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一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

ヴィータアレグリア、嬉しい初勝利

2013-12-23 15:52:40 | 2011年産


ヴィータアレグリア

9/24 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でキャンター調整を行っています。「先週より動かし出して坂路にも入り出したのですが、脚元の様子はいい意味で変わりなく見せていますよ。現在は無理のない程度に坂路2本という調教メニューにしていますし、この調子でじわじわと乗っていって脚元が固まるのを待ちたいです。馬体重は439キロです」(天栄担当者)

10/1 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「引き続き脚元の状態の変化を特に注意しながら動かし出していますが、大きな変化は見られませんよ。右前球節は安定しているのでこの中間より登坂時には15-15くらいのペースで動かし始めたところです。幸い、その調教を課していっても変わりないのでこのまま入念に乗り込んでいければと考えています。すぐの移動ということはもちろんありませんが、年内の復帰が可能になれば理想的と目標を掲げながら進めていきます」(天栄担当者)

10/8 NF天栄

軽めの調整を行いました。「経過を見ながら動かしてきて坂路に入った際も15-15近くを課していました。これまでは順調で、今朝も少し濃い目のところを行こうと考えていたのですが、乗る前に確認したところ球節がいくらかポーっとしたので無理はしませんでした。過度な負担はかけないようにしていますが、このように症状が小さくても出しているので落ち着くまでは焦らずに見て、再び元の調教に戻すタイミングを図っていければと思っています」(天栄担当者)

10/15 NF天栄

トレッドミル調整と坂路で軽めのキャンター調整を行っています。「先週は少し球節に疲れが出ていたので軽めの調整に留めましたが、楽をさせたことが良かったのか少しずつ良く見せるようになっていました。そのため、この中間は坂路での調教を再開し、日によっては坂路2本を取り入れてその2本目にハロン16秒くらいまで乗るようにしています。まだ脚元がしっかりしきれていないため疲れが出やすいのでしょうし、今後も馬の状態に合わせて無理のないように進めていきたいですね」(天栄担当者)

10/22 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行っています。「球節の具合を見ながらの調整を引き続き行っていますが、今のところはいい意味で変わりがありません。そのことから登坂時のキャンターペースを少しだけあげてだいたい16秒から17秒くらいで動かしていますよ。まだ経過観察の範囲を出ていませんが、慌てずに馬に合わせて乗っていきたいと思っています」(天栄担当者)

10/29 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「脚元の変化を特に気を付けながら調整していますが、最近はいい意味で変わりなく来ていますし、比較的安定していると言えるかもしれません。それなので、段階を経て調教を進めてきています。ハロンペースで言うと先週は16~17秒にしていましたが、今週からは15~16秒くらいで動かすようにしていますからね。今後はさらに15-15から速いところを行い、帰厩へつなげていけるようにしたいと考えています」(天栄担当者)

11/5 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「体調自体は問題なく来ていますし、調教もそれなりに行えていますよ。不安が出た球節部分の状態はというと骨折云々による影響はそれほどなさそうなものの、軽く捻ったかいくらか不安定に見える部分も多少なりともあります。そのあたりは先日来場して見ていかれた高柳調教師も把握されていますよ。まだ乗り込み量としても足りないかなという印象がありますし、しばらくはじっくり馬に合わせて乗り込んでいくつもりでいます。馬体重は458キロです」(天栄担当者)

11/13 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「今週も脚元の状態を見ながら進めていますが、大きな問題はなそうですね。この中間に見せた不安定なところはやはり一過性のものだったのでしょう。もちろん前走時に少し傷めていたのは確かですから、今後も気を付けて接していかなければいけないと思っています。調教は本格的に15-15をベースにしたところも行い始めましたから、この調子で進めていければ12月くらいには具体的なことを相談していけるかもしれませんね」(天栄担当者)

11/19 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「坂路で速めのところも引き続き乗るようにしていますが、脚元に疲れが出てくることはないですし、この馬なりに順調に進められていると思います。今後の動き、体調次第なのでまだ流動的なのですが、少しずついい方向を向いてきているのは確かなので、この調子で移動を考えていけるようにしたいですね」(天栄担当者)

11/26 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「ここまで順調に来ていますね。脚元の不安定さが見られる時もありましたが軽く捻ったのもあったのでしょう。球節の不安がここにきてさらにぶり返すようなことはありません。屈曲した際にまったく反応がないかと言われればウソになるかもしれませんが、硬めな馬でもありますので、気を付けながら調整をしていきました。調教の過程からそろそろ移動を検討できるタイミングになってきたかなと思え、調教師とも相談したところ、近々の移動を予定しているとのことでした。早ければ明日明後日あたりの移動となるかもしれませんし、検疫次第ではいくらかスライドする可能性もありますが、近いうちの移動になるのは確かでしょうから体調を整えていきたいと思います。馬体重は466キロです」(天栄担当者)

11/27 高柳厩舎

27日に美浦トレセンへ帰厩しました。「中間天栄へ見に行った際はまだ万全ではないように感じたのでもう少し様子を見ながら乗り込んでほしいと厩舎長に伝えたのですが、その後もいい意味で変わらず乗り込めていました。そのことからこのタイミングで一度入厩をさせていただき、手元でも様子を見ながら進めていくことにしました。まだ球節などはしっかりしきれていないところがあるように感じるので、今後の変化には慎重に接していきたいと思います。よろしくお願いいたします」(高柳師)

12/5 高柳厩舎

4日は軽めの調整を行いました。5日は美浦南Wコースで追い切りました(52秒9-39秒3-13秒2)。「先週帰厩させていただき、脚元を含めて様子を見ながら動かしてきていますが、今のところ問題ないですね。もちろん気を付けながら以後の調整にあたっていきます。濃いところは今週からスタートしているようなもので、今朝は角馬場で入念に動かした後にウッドチップコースへ入れて追い切りをかけています。実際はそこまでびっしり長めから動かしたものではないのですが、半マイル重点で整えました。動きはというとちょっと前がかった形で、トモをもっと上手に使える走りにしていきたいと思えるものでしたね。そういう状況ですのでまだどのくらいと具体的なことは決められませんが、順調にピッチを上げていければ自ずと見えてくるでしょう。あと、左の肩の硬さも気になるところですし、スクミの気もある馬なので、そういった点も気を付けながら接していきます」(高柳師)

12/11 高柳厩舎

11日は美浦南Wコースで追い切りました(53秒1-39秒0-13秒0)。「先週の追い切り後にクタッとなったりすることもありませんでしたし、順当に良化してきているように感じますよ。今週は今朝追い切りを行うことにしたのですが、角馬場でじっくり乗った後にウッドチップコースで動かしました。2頭併せで先行して終い並べてどれだけ頑張れるかというのを求めた内容だったのですが、やや遅れました。相手が3歳500万下クラスと格上で、稽古駆けする馬なので遅れは仕方ない部分もあると思いますし、来られた時の反応は悪くなく、粘りを見せてくれていましたので、むしろ印象は良かったですよ。今日の感じならば最短で来週の競馬を考えてもいいかもしれないと思えました。週末、来週と動かしていってもしかしたら変わる可能性もゼロではありませんが、大丈夫そうならば最終日の1800mをメインに考えたいと思います」(高柳師)今のところ23日の中山競馬(2歳未勝利・芝1800m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。

