緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

男社会で働く母

2006年05月07日 | 家族
7時前、まだ誰も起きてこないのでコーヒーを入れ、花水木に続いて咲いた雨に濡れるミントブッシュを眺めていた。 病院は幸い落ち着いている。連休の谷間に病状説明をしてきた方も大きな変化はないようだ。家族には、それぞれ異なった感情があることを実感したのは、在米中アーバーホスピスでのデスカンファレンスだった。子供を自宅で看取った症例の中で、母、父の感情、兄弟の感情を整理し、医療スタッフがそれに対し何を行っ . . . 本文を読む
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