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日本蕎麦屋で、、、中華!?

今日も天気に恵まれて、酒田を後に陸羽西線を気動車に揺られ、最上川沿いを遡上した かつての舟運の要衝・新庄を経て、天童にやって来ました。
明日の目的地・タケダワイナリ-には上山か山形市内がよいのですが、温泉街で夕食なしの泊りは やたら高いとこしかないので、手前の天童で一泊。

陸羽西線の車窓から、、、
黄金色の田圃の向こうには風力発電の風車が並んでいます


天童は将棋の街らしく 駅ビルの一階にも将棋道場?があって、大人に混じって小学生も将棋を差していました。


ホテルに向かう歩道のタイルも 詰将棋


夕食のお薦めをホテルのフロントで聞いたところ 地元のおじさんたちも使うというお店が「水車生そば」
まずは、山形の地酒をいただきながら、そばがきの揚げ出しやシロコロホルモンなどを底に入れて、、、






「締めのお蕎麦はどうしようかなぁ…」とお品書きを観ながら地元のおじさんたちのオーダーを聞いていると、山形名物の板蕎麦をシェアした締めに「鳥中華」を頼んでいたので、私もその「鳥中華」をお願いしました。

出てきた丼は 一見して 全く普通の中華そば…
実際に食べてみても、出汁があっさり和風なのを別にすれば、見た目は全く普通の中華そば。
ちょっと変わってるのは、「背脂ちゃっちゃっ」の代わりに揚げ玉が散っているくらい…



なんでも、鳥なんばの材料+中華麺で賄いにしたら美味しかったのが発祥らしいのですが、いまでは某誌の「全国ご当地麺」の準グランプリになったようです。

肝心の味の方は、昼にいただいた 酒田ラーメンが鱈などの魚介系の あっさりとした中にもシッカリとした芯が感じられたのと比べて、出汁の力強さが乏しく (私の年のせいか)揚げ玉の油分が勝っていて.ちょっとバランスを欠いた味でした。

まぁ 昔から「名物に旨いものなし」といいますが、最上川沿いの蕎麦畑を眺めてきただけに、「浮気」を反省した「鳥中華」でした

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酒田のお昼は、、、ケンちゃんラーメン

酒田でも天気に恵まれて レンタサイクルで山居倉庫などを回って お昼に行ったのは「ケンちゃんラーメン」

「地元の人気店」とネットにありましたが、昼どきを過ぎても客足が絶えません。

お品書きは「ラーメン」のみで、麺の量が選べる他、濃いめ 薄めや油の量も注文できます。

地元のおじさんたちのオーダーを聞いていると、ちょっと年配の方で「普通」、ガテン系の若めのお兄さんが「大盛り 油 濃いめ」なんて頼んでるのを聞いて私が頼んだのは「普通」

出てきた丼を見て ビックリ!
ギリギリまで麺が入って、お盆にスープがこぼれるのを全く気にしないで運んできます


半分くらい麺を食べて やっと丼の名前が見えるくらい


麺は喜多方みたいな プリっとした食感の縮れ麺で当然手打ち。 酒田では8割が手打ち麺を使っているそうです
スープは割とあっさりめですが 焼き鱈や飛び魚などの魚介系の出汁がいいですね  スパイスは唐辛子がお薦めだそうです。

特筆すべきはチャーシュー 
山形のブランド豚・米娘ブタのチャーシューは、分厚い切り方といい 味も〇。

強いて難点を言えば、「普通」でも相当食べごたえのある量の多さ!と 個人的には お店お薦めの「唐辛子」よりも普通の胡椒の方が美味しかったのですが、その入れ物にはシッカリ「S」の文字!
普通「S」の表示は「SALT・塩」のことですよね
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土門拳記念館

山居倉庫から最上川を渡った先にある 土門 拳記念館。
木村井兵衛と並ぶ昭和を代表する 名カメラマン・土門 拳は 酒田の出身で、1974年に酒田市名誉市民第1号となった氏が「自分の全作品を郷里酒田市に贈りたい」 と言われたのに応え、83年に市街地から4kmほど離れた最上川に近い公園の一角に建てられました。






駅から記念館に向かう途中、代々染物業を営んでいた氏の出生地付近にはには 立派な碑が立っています。



記念館の設計は、「法隆寺宝物館」なども手掛けた谷口吉生で、水の流れる中庭にはイサム・ノグチの手による「土門さん」の彫刻も…




今回の展示のメインは『古寺巡礼』がメインですが、戦後撮りはじめた「こどもたち」に代表される、「絶対非演出の絶対スナップ」の「リアリズム」の作品も楽しみです
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山居倉庫

今日も庄内地方は晴れ。

鶴岡から30分ほど気動車に乗って、北前船の港町で知られる酒田にやって来ました。

最上川河口の酒田港から少し川を遡った所にある山居倉庫。





風雪に耐えた黒い板塀の佇まいです。


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鶴岡から酒田へ

鶴岡から酒田へ移動するには 最初に買った「一筆書き」の切符の途中の余目から酒田を買い足さなければなりません。



黄金色の稲穂が綺麗な車内で 往復切符を切ってもらいました。


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