12/19  高柳厩舎

18日は軽めの調整を行いました。19日は美浦南Wコースで追い切りました(54秒5-39秒8-13秒1)。「レースを月曜日に設定しましたので追い切りは木曜日以降にしようと思っていました。水曜日の時点で木曜日の予報があまり思わしくないものだったので、極端にひどいコンディションになるようならば木曜日に投票を済ませて金曜日に追い切ることも考えていましたが、今朝の状況は雨だったもののまずまずだったため予定通り木曜追いにしています。2頭併せで前を見ながら進めて終いを伸ばすようにしました。隼人が乗っていたのですが、反応を見せていたし、感じとしては悪くなかったと思いますよ。強いて課題を挙げるならば、手前の変えるタイミングがまだしっかりしていなかったり、コーナーで逆手前になっているという点です。先週末に僕が自分で跨った時もそうだったのですが、それは苦しいというようなものではなくて体の緩さから来るものだと思いますから、大きな心配は要らないでしょう。体に関して言うと今週時点で450キロを切る程度。スクミがちな馬なので食べさせ過ぎてしまうとスクミが出てしまうリスクが高まってしまいます。レース当日の体重が前走とさほど変わらない、もしくはちょっと減っているというのは、必要なエネルギーを与えつつも内容を変えるなどコントロールしている、いわば意図的な部分が大きく、そう心配されなくても大丈夫なのではないかと思います。初戦へ向かう時に比べると成長はしているし、良い手応えもありますが、まだまだこれからというのが本音なので、使いつついいほうへ良くしていきたいですね」(高柳師)23日の中山競馬(2歳未勝利・芝1800m)に吉田隼騎手で出走いたします。

12/23  高柳厩舎

23日の中山競馬では優勝。「ありがとうございます。それにしても切れましたね。このコース形態だし、位置取りが重要と思っていましたからスタートに気をつかっていましたが、隣の馬が煩くておどかされてしまって重心がやや後ろになった体勢でスタートを切られてしまいました。そのためちょっと遅れてしまったのですが、二の脚が速くてスッといい位置につけられたのが大きかったですね。道中いくらか力みはあって頭を高くして走るところこそありましたが、折り合いは問題なくつけられましたし、いい格好で立ち回れました。追われてからもしっかりしていていい脚でしたね。緩さがある馬ですが、極端なものでもないし、力をつけていけばこれからも楽しみですね」(吉田隼騎手)「ありがとうございました。直前のゲート練習では出ないことはないけれど緩さがあるので、なんとかうまく立ち回ってくれればと感じていました。具合はいいし、脚元の不安も感じさせない。馬体重は前走と同じくらいかなと思っていたなか少しだけ減りましたがガレたような体つきでもないし、コンディション面で大きな不安なくレースへ向かうことができました。正直にいうとまだしっかりはしきれてないから使いつつかなとは感じていましたが、初戦といい今回といい、こちらの思惑以上に頑張ってくれるし、えらい馬です。ゲートでちょっとうるさくなるなどしていましたし、脚元を含めた馬体面の変化もしっかり確認していってから今後のことを考えていければと考えています」(高柳師)前走後は脚元に不安が出て休養を余儀なくされましたが、ここで焦らなかったことが良かったのかもしれません。体は大きく変わりなかったものの気配も上向き順調に調整を進められて復帰戦へ向かえました。まだまだ非力な面はありますからこれからですし、大事に育てていければと考えていますし、今後についても状態をよく見てから判断していきます。



-WORK-OUT TIME-
13/12/1(日) 助手 美坂路・良 (2回)56.4 - 41.4 - 27.0 - 12.9 馬なり余力(-)
13/12/4(水) 助手 美坂路・良 61.9 - 45.8 - 30.8 - 14.8 馬なり余力(-)
13/12/5(木) 菅原 美南W・良 52.9 - 39.3 - 13.2
ファンシーミューズ(新)強めの外1.6秒先行0.3秒遅れ 馬なり余力(6)
13/12/8(日) 助手 美坂路・良 56.8 - 42.2 - 26.8 - 12.9 馬なり余力(-)
13/12/11(水) 助手 美南W・良 53.1 - 39.0 - 13.0
サクラピクトワール(古500万)末一杯の外0.9秒先行0.2秒遅れ 一杯に追う(8)
13/12/19(木) 吉田隼 美南W・稍重 54.5 - 39.8 - 13.1
アマアマ(二未勝)強めの内0.4秒追走同入 強めに追う(7)

-RACE RESULTS-
13/12/23 中山 混) 2歳未勝利 晴 良 芝1800M 3R 1枠2番 16頭11人気 1着 吉田隼54KG 1:52.1(0.2) 上り35.9 444KG

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今シーズン最後の出走は驚きの勝利でした!

スタートはあまりよくありませんでしたが、その後はいい位置で競馬しているなぁと見ていたら、あれよあれよと直線で切れて快勝!

陣営もあまり強気ではなかったので、馬券も買わずに少しでも上位に来てくれることを願いながら見ていましたので驚きました。

おそらく骨折での休養が良い成長になったのでしょう。
吉田隼人騎手もうまく乗ってくれました。

未出走に終わった母の無念をこんなに早く晴らしてくれるとは、本当に嬉しい勝利でした。
母のカクタさんも喜んでいることでしょう。


2013/12/23

ゴーストペッパー、後へ後へ

2013-12-23 15:30:20 | 2011年産
ゴーストペッパー

10/30  山元TC

周回コースと坂路でハロン15~17秒のキャンター調整を行っています。「引き続き周回と坂路を併用しながらしっかり乗り込んでいて体力構築を狙って調整しています。動き自体は決して悪い馬ではないのですが、まだ走り方を知らないような感じでこちらがフォローしてあげないといけない部分はありますね。それなのでハミをしっかりと取れるように工夫するようにしているんです。うまく導いてあげるとこちらの調教レベルでは問題なく走れていますので、継続してしっかり動かしていってよりいい状態、よりいい走りにしていければと思っています」(山元担当者)

11/5  山元TC

周回コースでハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整も取り入れています。「徐々に進めてきているのですが、ハミの取り方などを工夫しつつ安定してきた印象でしたので、少しずつペースも上げて負荷を強めてきています。先週までは坂路のみという日が多かったのですが、今朝はコース調教を行った後に坂路へ入って動かしてみました。まだ動きに余裕がほしいと思えますが、入場時に比べるとしっかりしてきている印象を受けますよ。来た時が467キロだったのが今週計測したところ488キロ。それなりに負荷をかけてきて増加しているのは実が入ってきている表れのような気もしますし、この調子で進めていきたいですね」(山元担当者)

11/12  山元TC

坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては13~15秒のキャンターも取り入れています。「先週あたりからピッチを上げ出しましたが、その後も順調に来ています。変にうるさくなってみたり、苦しくなったりとしていませんしね。1週間前は周回コースを乗った後に坂路へ入ってちょっと強いところを行うという内容でしたが、今朝は坂路だけにして1本目を2ハロン31秒くらい、2本目を26秒くらいで動かしてみました。バタバタになるわけではないので前よりいくらか良くなったかなという印象はありますが、万全とは言いにくい状況。それでもこの馬なりにはいい流れになってきているのは確かだと思うので、この調子でトレーニングを重ねていきたいですね」(山元担当者)

