ども、ほぼ徹夜状態の江戸です。いや、昼寝はしましたが。でも、合計で4時間くらいしか眠っておりません。昨晩は何故か目が冴えてしまって、そのまま朝を迎えてしまいました。不思議と体調はいつもより良い感じだったのですが、それでもそろそろ眠くなってきた……。
さて、今日は雑誌の感想ネタも無いので、またゴジラシリーズの話。前回までの記事は「ゴジラ」のカテゴリーにまとめてあります。
●キングコング対ゴジラ

シリーズ3作目。キングコングがアメリカのスターモンスターである事に配慮してか、タイトルでの表記はキングコングが先となっております。そして、戦いの結着も玉虫色。この辺はなんとなく日本人的だなぁ……と感じる。
で、今作になってからの最大の変化と言えば、白黒映画からカラー映画になった事でしょうか。カラーになったおかげで画面が鮮やかになりましたが、その一方で特撮の粗が分かり易くなったという弊害もあるように感じます。
まあ、それでも当時の特撮技術としては最先端だったのだとは思いますけどね。本物のタコを画面に合成して巨大ダコとして暴れさせるという面白い事もしています。つか、日本人は触手が好きだなぁと再確認した(笑)。
また、この時代ではカラーテレビが普及してきたようで、それが物語にとって割と重要な要素にもなっています。何せ、今回ゴジラの対戦相手となるキングコングが日本に来る切っ掛けは、テレビの視聴率獲得の為の企画ですからねぇ。
他にも、作中にはコメディシーンがいくつか挿入されているのですが、この辺は当時のお笑い番組の影響があるようにも感じる。昔は今よりもお笑い番組の勢いがあっただろうしなぁ……。ドリフターズの最盛期とかから比べたら、現在のお笑いは風前の灯火に見える……。
なお、この時代のテレビ番組は、CMを含めて生放送だったようです。現在の常識から考えると凄い物がありますねぇ。でも、むしろ現在よりも面白そうではあるのだけれど……。
また、テレビと言えば、最近はあまりテレビで見かける事が少なくなった高嶋忠夫さんが主演していますが、その二人の息子が後のシリーズにも出演しているというのも注目ポイントではありますね。
ちなみに、作中では放送禁止用語になると思われる言葉が出てくるので、現在ではテレビの地上波での放送は難しいでしょうな。まあ、後のシリーズで音声カットや「ピー音」入りで放送した作品もあったような気がするるけれど……。
なんにしても、『ゴジラ』シリーズは、その当時の世相を反映する要素を多く取り込んでいく傾向があるようで、今作の「テレビ」もその一つですね。
さて、ストーリー面の方に目を移しますが、設定的には前作の続きで、当然ゴジラも前作と同一個体という事になります。しかし、その体型は前作よりもかなりドッシリとした物に変わっており、シリーズ中でもトップクラスに特徴的なデザインとなっています。昭和シリーズでは初代と今作の通称キンゴジ、そして『モスラ対ゴジラ』の通称モスゴジが特に有名なのではないでしょうか。
で、ゴジラが何故そんなに変化してしまったのかというと、ゴジラが原子力潜水艦を襲って、エネルギーを多量に吸収してしまったから……と、私は勝手に想像しています。そういえば、原子力潜水艦は後のシリーズでも何回か襲われていますね。
ともかく、ゴジラが復活した一方で、キングコングが来日する展開になっていくのですが、この辺は元ネタとなる映画『キングコング』を踏襲した要素も多いようです。細かい経緯の差はあれど、人間の都合でキングコングの住処となる島から連れ出されるという大筋の部分は共通しているように思います(勿論ゴジラと接触した後の展開は全く別物ですが)。
しかし、未だにどうやってあんな巨大な生物を(眠っていたとはいえ)船に乗せる事が出来たのか謎すぎる(笑)。大型のクレーンとか使っても無理だろ……。
それにしても、島の原住民の方々が明らかに日本人に色を塗っただけなのが笑える。しかも、現代でなら多少の規制が入りそうな表現もありそうだしなぁ……。
ただ、彼ら奏でる音楽は良いですねぇ。作品のメインテーマ的な物でもありますが、この曲に似たようなのが『ファイナルファンタジー3』のイメージアルバム『悠久の風伝説』にも収録されているのだけど、影響を受けていそうだなぁ……。
それはさておき、日本に来たキングコングはゴジラと激突する訳ですが、当初はゴジラの方が優勢でした。ゴジラには「放射能火炎」という飛び道具もありますしねぇ。しかし、後にキングコングは雷の力で帯電体質となりパワーアップ。これで互角となります。
まあ、雷によるパワーアップ(もしくは蘇生)は後にゴジラもやっているので、たぶん次に戦った時は通用しないでしょうけど。つか、キングギドラの引力光線って見かけは稲妻的なんだけど、もしかしてゴジラに対して決定打にならないのは電撃への耐性をゴジラが獲得しているから……とか妄想した。
ともかく、ゴジラとキングコングの戦いの勝敗は決まりませんでしたが、キングコングが後のシリーズには一切登場していないので、どちらが強いのかという事は永遠の謎という事になっております。
ただし、キングコング自体は『キングコングの逆襲』という映画で活躍しています。が、残念ながら私は未視聴だったり。メカニコングという敵ロボットや、後に『ゴジラ』シリーズにも登場するゴロザウルスも出てくるので、一度は観てみたいのですけどねぇ……。何処かで中古のDVDが千円くらいで売って無いかしら……。
それでは次回の『モスラ対ゴジラ』に続く。たぶん、『モスラ』にもちょっと触れるけど、まずは観直さないとな……。
じゃ、今日はここまで。
さて、今日は雑誌の感想ネタも無いので、またゴジラシリーズの話。前回までの記事は「ゴジラ」のカテゴリーにまとめてあります。
●キングコング対ゴジラ

シリーズ3作目。キングコングがアメリカのスターモンスターである事に配慮してか、タイトルでの表記はキングコングが先となっております。そして、戦いの結着も玉虫色。この辺はなんとなく日本人的だなぁ……と感じる。
で、今作になってからの最大の変化と言えば、白黒映画からカラー映画になった事でしょうか。カラーになったおかげで画面が鮮やかになりましたが、その一方で特撮の粗が分かり易くなったという弊害もあるように感じます。
まあ、それでも当時の特撮技術としては最先端だったのだとは思いますけどね。本物のタコを画面に合成して巨大ダコとして暴れさせるという面白い事もしています。つか、日本人は触手が好きだなぁと再確認した(笑)。
また、この時代ではカラーテレビが普及してきたようで、それが物語にとって割と重要な要素にもなっています。何せ、今回ゴジラの対戦相手となるキングコングが日本に来る切っ掛けは、テレビの視聴率獲得の為の企画ですからねぇ。
他にも、作中にはコメディシーンがいくつか挿入されているのですが、この辺は当時のお笑い番組の影響があるようにも感じる。昔は今よりもお笑い番組の勢いがあっただろうしなぁ……。ドリフターズの最盛期とかから比べたら、現在のお笑いは風前の灯火に見える……。
なお、この時代のテレビ番組は、CMを含めて生放送だったようです。現在の常識から考えると凄い物がありますねぇ。でも、むしろ現在よりも面白そうではあるのだけれど……。
また、テレビと言えば、最近はあまりテレビで見かける事が少なくなった高嶋忠夫さんが主演していますが、その二人の息子が後のシリーズにも出演しているというのも注目ポイントではありますね。
ちなみに、作中では放送禁止用語になると思われる言葉が出てくるので、現在ではテレビの地上波での放送は難しいでしょうな。まあ、後のシリーズで音声カットや「ピー音」入りで放送した作品もあったような気がするるけれど……。
なんにしても、『ゴジラ』シリーズは、その当時の世相を反映する要素を多く取り込んでいく傾向があるようで、今作の「テレビ」もその一つですね。
さて、ストーリー面の方に目を移しますが、設定的には前作の続きで、当然ゴジラも前作と同一個体という事になります。しかし、その体型は前作よりもかなりドッシリとした物に変わっており、シリーズ中でもトップクラスに特徴的なデザインとなっています。昭和シリーズでは初代と今作の通称キンゴジ、そして『モスラ対ゴジラ』の通称モスゴジが特に有名なのではないでしょうか。
で、ゴジラが何故そんなに変化してしまったのかというと、ゴジラが原子力潜水艦を襲って、エネルギーを多量に吸収してしまったから……と、私は勝手に想像しています。そういえば、原子力潜水艦は後のシリーズでも何回か襲われていますね。
ともかく、ゴジラが復活した一方で、キングコングが来日する展開になっていくのですが、この辺は元ネタとなる映画『キングコング』を踏襲した要素も多いようです。細かい経緯の差はあれど、人間の都合でキングコングの住処となる島から連れ出されるという大筋の部分は共通しているように思います(勿論ゴジラと接触した後の展開は全く別物ですが)。
しかし、未だにどうやってあんな巨大な生物を(眠っていたとはいえ)船に乗せる事が出来たのか謎すぎる(笑)。大型のクレーンとか使っても無理だろ……。
それにしても、島の原住民の方々が明らかに日本人に色を塗っただけなのが笑える。しかも、現代でなら多少の規制が入りそうな表現もありそうだしなぁ……。
ただ、彼ら奏でる音楽は良いですねぇ。作品のメインテーマ的な物でもありますが、この曲に似たようなのが『ファイナルファンタジー3』のイメージアルバム『悠久の風伝説』にも収録されているのだけど、影響を受けていそうだなぁ……。
それはさておき、日本に来たキングコングはゴジラと激突する訳ですが、当初はゴジラの方が優勢でした。ゴジラには「放射能火炎」という飛び道具もありますしねぇ。しかし、後にキングコングは雷の力で帯電体質となりパワーアップ。これで互角となります。
まあ、雷によるパワーアップ(もしくは蘇生)は後にゴジラもやっているので、たぶん次に戦った時は通用しないでしょうけど。つか、キングギドラの引力光線って見かけは稲妻的なんだけど、もしかしてゴジラに対して決定打にならないのは電撃への耐性をゴジラが獲得しているから……とか妄想した。
ともかく、ゴジラとキングコングの戦いの勝敗は決まりませんでしたが、キングコングが後のシリーズには一切登場していないので、どちらが強いのかという事は永遠の謎という事になっております。
ただし、キングコング自体は『キングコングの逆襲』という映画で活躍しています。が、残念ながら私は未視聴だったり。メカニコングという敵ロボットや、後に『ゴジラ』シリーズにも登場するゴロザウルスも出てくるので、一度は観てみたいのですけどねぇ……。何処かで中古のDVDが千円くらいで売って無いかしら……。
それでは次回の『モスラ対ゴジラ』に続く。たぶん、『モスラ』にもちょっと触れるけど、まずは観直さないとな……。
じゃ、今日はここまで。
よーするに、ネタが尽きてお笑いに走ったのですw
この後、怪獣映画イコールお子様映画、テキトーな脚本でよし、という誤った風潮が映画界に訪れ、映画産業そのものまで斜陽になってしまうのです。
キンゴジはギリギリの線で面白いけどね。
>この後、怪獣映画イコールお子様映画、テキトーな脚本でよし、という誤った風潮が映画界に訪れ、映画産業そのものまで斜陽になってしまうのです。
その辺は全く否定できない物がありますねぇ。子供が観る分には良いけれど、大人が観るにはちょっと……という側面があるのは事実ですね。