「あしたのジョー」「闘え!ドラゴン」に続き、”みんな戦っているんだ”の思いで選んだシリーズ第3弾。不穏な世の中。まだまだ気を緩めずに・・・。頑張ろうね
「太陽にほえろ!」より刑事たちのテーマの2枚ね。
「ブルース刑事のテーマ」(1983年/ポリドール)
放送後期に登場した又野誠治演じるブルース刑事。初代新人刑事のマカロニを彷彿させるキャラクターがボギー刑事としたら、ブルースは2代目新人刑事のジーパンの再来ともいえます。事実、その風貌や又野の経歴(松田優作と同郷であり、同じ文学座出身)を見据えた上でのキャスティングとのことです。ジーパンよりもさらにアクティブなアクションを展開するブルース。そのイメージをピターッと決めたアップテンポメロディに、爽快な迫力をイメージさせるブラスの多用とコンガのビートが、見ている者、聞いている者にキャラクターの熱さを伝えています カッコいい
ちなみに中古店で手に入れたこのレコードは見本盤。「見本盤/非売品」「8月1日発売」と印字されています。ブルースがドラマに登場したのは同年7月でした。
「マミー刑事のテーマ」「トシさんのテーマ」(1983年/ポリドール)
ブルースよりも早くに登場していたにもかかわらず、テーマ曲が発売されていなかったマミーとトシさん。ブルースと同じ日に発売されています。しかも2人で一枚のレコード(汗) 前年の1982年は刑事たちの殉職~新登場が相次いだので、この時期のテーマ作曲/発売が間に合わなかったとの説があります。
マミー刑事のテーマは、優しい。とにかく優しい。そして温かい。なんたって子持ちの親ですから。母親の愛を感じさせるメロウな曲調に乗っかるシンセサイザーとギターぼ音色が、時には荒ぶる展開のストーリーの中で一時の安らぎを与えてくれます。
トシさんのテーマは、そのホーンセクションの在り方やミディアムテンポによって意外と若々しいイメージが感じられます。スッポンのトシさんと恐れられるベテランキャラとはちょいと離れてしまう気がしますが、地道な捜査は足で稼ぐ・・・といった聞き込みや捜査シーンではよく使用されていましたね。
不穏な現在。みんな地道に、地に足をつけてまだまだ踏ん張って戦っています。その中で少しでもやすらぎを感じる瞬間があったら・・・絶対に忘れないでください。
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