11/20 杉浦厩舎

20日に美浦トレセンへ帰厩しました。「これまでじっくり乗り込んできてだいぶ形にはなってきました。決して走らない馬というわけではないと思うんですよ。今は人の助けが必要で、人と馬とがコンタクトをしっかり取ってハミを取って動かしてあげれば少なくとも初戦のような走れない馬ではないと思うんです。そうでないとトモが入ってこず後肢を使えずにバラバラなフォームになってしまうかもしれませんから、その点は厩舎にも伝えてバトンタッチしたいと思っています。姿かたちはお父さんのデュランダルそっくり。見間違っても不思議でないほど似ている馬なんですよ。お父さんは本当に扱うのが大変だったくらい難しい馬でしたが、そういった部類の難しさはないですし、何とか走りも近づいてくれると嬉しいですね」(山元担当者)

11/27 杉浦厩舎

27日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒4-54秒3-40秒4-14秒0)。「先週帰ってきて様子を見ながら動かし出しました。初日は北馬場でじっくり乗ったのですが、落ち着いて調教できていたし悪くなかったですね。ただ、馬が比較的多い南の馬場に行くと相変わらず鳴いたりバタバタしたりと幼さが見られます。精神面では大きく変わった印象はありませんが、体力面は多少なりともついてきているのかなという感じでしょうか。やはりこのあたりは経験とともに慣らしていくほかありませんから、追い込みすぎないようにしつつ態勢を整えて競馬へ向かっていくようにしてあげたいと思っています。今朝の追い切りはオープン馬と併せて経験を養うようにしましたが、悪くはなかったかなという印象でした。このあとも週末、来週と強めを、ほかはじっくり乗り込むことで下地を作って最短で来週の競馬を考えていけるようにしたいと思っています」(杉浦師)状態次第でスライドする可能性もありますが、今のところは12月7日の中山競馬(2歳未勝利・芝1600m)か8日の中山競馬(2歳未勝利・芝1800m)あたりの出走を目標にしています。

12/5 杉浦厩舎

4日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒9-53秒5-38秒8-13秒5)。5日は軽めの調整を行いました。「引き続き調整内容にメリハリをつけながら乗り込み、仕上げを進めています。先週はオープン馬と併せる形を採りましたが、今週は同じ2歳馬同士でペアを組んでウッドチップコースで併せ馬を行いました。長めから動かして最後までしっかり動かすようにしましたが、脚取りは悪くなかったですね。まだ幼さが随所にあるため一変するとは言いにくいところはありますから一つ一つ経験を積み重ねていって成長を促していければと思っていますし、コンディションは悪くないと思えるため今週の競馬へ向かいます。G1レースの裏ということで万が一メンバーが手薄になればという思惑もあったのですが、土日ともに大きくは変わらない状況だったため距離を重視して土曜日のマイル戦へ江田で向かうことにしました」(杉浦師)7日の中山競馬(2歳未勝利・芝1600m)に江田照騎手で出走いたします。

12/7 杉浦厩舎

7日の中山競馬では外枠スタートだったこともあり後方から進む。鞍上に促されながらの追走になり、直線へ向かうが伸びきれずに15着。「前回は跨がっていたわけではないので初戦との比較はしづらいですが、気持ちが走る方へ向ききれていないのは確かなのかもしれません。ハミをかけて支えてあげないといけないし、鼓舞しながら進めないと下がってしまいそうになる。走りのバランスがひと息ですし、もう少し気持ちも動きもリンクして前に前にという形を持っていければ違うのでしょうが・・・。まだ余裕もないのでしょうから、少しずつ変わってきてくれればと思います」(江田照騎手)「稽古の感触が初戦へ向かう時よりいくらか良くなっていたのは確かでしたから前進を見せてほしいと思っていました。江田に乗ってもらってしっかり動かしてもらえればまた違うかなとも思えたのですが、前回より良くなっていたのは間違いないと思うんです。ただし、そうはいっても良いと言い切れるわけではありません。体力的なこともまだ頼りないと言わざるを得ない面はあるでしょうが、何より気持ちが走ることに向ききれず走りがバラバラになってしまいます。余裕がないのでしょうし、ひとつひとつを経験させながらプラスに変えていくしかないと思うんです。本来ならば続けて使っていきたいところですが、追い詰めすぎてさらに苦しくさせると走る気持ちをつくっていくことも難しくなりますし、出走間隔のことを考えてもダラダラさせるよりはメリハリをつけつつ使っていく形を取った方がいいように思います。もちろんレース後の状態を見てからになりますが、再度じっくり乗り込んでいき頃合いを見てまた競馬へ向かっていく形を取っていければと考えています」(杉浦師)初戦は前半から追走に苦労するほどで何もできないまま終わってしまったような印象のレースでしたが、今回はまだ前半の行きっぷりには良化が見られたような気はします。ただし、いい走りができるようになったとはいいがたいところもありますし、馬の心身の余裕を少しでも作っていけるように適度な間隔で競馬を使っていき、経験を養っていかなければいけないでしょう。年末年始の出馬状況は2場開催になることで混み合うことも予想されますし、リフレッシュを図ってから再度競馬へ向かう形を取りたいと考えているので、今のところはいったん放牧に出してまたレースへ向かっていく方針を持っています。

12/11 山元TC

10日に山元トレセンへ放牧に出ました。「なかなか思うように前進させてあげられなくて申し訳ありません。稽古の感触で言えばここまでの結果になるような馬ではないのですが、どうしても気持ちの部分に影響されてしまいます。精神的な弱さというか、周りに影響されやすいタイプなのでしょうか。調教でも馬が多いところだと鳴いたりするところは変わらず見られますし、若いうちはへこませすぎないように配慮しながら適度にレースを経験させて成長を待つ形を取らないといけないのかもしれません。馬体に大きな異常はありませんでしたので放牧に出させていただいた山元でじっくり乗り込んでもらって、いいときにまた競馬へ向かっていけるようにしたいと思います」(杉浦師)

12/18 山元TC

周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週は帰ってきたばかりでしたので楽をさせていましたが、脚元に問題が発生したわけではなかったですし、調整の再開はスムーズに行えています。まだパンとし切れておらず、筋肉もガチガチになるというより緩さもあるような状況ですし、中身もしっかりしきれていない印象を受けますから、これからかなという気はしています。様子を見ながら坂路も入れてまた競馬へ向かっていけるように乗り込んでいきます」(山元担当者)

-WORK-OUT TIME-
13/11/27(水) 助手 美南W・良 69.4 - 54.3 - 40.4 - 14.0
サムソンズプライド(古オープン)馬なりの内0.1秒遅れ 強めに追う(8)
13/12/4(水) 助手 美南W・良 68.9 - 53.5 - 38.8 - 13.5
ヒラボクマキシム(二未勝)馬なりの外同入 強めに追う(8)

-RACE RESULTS-
13/12/7 中山 混) 2歳未勝利 晴良 芝1600M 3R 8枠15番 16頭15人気 15着 江田照55KG 1:38.8(2.9) 上り37.2 482KG

