江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

真夏の夜のユキオンナの思い出。

2013年10月18日 22時48分07秒 | 漫画レビュー
 ども、筋肉痛気味の江戸です。やっぱり自動車を4時間運転するとクるものがあるな……。あまり動いていないのに筋肉痛というのもおかしな話だけど、同じ姿勢を長時間維持している事が意外と筋肉に負荷をかけているのだろうなぁ……。あと、腰にも負担がかかるのでちょっと腰痛気味……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、昔の作品について語ってみましょうか。


●真夏の夜のユキオンナ(大山 玲)

     

     
 なんだかんだでもう20年くらい前に『ヤングマガジン海賊版』に連載していた作品。連載は読んでいなかったのだけど、なんとなく作風が好きで単行本は買っていました。

 で、主人公は陰陽師の家系に生まれながらも霊的不感症な為にどんな強力な物の怪の類に取り付かれても平気な男・晴明。そんな彼も齢1000歳の超強力な魔女兼雪女の閖は手に余る存在で、彼女に取り憑かれた事によって色々と面倒事に巻き込まれていくという……。そんな粗筋だけを読みと妖怪退治物っぽく感じる人もいるでしょうが、どちらかというと人間と妖怪との交流を描いている感じのコメディ(?)ですな。

 まあ、交流とは言っても主にエロ方面でだったりしますがね(笑)。実際、晴明は化け猫娘を娶って子供を作ったりもしていますしねぇ。ケモノ娘が好きな人にはお勧めですか? また、その一方では人間の嫁さんも貰っているので、ハーレム物だとも言えるのですが、この手のハーレム展開としては珍しく一夫多妻制の大変さを嫌と言うほど描いているところも見所ですな。甲斐性が無いと本当に辛そうだ……。

 ともかく、独特の雰囲気が合って私は好きな作品なので、作者の次回作なんかも期待してはいたのですが、これがまた中途半端に終わっている物ばかりという残念な状態に。本作も一応続編があるのだけど、単行本化していないという……。その辺はどうにかならんものかね……。



 じゃ、今日はここまで。
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