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楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2015年4月10日 京都旅行 1日目(その8 南禅寺)

2015年04月18日 20時56分31秒 | 旅行

永観堂からさらに南に歩き、南禅寺にやってきました。

 

有名な三門です。とにかくびっくりするくらい巨大で、空にそびえるという表現がぴったりです。

 

 

石川五右衛門が「絶景かな」といったのはここということになっています。決して、QVCマリンのお立ち台ではありません。

 

この三門、上層に上ることができます。

 

東山の高台にあるため、京都市内が一望できます。

思わずこの言葉をつぶやいてしまいます。「絶景かな」。

 

 

法堂。これも巨大です。

 

 南禅寺は敷地が大きく、寺院というより公園のようです。

その一角に水路閣があります。

 

京都では新しい明治の遺産ですが、開放的な南禅寺の境内でもこの周辺だけ雰囲気が違います。

 

 

異界への入り口というか。

 

 

 

 

水路閣の上に来ると、異界への道がありました。

 

 

この道を進んでみることにします。

折からの雨で道は悪く、水たまり、ぬかるみだらけです。

 

薄暗い水路沿いにしばらく歩くと、急に開けた場所に出ました。

ついに異界に来てしまいました。

 

 

異界の正体は蹴上発電所です。

琵琶湖からの疎水は蹴上で大きな落差をクリアする必要があり、船はインクラインで昇降し、水は落差を利用して発電に利用されました。この発電所は、100年以上たった今でもまだ電力を生み続けています。

 

 

 

 

 

ここから少し下がったところにインクラインが保存されています。

一週間前はさぞ桜がきれいだったでしょう。いまはほとんど人もいません。

 

インクラインの下にレンガのトンネルがあります。圧力を分散するために斜めにレンガを積んでいるのが特徴です。

 

異界から現代に通じるトンネルです。

 

 

現代に戻ってきました。蹴上駅から地下鉄で本日の宿に向かいます。

 

 

                      <その9に続く>

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2015年4月10日 京都旅行 1日目(その7 永観堂)

2015年04月18日 00時18分13秒 | 旅行

再び哲学の道を南に向かって歩きます。

 

 

 

疎水が暗渠に入り、道がつきあたると哲学の道は終わり。もう少し南に歩き、永観堂に向かいます。

 

正式名称は総本山 禅林寺。紅葉の名所として有名ですが、その分この時期に訪れる人は少ないようで、静かな空気の中、ゆっくり拝観することができました。

 

 

春もみじが色鮮やかです。

 

 

新緑と春もみじと咲き終わりの桜。

春ももみじの永観堂。この時期も悪くありません。

 

 

永観堂の特徴は堂内、屋根の下で拝観できること。雨の日でも傘をささず、濡れずに拝観できます。スリッパがあるので足元も冷たくありません。

 

 

まずは中庭の庭園。

 

 

 

何とも力強い庭園です。個人的には非常に気に入りました。

 

 

釈迦堂と御影堂の間の裏手。この辺も力強さがあります。

 

 

 

御影堂の裏手の階段を登り、右に行くと本堂。有名な見返り阿弥陀が安置されています。

 見返り阿弥陀は思いのほか小さく、荘厳というよりやさしい感じで、女性に人気があるのではないかと感じました。

 

それにしても、永観堂、非常に良い雰囲気です。なんというか、疲れた気持ちが元気になるような、そんな感じを受けました。

 

 

 

                        <その8に続く>

 

 

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