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2戦目も前進なし。
競争馬は能力も大事ですが、やはり走る気持ちが大切ですね。


2013/12/07

ディアデルレイ、葉牡丹賞2着

2013-12-23 15:25:32 | 2011年産
ディアデルレイ

10/29 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒を取り入れています。30日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。「これまで15-15かそれ以上の調教も交えつつ乗ってきましたが、順調に来ているのは確かですよ。今後予定の変更があるかどうかはわかりませんが、前走後は暮れの中山開催を目指していければ理想的と聞いていましたし、それに向けて明日トレセンへ送り出すことになりました。もっと良くなるのはまだ先かもしれませんが、前走以上のパフォーマンスを見せてくれることに期待したいですね」(天栄担当者)

10/30 牧厩舎

30日に美浦トレセンへ帰厩しました。「天栄での調整も至って順調でしたし、このタイミングで入れさせていただきました。いちおうの目標として葉牡丹賞を考えていますから約1ヶ月間かけて調整をしていこうと考えています。もちろんそのなかで感じる部分もあるでしょうし、仕上がり如何では変更することも頭に入れて柔軟に考えていきますが、デビュー戦のようにまたいい走りができるようにしていきたいです。よろしくお願いいたします」(牧師)

11/6 牧厩舎

6日は美浦南Wコースで追い切りました(65秒9-51秒1-37秒5-13秒0)。「先週帰厩させていただいてからじわじわと動かしてきていますが感じはいいですね。一度使った分、天栄でも行きっぷりが良化していたと聞いていましたが、こちらに戻ってきてからの感触も悪くありませんよ。今朝は2頭併せの追い切り。相手を見ながら終いを少し伸ばすようなイメージで動かしていますが、グンとギアが変わっていくような走りではありませんでした。ややワンペースな走りなのは今も変わらないのですが行きっぷり自体は良化しているように感じます。今朝はまだ馬なり程度なので徐々に負荷を高めていって問題なければ中山開幕週を目指していきます」(牧師)30日の中山競馬(葉牡丹賞・芝2000m)に出走を予定しています。

11/13 牧厩舎

13日は美浦南Wコースで追い切りました(71秒7-55秒1-40秒1-13秒1)。「順調に来ていますね。先週はある新聞社の時計が速くなっていましたが、見た目も乗り手の感触としても数字で表せば大体70-40をちょっと切るくらいだったかなと思うものでした。ただ、動きは良かったので、マイナスにとらえる必要はないと思いますよ。引き続き今週もコースで動かして負荷をかけました。3頭併せで終いを伸ばすようにしながらも体を並べてしっかり競る形。まずまずかなと思える走りでしたし、良さは伝わってきます。前走から大きく変わったとは言わないまでも良くなっているのは確かなので、レースでもいい走りができるようにしていきたいです」(牧師)30日の中山競馬(葉牡丹賞・芝2000m)に出走を予定しています。

11/20 牧厩舎

20日は美浦南Wコースで追い切りました(85秒7-69秒3-54秒4-39秒9-13秒3)。「今朝はウッドチップコースで3頭併せの真ん中に入れて追い切りました。先週同様に70-40を切るくらいのイメージですが、跨っていた田辺からもこの馬なりに動けていたと聞いていますし、実際に外から動きを見ていても悪くない感触は掴めましたよ。前走から少し間が空きますから追い切り前には坂路を軽く上がってゲートの確認に行ったのですが、中でちょっとうるさくなっていましたし、来週も確認はしておこうかなと考えています。ゲートなどの様子から少しカッカするところが見られますからね。調教での行きっぷりは少しずつ良く見せるようになっていますし、引き続きしっかりと調整していい結果につなげられるようにしたいと思います。今朝の調教でも跨ってもらったのですが、デビュー戦で乗ってくれた戸崎は来週ワールドスーパージョッキーシリーズで阪神に行くことになりましたし、今回は終いまでしっかりと競馬をしてくれる田辺で向かいます」(牧師)30日の中山競馬(葉牡丹賞・芝2000m)に田辺騎手で出走を予定しています。

11/24 牧厩舎

30日の中山競馬(葉牡丹賞・芝2000m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート18頭のところ、本馬を含めて16頭の登録があります。

11/27 牧厩舎

27日は美浦南Wコースで追い切りました(71秒0-55秒1-40秒6-13秒1)。「ここまで順調に来ていますね。今週の葉牡丹賞を目標に早めに戻させていただいてじっくり乗り込んできました。デビュー戦へ向かう時はモコモコした感じがありましたが、動き、体つきともに今回はいい意味でシュッとなってきましたよ。先週落馬した田辺は問題ないということで今朝の追い切りにも乗ってもらいました。その内容はというと、相手を見てじわっと進めて終いだけスッと伸ばし鼻づらを並べてくるような形で、理想よりは若干遅かったものの動きとしては問題ないものでしたから大丈夫でしょう。デビュー戦はラッキーな部分も正直ありましたが、経験値として考えても使った上積みは感じられますし、今回どれだけやってくれるかでしょうね。先々を考えるとじわっと進める形のほうがいいかなと思えますが、そのときの流れもあるので、託したいと思っています」(牧師)30日の中山競馬(葉牡丹賞・芝2000m)に田辺騎手で出走を予定しています。

11/28 牧厩舎

30日の中山競馬(葉牡丹賞・芝2000m)に田辺騎手で出走いたします。

11/30 牧厩舎

30日の中山競馬ではスタートで勢いが付かず後方からに。直線では終いにかけて脚を使ったが2着まで。「練習の時ほどではなかったのですが、ゲート中で前掻きをしていました。その影響もあったのか出がゆっくりになってしまいましたし、前走と比べてだいぶ流れが違ったこともあり前半にモコモコしていました。気持ちを切り換えて終いにかけましたが、直線はけっこういい脚を使ってくれたと思います。勝ち馬とは立ち回りの差もあって詰め切れませんでしたが、3着馬はしっかりと交わしてくれましたからね。一番いい結果を出せず申し訳ございませんが、今日が実質的なデビュー戦と言っても過言ではないですし、経験を積みつつさらに良くなってほしいですね」(田辺騎手)「直線で脚を使っているし、もう少しいい位置から運べれば良かったのですが…。田辺と話をしたり、パトロールを見直したりしてみると、前半に少し戸惑っているようなところがありましたね。おそらく前回の競馬がある意味調教のようなペースだったこと、そして今回は上のクラスでしっかりと競馬という形になったことでそういった面が見られたのかもしれません。結果を考えると満足とは言えませんが、それでも決して悪い走りをしているわけではないですし、経験を積んでいけばまたいい方向に変わってくれると思います。この後は心身のダメージを見ながらどうするか考えさせてください」(牧師)直線で勝ち馬との差はありましたが、それでも後方からいい脚で追い込んできてくれましたし、流れ次第でまた違ったはずです。この後はレース後の状態次第で続戦するか、放牧を挟んで次を考えるか決めていきます。

