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七草粥

「芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、蘿蔔 春の七草・・・」なんて優秀な日本語ワープロソフトのおかげで難しい漢字が簡単に「書け」ちゃいますが、なかなか全部を正しく書くのはおろか、野菜の名前を当てるのも難しいですよね~

芹はセリですぐ判るんだけど、薺(なずな)って「ペンペン草」のことでしょ?
御形(ごぎょう)は母子草(ははこぐさ)って書いてあるけど、ホントはよく判りませんし、繁縷(はこべら=はこべ)は子どもの頃荒川放水路の土手にあったけど昔食べた記憶はありません。
仏の座に至っては、「小鬼田平子(こおにたびらこ)」って何?
まぁ、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)あたりになると、さずがにカブやダイコンは日常口にしてますから判りますよね!

なんでも「七種は、前日の夜に俎に乗せて囃し歌を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れる。囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、これは七種粥の行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられている」(ウィキペディアより)そうです。

講釈はこれくらいにして、今日の朝ごはんは、暮れからお正月、胃腸にかけた負荷を和らげようと「七草粥」にしました。
昔は春の野で七草摘みをして粥に入れたのでしょうが、いまはスーパーでセットで売っていますから楽ですね~
トッピングのダイコンの葉っぱのみ、自宅のダイコンの切れ端から発芽させた「自家栽培」です。

私の好みで、あまりゆるいお粥は好きではないので、ほぼ全粥です。

おかずは、左からホウレン草の胡麻和え、チリメン山椒、塩昆布です。
どれもお粥にマッチして美味しい!


なぜかお粥をいただいていると優しい気持ちになれるのは私だけでしょうか?
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