仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




毎年5月1日から4日まで、京都の引接寺(千本ゑんま堂)で行われる千本ゑんま堂大念佛狂言を見てきました。


【千本ゑんま堂/この右側に狂言舞台があります】

初日(1日)の狂言を見てきましたが、開演は午後7時ながら、早い人は5時頃から場所取りをしながら待っていました。


私は狂言自体を舞台で見るのは初めてでしたので、興味津々でした。京都の狂言と言えば壬生狂言が有名ですが、ここのゑんま堂狂言も京都を代表する狂言とのこと、特に有言(台詞付き)で演じられる珍しいものだそうです。
確かに、所作だけ見ても楽しい狂言ですが、それに台詞が入ると内容がしっかりと理解でき、より楽しむことができました。


【ゑんま庁/左から、鬼、亡者、帳付、ゑんま法王】

演じているのは地元の保存会の皆さんですが、面や衣装は時代を感じさせる重厚なもので、所作や台詞も素晴らしいものでした。客席はパイプ椅子を並べただけですが、入場無料で、どなたでも観覧することができます。


【花盗人/左から、太郎冠者、大名、(それと悪者)】

引接寺は千本閻魔堂(せんぼんゑんまどう)とも呼ばれているように、御本尊は閻魔法王です。狂言が開催されているからか、当日は本堂も開放され、御本尊を直に拝観することができました。


また、境内には花心が象の牙のように見える普賢象桜が満開で、開演までの時間にゆっくりと散策することができました。

[Photo : Panasonic DMC-GF2 / LUMIX 14mm]

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