緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

セイコさんのその後

2009年11月30日 | 医療
セイコさんは、在宅で過ごされました。病状に応じて、在宅医を導入し、体制強化していきました。そして、ご自宅で最期まで過ごされました。外来で、一度娘さんにお目にかかりました。娘さんにお目にかかりたいという私の希望をご理解くださいました。病状を説明させて頂きたいとお話したときセイコさんは、とても、不安そうな表情をされました。多分、病状について、医学用語が娘さんに投げかけられると思われたのでしょう。無理も . . . 本文を読む
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