11日から6日間の予定で、キューバの首都ハバナで開かれていた非同盟諸国会議(117カ国・1機構)の首脳会議は17日未明、イランの核開発支持などをうたった総括文書など複数の文書や宣言を採択し、閉幕しました。米ソ両国が自陣営の勢力拡大を図って中立国に接近していたとき、大国に振り回されることなく中立を貫こうとすることから始まった非同盟諸国会議は、1990年代、ソ連崩壊による「冷戦終結」で存在意義が問われた時期もありました。しかし、米国の一国覇権主義の強まりに対峙する形で再び存在感を高める新段階を迎えました。
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