12/4 NF天栄

3日にNF天栄へ放牧に出ました。「先週は思わず“とりこぼしてしまった・・・”と口にしてしまうほど悔しいレースになりました。経験の浅い2歳馬にはあり得ることですから致し方ないところではありますが悔しいですよね。ただし、力があること、そして初戦から良くなっていることを改めて感じさせてくれましたから、何とか次は結果を出したいところです。レース後の状態はというとそこまで変わりはありませんでした。ただ、葉牡丹賞に向けてしっかり仕上げていたこともありますし、悔しさついでにもう一回というのはあまりいい傾向にはならないでしょうから、いったん放牧に出させていただきました。問題ないようならば年内に戻すことも考えていますし、そうなるならば年明けの中山開催の中距離戦を考えたいと思っています」(牧師)

12/10 NF天栄

トレッドミル調整を行い、日によっては周回コースで軽めのキャンター調整を取り入れています。「帰ってきてからの様子を見て疲れを取るように動かして少しずつペースも上げていこうとしているところです。現在は乗りも取り入れ始め、周回コースに入ってキャンターで軽めに走らせていますよ。いくらか硬いかなという印象はあるのですが、これから動かしていってどう変化してくるかでしょう。おそらく中山開催を目指すことになるでしょうから、具体的なことを考えていけるようにコンディションを少しでも整えていければと思っています」(天栄担当者)

12/18 牧厩舎

17日に美浦トレセンへ帰厩しました。18日は軽めの調整を行いました。「前走後の状態はいい意味で変わりないようでしたので、このタイミングで帰厩させていただくことにしました。年末くらいでも良かったのですが、検疫が来週で最後になるため混み合って満足いくタイミングで受け入れることができなくなる恐れもあったので今週早々に入れさせていただきました。今朝は角馬場を使ってじっくり動かしました。様子を見ながらじわじわと動かしていって1回中山開催の競馬を考えていければと思っているところです」(牧師)「いい意味で変わりなく調整できていましたし、体調自体も安定しています。次走は年が明けてからということになり、調教師と相談のうえ今週送り出すことになりました。当初は来週でもという考えを持っていたのですが、来週が今年最後の検疫になるため混雑することが予想されます。それならば早めに入れたほうが対応しやすいだろうということになってこのタイミングになりました。前走は悔しい負けでしたし、何とかいい競馬を見せてほしいですね」(天栄担当者)

-WORK-OUT TIME-
13/11/6(水) 助手 美南W・良 65.9 - 51.1 - 37.5 - 13.0
ヤンキーソヴリン(古500万)馬なりの内0.6秒追走同入 馬なり余力(7)
13/11/13(水) 助手 美南W・良 71.7 - 55.1 - 40.1 - 13.1
キネオペガサス(新)強めの内0.4秒先行0.1秒遅れ 馬なり余力(6)
13/11/20(水) 田辺 美南W・良 85.7 - 69.3 - 54.4 - 39.9 - 13.3
アンジェラスベル(古500万)馬なりの外0.4秒追走同入 馬なり余力(7)
13/11/27(水) 田辺 美南W・良 71.0 - 55.1 - 40.6 - 13.1
ベイビーイッツユー(古500万)馬なりの外0.4秒追走同入 馬なり余力(7)

-RACE RESULTS-
13/11/30 中山 混) 葉牡丹賞 晴良 芝2000M 9R 3枠6番 16頭5人気 2着 田辺55KG 2:01.2(0.4) 上り35.6 498KG

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デビュー勝ちはしてくれましたが、内容的にも昇級していきなり通用するかどうかは不安でしたが、最低限の結果は出してくれました。
時計も大幅に詰めてくれましたし、レポート通りこれがデビュー戦のようなものでしょう。
レース後は確実に良くなっていくはずなので、次はさらに良い結果を期待したいところです。


2013/11/30

ケイティーズスター10着

2013-11-17 19:13:12 | 2011年産
ケイティーズスター

7/23 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「この中間もトレッドミルを中心に軽い調教で体を動かしています。無理はさせていないのですが、まだ競馬から10キロ程度しか馬体が増えていませんし、体調も万全とは言えないのでしょう。もうしばらくは状態を見ながら軽く動かしていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

7/30 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「先週に引き続き、トレッドミルを中心に軽く体を動かしています。馬体の増え方を見ても胃の状態など本物ではないのでしょうし、適宜投薬をしながら進めていますが、ここにきて馬体は回復傾向にあります。このあとも体調を見ながら焦らず続けていきます。馬体重は437キロです」(NFしがらき担当者)

8/6 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「この中間もトレッドミルで軽く体を動かしています。馬体は徐々に回復してきていますし、順調に良化していると言っていいでしょう。ただ、体力のつききっていない2歳馬ですから、本格的な乗り出しはもう少し涼しくなってからにしたいと考えています」(NFしがらき担当者)

8/13 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「先週に引き続き、トレッドミルを中心にした調教を行っています。だいぶ落ち着きが出てきてカイバ喰いも良くなってきましたし、それにつれて馬体もふっくらしてきました。帰厩はもう少し先になりますから、しばらくは無理せずにゆったりと進めていきます」(NFしがらき担当者)

8/20 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「この中間もトレッドミル中心の調教を行っています。だいぶ馬体はふっくらしてきて、気配は上向いてきています。ただ、まだ毛ヅヤなどがこの時期としてはもうひとつですし、軽く動かしていい汗をかきつつ、内面からの良化を促していきたいと思います」(NFしがらき担当者)

8/27 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「先週に引き続きトレッドミル中心に体を動かしています。一番暑い時期に無理をさせなかったことで、内臓面がだいぶ良化してきたようで、毛ヅヤを良く見せるようになってきました。9月からは騎乗調教を交えて進めていきたいと思います。馬体重は450キロです」(NFしがらき担当者)

9/3 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「この中間もトレッドミルを中心にじっくりと体を動かしています。トレッドミルのペースは少しずつ上げてきていますし、このまま調教内容は強化していきます。だいぶ馬体は良くなってきていますので、このまま負荷を強めて馬体の張りを戻していきます。適宜騎乗調教も並行して行っていきます」(NFしがらき担当者)

9/10 NFしがらき

軽めの調整を行っています。「先週に引き続きトレッドミル中心にじっくりと動かしています。トレッドミルのペースは一番速いところまで上げてきていますし、そろそろ騎乗調教も取り入れていきたいですね。毛ヅヤの良さが目立ってきて良化は明らかですから、順調に進めていけると思います」(NFしがらき担当者)

9/18 NFしがらき

周回コースで軽めの調整を行っています。「この中間もトレッドミルを中心に動かしていますが、先週末からは騎乗調教も取り入れてゆっくりとしたキャンターを行うようにしています。馬体の雰囲気はとてもいいですし、ここから徐々に騎乗調教中心のメニューに移行して帰厩に備えていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

9/24 NFしがらき

周回コースで軽めの調整を行っています。「先週に引き続き、トレッドミルと周回コースでの騎乗調教を並行して行っています。馬体は非常に良くなっていますが、乗っていくと我慢が利かないところがあるので、精神面の落ち着きを見ながらペースを上げていきたいと思います。馬体重は471キロです」(NFしがらき担当者)

10/1 NFしがらき

周回コースで軽めの調整を行っています。「この中間もトレッドミルと周回コースでの騎乗調教を並行して行っています。馬体に関しては放牧当初に比べて本当に良くなっていますから、騎乗調教メインに切り替えていってもいいでしょう。ただ、気持ちが入りやすいタイプなので、そのあたりには十分気をつけていきます」(NFしがらき担当者)

10/8 NFしがらき

周回コースで軽めの調整を行っています。「先週に引き続き、フラットワークとトレッドミルを並行して行ってしっかりと体を動かすようにしています。体つきはふっくらしていてかなりいい成長を感じていますし、今のところテンションが上がりすぎるようなこともないですね。このあともリラックスして調教に取り組めるよう心掛けていきます」(NFしがらき担当者)

10/15 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間はトレッドミルとフラットワークに加え、坂路での調教も開始しました。体つきがかなり良くなっていますので、ここからは強めの調教もしっかりとやっていけそうですよ。乗り出しても特にテンションが高くなることもなく、いい精神状態をキープしています」(NFしがらき担当者)

10/22 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週に引き続き坂路での騎乗調教を中心にしっかりと乗り込んでいます。乗り出してからも特に気になるところはなく、順調に進めることができていますね。角田調教師からは11月に入ってからの帰厩を考えていると聞いていますので、そこに向けて徐々にペースを上げていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

10/29 NFしがらき

周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路で15-15に近いところも取り入れて調整を進めています。馬体はふっくらしていて引き続きいいですし、動きも軽快です。ちょっと気性的に難しいところはありますが、調教ではよく我慢できていて集中力がありますよ。早ければ今週中にも帰厩という話が出ていますので、こちらもそのつもりでしっかり調整します。馬体重は478キロです」(NFしがらき担当者)

10/31 角田厩舎

31日に栗東トレセンへ帰厩しました。

11/6 角田厩舎

6日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで併せて追い切りました。相手を追走していった分前半の時計が速くなり、最後は13秒1とややかかりましたが、全体は81秒台と上々でした。カイバもよく食べてくれていますが、元々細くなりやすいタイプなので、念のため胃腸薬は投与しています。仕上がりには手間取らないタイプですし、あまり本数をこなしてイライラしても良くありませんから、調教で息だけしっかりと造っていき、来週のマイル戦か、4週目の1400m戦のいずれかという感じで考えています」(角田師)16日の京都競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)もしくは23日の京都競馬(2歳未勝利・芝1400m)に出走を予定しています。

11/13 角田厩舎

13日は栗東坂路で追い切りました(56秒6-41秒4-27秒2-13秒9)。「先週コースでやって息遣いは良くなっていますし、あまりビシビシ乗り込みたくないタイプなので、今週使って行くつもりです。今朝は坂路で追い切りましたが、馬場がかなり重かったので、軽い走りをするこの馬には厳しかったようで、終いはちょっと時計がかかってしまいましたが、しっかり強めに追えたのは良かったと思います。カイバもなんとか食べてくれていますし、精神面もフレッシュな状態ですから、休み明けでもいい競馬を期待しています」(角田師)16日の京都競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)にルメール騎手で出走を予定しています。

11/14 角田厩舎

16日の京都競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)にルメール騎手で出走いたします。

11/16 角田厩舎

16日の京都競馬ではやや立ち遅れ気味のスタートもスムーズに中団へ。いい手応えで4コーナーを回ったが、直線半ばで息切れして10着。「スタートはちょっと遅れましたが、その後はスムーズに追走できました。外、外を回った分もあるけれど、4コーナーまで楽に来たわりに、直線半ばでパワーが切れてしまった感じでした。乗りやすいし癖もなくいい馬だから、レースを経験していけばもっと良くなると思います」(ルメール騎手)「直線を向くまではいい感じだったのですが、最後はガス欠のような感じで止まってしまいました。プラス体重でしたが、帰厩当初に比べるとかなり減ってしまっている状況で、そのあたりが影響しているのかもしれません。一度放牧に出しますが、ビシッとやっても軽めでもカイバ喰いはあまり変わらないので、今度は牧場でも攻めていってもらい、入厩して時間をかけずに使っていくようにしようと思います。距離をちょっと短くすることも検討します」(角田師)プラス体重だったとはいえ、帰厩時からはかなり減っていたとのことで、休み明けということもあって最後は苦しくなってしまいました。まだ内面がしっかりしきれていない部分が大きいのでしょうし、放牧先でもしっかりと乗り込んで、心身の成長を促していきたいところです。このあとは一度放牧に出して調整する予定です。

-WORK-OUT TIME-
13/11/3(日) 助手 栗 坂路・良 56.0 - 42.1 - 28.8 - 14.5 馬なり余力(-)
13/11/6(水) 助手 栗CW・重 81.3 - 66.2 - 52.5 - 39.6 - 13.1
オーバーチュア(新)一杯の外1.1秒追走3F併頭遅れ 追って一杯(9)
13/11/13(水) 助手 栗 坂路・不良 56.6 - 41.4 - 27.2 - 13.9
アンファミーユ(新)馬なりを0.1秒追走0.6秒遅れ 馬なり余力(-)

-RACE RESULTS-
13/11/16 京都 牝) 2歳未勝利 晴良 芝1600M 2R 4枠5番 14頭8人気 10着 ルメール54KG 1:35.9(0.7) 上り35.4 442KG

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休み明けでしたが、ルメール騎手を確保して期待していましたが完敗でした。
パドックではふっくらして良い雰囲気に見えましたが、レース後のコメントではあれでも減っていたようですね。
またしても放牧に出るようなので、復帰は年明けですかね。
少し残念なレースでした。



2013/8/27 NFしがらき


2013/11/16

ゴーストペッパー、激辛デビュー

2013-10-22 21:07:40 | 2011年産
ゴーストペッパー

7/23 山元TC

周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でのハロン15秒のキャンター調整も織り交ぜています。「調教は基本的に周回コースを乗り、日によっては坂路で15-15前後のところも混ぜるメニューにしているのですが、動きを見るとまだかなと感じる部分はあります。動きがモタモタしていて余しているような感じと言いますか、トモがまだパンとしきれていない感じの走りですね。ただし、スローながらもいい方には変えることができているように感じますし、肉体的な面をよりいいものにしてあげられればまた違ってくるところもあるでしょうから、焦らずに接していければと思っています」(山元担当者)


2013/7/23 山元TC

7/30 山元TC

周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整も織り交ぜています。「先週に引き続き周回コースと坂路コースを用いながらじっくり乗り込みを行っています。まだしっかりし切れていない面が目立ち、時間をかけていきたい状況にありますね。腰が入ってこない感じで、その分前に頼るような格好になりハミにモタれる走りにあります。今はまだ焦らず馬の良化に合わせて接してあげたいなと思うところですが、移動当初よりは良くなってきているのも確かです。数字だけではありませんが馬体重も最初の頃は469キロだったものが、しっかりと乗ってきていることでいい筋肉もついてきているのか少し前の計測ですが481キロになっていましたよ」(山元担当者)

8/7 山元TC

周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整も織り交ぜています。「この中間も継続してコースと坂路を程よく織り交ぜながら乗り込んでいます。肉体的な課題点が見えてきましたが、精神面の変化もより注意するように見ています。ただ、今のところ目立って悪いということはなさそうですよ。おそらくですが、慣れない環境で苦しいところが内面にあるなか頑張っていたこともあって余裕もなかったのではないかなと思うんです。そのためには少しでも体力を養っていって、特に気になるトモまわりなども少しでもしっかりした形にしていってあげられればと思っているところです」(山元担当者)

8/13 山元TC

周回コースでキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整も織り交ぜています。「引き続きコースと坂路を併用しながら乗り込みを行っています。ここ最近は来た当初よりもだいぶしっかりしてきたかなという印象を受けるようになり、気にしていた腰の具合もいくらか良いように思いますよ。そのことから少し負荷を強めることをしています。時には15-15以上の速い時計を出すこともしていて、基礎体力の向上を目指しているところですよ。この調子でいけるのならば徐々に調教師とも具体的なことを相談していってもいいかもしれませんね」(山元担当者)

8/21 山元TC

周回コースと坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては15-15も取り入れています。「引き続きバランスを見ながら負荷をかけるようにしています。坂路に入る際、時には15-15からさらに速いペースで乗ることもしていて感触はまずまずです。一時はトモを中心にしっかりしきれていない印象が強かったのですが、ここ最近はだいぶ上向いてきたような印象を受けるんです。まだまだこれからという部分もあるのですが、現状悪くないのでそろそろ移動のことも相談していこうかと思っているところです」(山元担当者)


2013/8/21 山元TC

8/28 山元TC

周回コースと坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行い、日によっては15-15も取り入れています。「ここまで順調に来ていますね。すごく良くなったと言い切れるまでのレベルには至っていませんが、放牧当初よりしっかりしてきたのは確かだと思いますよ。まだまだこれから良くなっていく馬なので長い目で見ていければと思っていますが、今の状態でどれくらいトレセンで進めていけるかを試してもらうのもいいのではないかと思い、先日調教師とも相談をしたところです。検疫等の兼ね合いもありますし、そのときの馬の体調次第でもありますから明確に決まっているわけではありませんが、そろそろ移動を具体化していこうという話をしています」(山元担当者)

9/4 杉浦厩舎

4日に美浦トレセンへ帰厩しました。「山元トレセンで気性面の成長を促すとともに体力をつけてもらえるように調整をしてもらっていましたが、疲れの溜まりやすい箇所もだいぶ楽になってきたということでしたし、調教も順調に進められていたので再入厩を考えることにしました。検疫をうまく押さえることができましたので今日トレセンへ戻していますよ。様子を見ながら少しずつ動かしていきます」(杉浦師)

9/12 杉浦厩舎

11日は美浦南Wコースで15-15を行いました(75秒0-59秒2-44秒5-15秒4)。12日は軽めの調整を行いました。「先週帰厩させてもらって改めて体調を見ながら動かしてきました。背腰の感じは確かに良くなっていて放牧の期間で成長してくれた部分を感じ取ることはできました。しかし、馬が多いからということもあるのでしょうね。ヒンヒン鳴いて子供っぽいところは相変わらずですね。今週から少しずつ慣らしていくようにと動かし始めて5ハロンを15-15で動かしたのですが、余力があってもいいはずなのに最後の直線は一杯一杯。気持ちがまだ前へ進んでいこうとしていないところがあるのでしょう。ただ、何かほかに気になるところがあるのかといったら現状ではそうでないので、可能な限りこのまま進めていって気持ち、体力をつけていけるようにしていければと思っています」(杉浦師)

9/19 杉浦厩舎

18日は軽めの調整を行いました。19日は美浦南Wコースで追い切りました(68秒4-53秒5-39秒9-14秒0)。「先週15-15の調教時には自ら進んでいこうとせず一杯一杯になっているような格好になってしまいましたが、その後にガクッと体調を崩すようなことはありませんでしたよ。要は体力的なことというより気持ちの面が左右しているような現状ですからね。今日はまた一つ負荷を強くしてしっかり動かしてみて進んでいくかを確認しました。相手を外において助手の田面木を背にしてビッシリ動かしたところ先週よりは断然いい動きを見せてくれました。それでもまだまだと思える状況ではありますけれどね。ただ若い。山元のスタッフに言うとビックリしていて牧場ではそのようなところを見せていなかったと言っていましたが、先週も今週も馬場から上がってきたときはビービー鳴いて大変。その精神面の若さがまとまってきてくれるといいですね」(杉浦師)

9/26 杉浦厩舎

25日は美浦北Cコースでゲート練習を行いました(15秒5-14秒9)。26日は軽めの調整を行いました。「初入厩時にゲート練習と試験を行ったわけですが、そのあと放牧を挟んで間が空いてしまっていたのでデビューへ向かうまでの間に一度は確認しておきたいと考えていました。先週はビッチリやりましたから今週の水曜日はゲートから出すようにしたんです。入り、駐立は問題なかったですし、出ること自体もダメではないのですが、追い切りの時と同様で自分からガンッと取っていくような感じではなかったんですよね。前向きさがないように見せたと思ったら急に前へギュンッと行ってみたりと、特に精神的な面でまとまりきれていない印象を受けます。ただ、こればかりはあまり時間ばかりかけていても変わると言い切れるものでもありません。適度に競馬を使いながら慣らしていくほうが近道なのかもしれませんから、態勢が整うのならばこのまま使っていこうと思っています。明日以降のタイミングで動かすつもりですが、問題ないようならば来週から考えるかもしれません」(杉浦師)あくまでも状態次第なので変更になる可能性もありますが、早ければ10月5日の東京競馬(2歳新馬・芝1400m)に出走を予定しています。

10/2 杉浦厩舎

2日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒2-53秒7-39秒7-14秒4)。「結局先週は金曜日に少し長めから負荷をかけました。まだ子供子供した感じで頼りなさはありますが、適度な負荷はかけられたと思いましたし、このあとガクッと来ることがないのならば今週の競馬を考えても大丈夫かなと思えましたね。その後は少し濃い目も混ぜつつじっくり動かしてきて今朝追い切りを課しました。時計自体は馬場が重かったこともあって少しかかってしまっていますが、動き自体は良かったと思いますよ。3頭で間に挟むような形にしたのですが、今朝はしっかりと集中して走れていたんです。やはりそういうシチュエーションになれば気持ちも前に出せるのでしょうね。ただ、幼さが目立つ馬というのは実戦へ行ってみると舞い上がってしまうことが多々見受けられるだけにそれが心配ではあります。そうは言ってもただ調教ばかりを重ねていって改善していけるものでもありませんし、経験が何より大事でしょう。動きは水準レベルに持ってくることができたと思いますし、当日の精神状態がカギとなるでしょうね」(杉浦師)5日の東京競馬(2歳新馬・芝1400m)に松山騎手で出走を予定しています。

