ブルース・リー関連のレコードも何枚もあるのですが、特定の俳優の主演映画にしぼって絞ってリリースされた1枚です。
「映画の4大スーパースター」2枚組(CBSソニー/1976年)
オリジナルのサントラではなく、演奏しているのは「アンサンブル・プチとスクリーンランド・オーケストラ」。CBSソニーの映画音楽は基本的にこのオーケストラが担当していますね。温かみのある音作りをしているように思えて、私は好きですね。
1枚目ーA)スティーブ・マックイーン篇~~タワーリング・インフェルノ、パピヨン、大脱走、華麗なる賭け、荒野の七人、栄光のル・マン、ブリット、ゲッタウェイ
1枚目ーB)アラン・ドロン篇~~ル・ジタン、フリック・ストーリー、ゾロ、ボルサリーノ2、冒険者たち、さらば友よ、地下室のメロディー、太陽がいっぱい
2枚目ーA)シルビア・クリステル篇~~エマニエル夫人、続エマニエル夫人、卒業試験
2枚目ーB)ブルース・リー篇~~燃えよドラゴン、ドラゴン怒りの鉄拳、ドラゴンへの道、ドラゴン危機一発、グリーン・ホーネット
1976年の発売時点では、マックイーンとドロンは既に多くの作品に出演していたので、各映画のメインテーマが収録されていますが、ご存じのようにブルースはすでに他界して新作はありませんし、シルビアも「エマニエル夫人」でブレイクしたばかり。ゆえにこの2人の作品に関する楽曲はメインテーマや愛のテーマなどのサブ・テーマが収録されています。
ブルースとシルビアの写真。どちらも上半身裸・・・は狙いかなぁ? まぁ、ブルースと言ったらこのスタイルだし、シルビアが大ブレイクした「エマニエル夫人」と言えばこのスチールが強く印象に残っていますからね。女性の胸があらわに映っているスチールをジャケットにするなんて、今じゃできないだろうなぁ