので、さすがにこの時期は厳しいと思い、内風呂付きの部屋にしました。
ちなみに大浴場もあるので、露天風呂が寒ければそちらに行けばよいのですが。
岩蔵別邸、といっても同じ敷地内にあります。
外観は蔵風の造りです。
リビングは6畳+板張りで、二人ならば十分の広さです。部屋は木材を贅沢に使用していて、なかなか落ち着けます。
ウッドデッキに出てみます。川の流れる音と鳥の声しか聞こえません。九州とは言え山中なので、かなり冷えてきました。
リビングの通路を挟んで反対側にはベッドルームがあります。これだと4人で宿泊するには少し狭いかもしれません。
リビングの奥には洗面所があり、
その奥に内風呂があります。
内風呂には温泉が贅沢に注がれ、滞在中はいつでもだれにも気兼ねすることなく利用することができます。
お湯はわずかに硫黄臭のある無色透明で、わずかにぬるぬる感があります。驚いたのはかなり甘みを感じることで、アルカリ性ならではの非常に良いお湯です。
この温泉だけでもこの宿に宿泊してよかったと思います。
ここの温泉は飲泉も可能です。
宿の敷地内には珈琲ラウンジがあり、宿泊者は自由に利用することができます。
できたばかりのようで、内部はニスのにおいがちょっときついですが、なかなか良い施設だと思います。
部屋の温泉でゆっくりして、夕食に向かいます。
<その5に続く>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます