goo

御所の後に・・・ 「にこら」

9月7日、仙洞御所の参観を終え、西陣の「にこら」さんで夕ご飯。

いつもの旬菜セレクトの一品は「無花果のピリ辛ゴマソース」


無花果の味ってどう表現したらいいんでしょう?
チョッとまとわり付くような食感(歯触り)の次に 沁みるような完熟した果物の甘さが口中に広がるとでも云うんでしょうか…
その甘さとピリッと辛いゴマソースの取り合わせが絶妙♪    


下の写真は「六白黒豚三枚肉のうま煮(そば蒸しパン添え)」


「にこら」さんには何遍も来ていますが、なんとなく長崎の豚の角煮サンドをイメージしていて、実際にいただくのは初めて。

コックリとした深い味の豚の三枚肉が美味しいのはもちろんですが、「付け合せ」のそば蒸しパンが また美味しいんです♪

旨煮のソースも勿体無いし、パンが思ってたより小振りなのでお代りしてしまいました!



焼酎とは思えない華やかな吟醸香を持つ鳥飼のすすむこと!

〆はいつものとおり「自家製粉 石臼粗挽き 手打十割蕎麦」のざる。
あ~ 美味しかった!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

裏そば @まるきゅうらあめん


連休最終日(と言っても個人的には2+2)、池袋でウィンド ショッピング。

ハンズもしばらく来ないうちに随分品揃えが変わりましたね~
製菓関係を除いて食材はほぼ一掃されたようで、お目当ての「陳麻婆豆腐」は影も形も無くなってました。
(好きなモノが店頭から姿を消すってジンクスがあるようです

まぁそれはともかく、小腹がすいたと思ったら12時を少し回っています。
後はジュンク堂にでも寄ろうと思っていたので、南池袋方面に歩いたところで目に入ったのが「塩しかなくてすいません」の看板。

そう云えば「まるきゅうらあめん」も随分ご無沙汰だな~ と角を曲がると、店の前にはわずか2人!
lucky!

券売機に「土日限定の裏そば(油そば)」の貼り紙を見て、ん~どうしよ~。。。
というのも、油そばってこれまで2~3回食べた記憶はあるんですが、どうもイマイチ。。。

ただ、まるきゅうの塩らあめんのスープの完成度の高さを知っているだけに、清水の舞台から飛び降りる心境で、油そば(塩)をお願いしました。

5~6分で登場したのが上の写真。
具は、ド~ンとモヤシがある周りにメンマ、揚玉葱、揚ニンニク、生卵、バラチャーシュー、白菜、海苔。

「よくかき混ぜてお召し上がりください」とのご案内で、下の方からザックリ混ぜると麺の余熱で卵が半熟状態!
まるで釜玉のようです。

麺はつけ麺にも使われている中太のほぼストレート。麺の下には僅かに黄色味のある塩ダレと透明な油。
胡椒か何かの香辛料が味を引き締めているのですが、玉子を混ぜることによって、ちょっぴりダレる感じ。。。

カウンターの柚子胡椒で引き締めを図りましたが、普通の胡椒の方がしっくりいくようです。
(個人的な好みであることは言うまでもありませんが


そんなに色々な油そばを食べている訳じゃないのでうまく言えませんが、まるきゅうはやっぱり汁そば。それもワンタンの入った塩が秀逸だな、との思いを新たにしました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

仙洞御所

今日は秋分の日。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言い慣わされてきましたが、今日も最高気温は25~6℃の予報で、日中は半袖で快適な気候です。でも、この時期に半袖ってチョッと変ですよね?

鳩山首相は、昨日(日本時間)国連本部で開かれた気候変動サミットで、「2020年までに温室効果ガス排出を99年比で25%削減を目指す」と演説しましたが、地球温暖化にストップがかけられるのでしょうか??



さて、優美な3連の屋根が連なる建物は9月7日訪れた仙洞御所の入口にあたる、大宮御所の御車寄。
大宮御所は後水尾天皇の中宮であった東福門院の女院御所として造営されたものということで頷けますね!



ところで「仙洞」とは元は仙人の住み処を指す言葉で、仙洞御所(せんとうごしょ)は、退位した天皇の住まわれる所を指す言葉。
仙洞御所は通称で、正式には「桜町殿」といいます。

昔は落雷による火災などが多く、御所の建物もその都度再建されたそうですが、1854年(安政1)の火災以降は現在にいたるまで再建されず、小堀遠州によって作事された庭園が残るのみとなっています。



京都随一とも呼ばれる見事な造作の庭園内の見どころは多く、俗に「小田原の一升石」とも言われている長円形の平たい小石が敷きつめられた南北二つの池の南西岸一帯を占める「州浜」が有名ですが、現在は2つが残る茶室の意匠も趣深いものがあります。



南池南側にある北向きの茶室「醒花亭」(せいかてい)は、1808年(文化5年)再建されたもので、「醒花」の名は李白の詩からとったもの。
煎茶の酒店、飯店、茶店の三店のいずれにも用いられるような作りの茶室で、腰高の障子を開け放つと、「醒花亭の桜」と州浜にそった広い空間が見渡せ「仙洞十景」の1つにあげられるそうです。



書院の違い棚の意匠も斬新です!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )