ども、家族の通院の為に町外まで出てきた江戸です。で、あいた時間を利用して映画を観てきました。
そんな訳で、今日は『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』を観てきたので、それについて語ってみたいと思います。それにしても、なにげに劇場でアニメ映画を観るのって『機動戦士ガンダムF91』以来二十数年ぶりだわ……。
ともかく、一応事細かに詳細を語るつもりは無いのですが、ネタバレ要素はかなり含まれると思うので、それが嫌な人は注意して下さい。
まず、貰えるかどうか分からなかった先着順の特典ですが……、
なんとかミニ色紙はまだあった……。個人的にはほむらが欲しかったけれど、新キャラが居る方が劇場版の特典っぽいので、これで納得するか……。なお、新キャラの声は阿澄佳奈だったけど、いつもよりも抑え気味の演技だったのか、ぼんやり聞いていたら彼女だとは気付かなかったかもってくらい地味だったような気がする。まあ、殆どオマケみたいな扱いだったし、他のレギュラーよりも目立ってしまったら意味が無いので、それで正解だけど。
あと、パンフも買ってみた。実は劇場でパンフを買うのは初めて(アニメイトの通販で『風の谷のナウシカ』のパンフを買った事はあるが。当時は300円だっけか)。
他の地域では売り切れもあったらしいけれど、こちらはまだ初回限定版があった。さすが地方! しかし、最初に現物を見た時は、これがパンフだとは気づかなかったわ(笑)。専用のケースに入っているのかと思ったけど、実際には厚紙と一体化しているのね……。ぶっちゃけ、すげー読みにくいので、コレクターズアイテムのつもりで買った方がいいかも(これが売り切れたら通常版のパンフも出るらしいし)。
で、中にはスタッフ&声優のインタビューや設定画等が載っていますが、総監督とかが普通に「マミさん」ってさん付けで呼んでいるのにはちょっと笑った。もう年下とか関係なく、そう呼んでしまいたくなるキャラなんだな……。
それでは内容の方ですが、冒頭のマナーに関する注意喚起映像に『物語シリーズ』忍野扇が出てきていきなり吹いた。制作会社と中の人(マミさん)繋がりか……。
で、本編なんだけど、序盤は平和ですよね。一応魔法少女の戦闘シーンもあるんだけど、それすらも普通の魔法少女物みたいな感じで殺伐とした物が無いし(でも、変身シーンは普通じゃなかった気がするw)。いずれにしても、テレビ版ではあり得ない平和さなので、逆に切なくなってきて泣けましたよ。それに、まどかママ役の後藤邑子さんの声を病気で休業して以来初めて聞けたのも嬉しい。ようやく復帰を実感出来たわ……。
まあ、平和とは言っても、劇団イヌカレー空間は凄まじかったと思います。テレビ版だとなんだか平面的でアニメ絵の中では違和感もあったのだけど、この劇場版では違和感無く画面にとけ込んでいたからなぁ……(最初は実写のぬいぐるみだとは気付かなかったわ)。この映像美を観るだけでも価値はあると思う。
また、中盤になってくると作品の空気も本来の物に戻り、バトルも激しくなってきます。つか、マミさん強ぇぇぇ!? 油断していないとここまでの物なのか……。この状態の彼女に勝てる魔法少女ってほぼ存在しないんじゃね? まあ、そのマミさんと互角に戦えたほむらも大したものだけど。あと、さやかもかなり強化されていますよねぇ。この映画で一番成長を感じるのはさやかかもしれませんな。ただ、個人的に一番イメージが良くなったのは仁美だったりするんだけどね(枕を殴っているシーンと生首化が可愛いかったw)。
そして終盤の展開ですが、さんざんネタバレを見た上だったので驚きはそれほど無かったのですが、やっぱり凄まじい物がありますなぁ……。で、あのほむらの行動は「まどかの意思を無視ししている」という意見もあるとは思いますが、そもそもテレビ版のオチもまどかはほむらの意思を無視して契約した訳だしお互い様なんじゃないかな……という気はしている。やっぱりほむらとしてはまどかが「人間として」救われていないとベストでは無かったという事なのでしょうなぁ……。
あと、ああしないとQBがまどかを利用しようとするから、他に選択肢は無かったのかもしれませんねぇ……。パンフで脚本の虚淵氏は「所詮宇宙人レベルだから神様には勝てない」というような発言をしていますが、それはたぶん現時点での話であって、将来的にはどうなるかは分かった物じゃないしね……。まどかやほむらだって元々は普通の人間だった事を考えると、QBだって突然進化する事だって無いとは言い切れないし……。
なんにしても、結果的にほむらが大きな闇を背負ってしまったけれど、まどかが概念化してからの彼女の目標って「まどかともう一度逢う」事だったと思うので、そういう意味ではまどかと再会した時点で目的は達しているという気がする。だから、「もう後は自分がどうなってもいいからまどかだけは守る」という覚悟完了の状態で汚い役回りも引き受けちゃったというか……。続編があれはそんなほむらをまどかが助ける方向で動くという展開になりそうだけれど、どうなる事やら……。二人がもうちょっと理解し合えば最適解もあるとは思うのだけどねぇ……。でも、すれ違ったままなら行き着く先は『デビルマン(漫画版)』エンドやな……。
つか、続編があっても年単位で先の話なのかしら……。
じゃ、今日はここまで。
そんな訳で、今日は『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』を観てきたので、それについて語ってみたいと思います。それにしても、なにげに劇場でアニメ映画を観るのって『機動戦士ガンダムF91』以来二十数年ぶりだわ……。
ともかく、一応事細かに詳細を語るつもりは無いのですが、ネタバレ要素はかなり含まれると思うので、それが嫌な人は注意して下さい。
まず、貰えるかどうか分からなかった先着順の特典ですが……、
なんとかミニ色紙はまだあった……。個人的にはほむらが欲しかったけれど、新キャラが居る方が劇場版の特典っぽいので、これで納得するか……。なお、新キャラの声は阿澄佳奈だったけど、いつもよりも抑え気味の演技だったのか、ぼんやり聞いていたら彼女だとは気付かなかったかもってくらい地味だったような気がする。まあ、殆どオマケみたいな扱いだったし、他のレギュラーよりも目立ってしまったら意味が無いので、それで正解だけど。
あと、パンフも買ってみた。実は劇場でパンフを買うのは初めて(アニメイトの通販で『風の谷のナウシカ』のパンフを買った事はあるが。当時は300円だっけか)。
他の地域では売り切れもあったらしいけれど、こちらはまだ初回限定版があった。さすが地方! しかし、最初に現物を見た時は、これがパンフだとは気づかなかったわ(笑)。専用のケースに入っているのかと思ったけど、実際には厚紙と一体化しているのね……。ぶっちゃけ、すげー読みにくいので、コレクターズアイテムのつもりで買った方がいいかも(これが売り切れたら通常版のパンフも出るらしいし)。
で、中にはスタッフ&声優のインタビューや設定画等が載っていますが、総監督とかが普通に「マミさん」ってさん付けで呼んでいるのにはちょっと笑った。もう年下とか関係なく、そう呼んでしまいたくなるキャラなんだな……。
それでは内容の方ですが、冒頭のマナーに関する注意喚起映像に『物語シリーズ』忍野扇が出てきていきなり吹いた。制作会社と中の人(マミさん)繋がりか……。
で、本編なんだけど、序盤は平和ですよね。一応魔法少女の戦闘シーンもあるんだけど、それすらも普通の魔法少女物みたいな感じで殺伐とした物が無いし(でも、変身シーンは普通じゃなかった気がするw)。いずれにしても、テレビ版ではあり得ない平和さなので、逆に切なくなってきて泣けましたよ。それに、まどかママ役の後藤邑子さんの声を病気で休業して以来初めて聞けたのも嬉しい。ようやく復帰を実感出来たわ……。
まあ、平和とは言っても、劇団イヌカレー空間は凄まじかったと思います。テレビ版だとなんだか平面的でアニメ絵の中では違和感もあったのだけど、この劇場版では違和感無く画面にとけ込んでいたからなぁ……(最初は実写のぬいぐるみだとは気付かなかったわ)。この映像美を観るだけでも価値はあると思う。
また、中盤になってくると作品の空気も本来の物に戻り、バトルも激しくなってきます。つか、マミさん強ぇぇぇ!? 油断していないとここまでの物なのか……。この状態の彼女に勝てる魔法少女ってほぼ存在しないんじゃね? まあ、そのマミさんと互角に戦えたほむらも大したものだけど。あと、さやかもかなり強化されていますよねぇ。この映画で一番成長を感じるのはさやかかもしれませんな。ただ、個人的に一番イメージが良くなったのは仁美だったりするんだけどね(枕を殴っているシーンと生首化が可愛いかったw)。
そして終盤の展開ですが、さんざんネタバレを見た上だったので驚きはそれほど無かったのですが、やっぱり凄まじい物がありますなぁ……。で、あのほむらの行動は「まどかの意思を無視ししている」という意見もあるとは思いますが、そもそもテレビ版のオチもまどかはほむらの意思を無視して契約した訳だしお互い様なんじゃないかな……という気はしている。やっぱりほむらとしてはまどかが「人間として」救われていないとベストでは無かったという事なのでしょうなぁ……。
あと、ああしないとQBがまどかを利用しようとするから、他に選択肢は無かったのかもしれませんねぇ……。パンフで脚本の虚淵氏は「所詮宇宙人レベルだから神様には勝てない」というような発言をしていますが、それはたぶん現時点での話であって、将来的にはどうなるかは分かった物じゃないしね……。まどかやほむらだって元々は普通の人間だった事を考えると、QBだって突然進化する事だって無いとは言い切れないし……。
なんにしても、結果的にほむらが大きな闇を背負ってしまったけれど、まどかが概念化してからの彼女の目標って「まどかともう一度逢う」事だったと思うので、そういう意味ではまどかと再会した時点で目的は達しているという気がする。だから、「もう後は自分がどうなってもいいからまどかだけは守る」という覚悟完了の状態で汚い役回りも引き受けちゃったというか……。続編があれはそんなほむらをまどかが助ける方向で動くという展開になりそうだけれど、どうなる事やら……。二人がもうちょっと理解し合えば最適解もあるとは思うのだけどねぇ……。でも、すれ違ったままなら行き着く先は『デビルマン(漫画版)』エンドやな……。
つか、続編があっても年単位で先の話なのかしら……。
じゃ、今日はここまで。