10/3 杉浦厩舎

5日の東京競馬(2歳新馬・芝1400m)に松山騎手で出走いたします。

10/5 杉浦厩舎

5日の東京競馬ではスタート後に二の脚がつかず後方からになるも、直線に向いても後方のままで脚を使えず13着。「ゲート自体は出ているのですが右にモタれて出ましたし、道中もずっと右に張っていました。また、気持ちがまだないのかまったくハミを取ってくれず、前に進んでくれませんでした。直線に入ってようやくハミを取ってくれたタイミングはあったものの、さすがにそこからだけでは差を詰められませんでした。デビュー戦だったのですが、いい走りを見せられず申し訳ございません」(松山騎手)「パドックでは馬っ気が目立ちましたし、レースでもしっかりとハミを取ってくれなかったように気持ちの悪い面を終始見せてしまいました。調教を含めうるさくて手がつけられないと言うことはないのですが、走ることだけに気持ちを使えていないですね。一度使ってどれくらい変わってくれるかは何とも言えませんが、経験を重ねつつ良くなってほしいですし、状況にあわせて対応策を考えていきます。この後は馬体、精神面をしっかりと確認して放牧を挟んだほうがいいかどうか判断していきます」(杉浦師)パドックから落ち着きがなかったですし、レースでも走りに集中できずに見せ場をつくれませんでした。初めての競馬の後になるのでこの後の変化をよく見る必要がありますし、詰めて使わないほうがいいと判断した場合は放牧に出すことも考えていきます。

10/9 山元TC

8日に山元トレセンへ放牧に出ました。「調教の感触から子供っぽさが目立っているし、初戦は競馬を覚えさせることが大前提になるなとは思っていましたが、正直あそこまで離れてしまうとは想像もしていませんでした。装鞍の時はちょっとびっくりするくらいでわりとおとなしくしていたし、輸送自体もそれほど問題はなかったんです。下見所では馬っ気を見せていましたが、他におかしなことはしていなかったので集団で回ってくることができれば稽古の動き通りだとそこそこは脚を使ってくれるだろうと思っていたんです。しかし、ゲートを出た後から離れてしまって思惑とはまったく異なる形になってしまいました。動ける形に持っていければあそこまで負けるはずはないので申し訳ない気持ちでいっぱいです。気持ちが走ることに向ききっていないというのもあるのでしょうし、血統的な傾向から怖がりなところがあるのでしょう。初入厩時のゲートをやっているときも出てから横に飛んでいったことがありましたからね。ただ、こればかりは慣らしていくほかありませんから、競馬を使いつつの良化に期待したいと思います。背腰の疲れが溜まりやすい馬でもありましたし、適度な間隔を空けるためにも一度放牧に出させていただきました。現地で改めてチェックをしてもらい、再び態勢が整ってきて番組的にもいいかなと思える状況になってきたら次のことを考えていきたいと思っています」(杉浦師)

10/17 山元TC

周回コースと坂路で軽めのキャンター調整を行っています。「デビュー戦は残念な結果になってしまいましたが、トレセンでは幼さが目立っているということでしたので少しずつでも慣らしていきたいという考えがあっての競馬でしたし、ひとつひとつを経験として変えていければと思っています。その後はこちらに帰ってきていますが、脚元などに異常はなさそうでしたし、体調面も大きく変わりはなかったのでさっそく動かし出していますよ。まだ序盤ですが、問題ないようならばそのままどんどん乗り進めていって精神的にも肉体的にも良くして再び送り出せるようにしていければと思っています」(山元担当者)

10/22 山元TC

周回コースと坂路でハロン16~17秒のキャンター調整を行っています。「トレセンでは鳴いたりして普段から幼さを強く見せていたようですが、こちらではここ最近そういった面が目立つことはありませんね。慣れもあるのでしょうが、こうやって少しずつでも成長してくれればと思っています。調教のほうですが、コース、坂路ともに使って進めていますよ。時々ハミの取り方が甘いというか、取れないようなところがあって、そうすると頼りがないからか走りが安定しないところはありますね。そのあたりを少しずつ安定できるように工夫しながらやっていければと思っています」(山元担当者)


- WORK-OUT TIME -
13/9/11(水) 助手美南W・稍重 75.0 - 59.2 - 44.5 - 15.4 末一杯追う(8)
13/9/15(日) 助手美南W・稍重 58.8 - 40.9 - 13.6
マルブツビアン(古1600万)馬なりの内1.1秒追走0.2秒遅れ 一杯に追う(8)
13/9/19(木) 助手美南W・良 68.4 - 53.5 - 39.9 - 14.0
ニシノレゾネ(古500万)馬なりの内0.1秒先着 一杯に追う(7)
13/9/25(水) 調教師美北C・良 15.5 14.9 ゲートなり(-)
13/9/27(金) 助手 美南W・稍重 74.6 - 58.7 - 44.5 - 15.1 馬なり余力(6)
13/10/2(水) 助手 美南W・重 69.2 - 53.7 - 39.7 - 14.4
ジェイド(古500万)馬なりの内0.4秒遅れ 直一杯追う(7)

-RACE RESULTS-
13/10/5 東京 2歳新馬 雨稍 芝1400M 3R 5枠6番 13頭9人気 13着 松山55KG 1:28.6(3.5) 上り35.4 472KG

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全く競馬にならず、醜いレースをしてしまいました。
精神面の成長に期待するしかありませんが、相当時間がかかりそうですね…。


2013/10/5

ディアデルレイ、新馬勝ち!

2013-10-22 21:05:31 | 2011年産

'13/9/29 2歳新馬 中山 芝1800

ディアデルレイ

9/25 牧厩舎

25日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒3-51秒7-37秒7-12秒9)。「先週に引き続き今朝も戸崎ジョッキーに跨ってもらって追い切りました。先週と今週との比較もしてもらいたかったのもありますが、どちらかというと馬自ら前向きにハミをしっかりとって動いていくというタイプではないので、ジョッキーにしっかり癖をつかんでもらいたいという狙いがあって続けて乗ってもらったんです。相手を見つつですが、しっかり動かしてもらいました。先週までと同様に促しながらではありますが、それでも今のウッドチップコースの調教で5ハロン66秒台でまとめるのですから悪くないでしょう。ジョッキーも先週より良くなっていると言ってくれていますからね。理想を言えばもっと気を出して動きも軽くなってほしいところですが、変にカーッとなったり、乗り手の扶助に反抗するような面を見せているわけでもないので、現状ではいいと思います。これだけの血統だから期待は大きいでしょうが、先々で良くなってくるタイプだと思っていますから、今後につながるような走りを見せてほしいと思っています」(牧師)29日の中山競馬(2歳新馬・芝1800m)に戸崎騎手で出走を予定しています。

9/26 牧厩舎

29日の中山競馬(2歳新馬・芝1800m)に戸崎騎手で出走いたします。

9/29 牧厩舎

29日の中山競馬ではまずまずのスタートを決めて外の3番手を追走。終盤は3頭併せの形になり直線で仕掛けると抜け出し優勝。「2週続けて追い切りに跨がらせていただいてましたが、正直使ってからかなぁという気持ちでいました。ただ、いきなり結果を出してくれましたね。こんなことを言ったら怒られちゃうかもしれませんがビックリしました。スタート後もまずまずで道中のリズムも悪くない。仕掛けてからの反応もありましたし、文句のない走りをしてくれました。使ってどう変わってくるだとか不安もあるかもしれませんが、今はいいイメージしか湧かないです。これからでしょうが、順調に行ってほしいですね。ありがとうございました」(戸崎騎手)「ありがとうございました。稽古の感じから後々良くなってくるだろうという手応えはありましたが、人気になってましたからね。また、これだけの血統ですから会員さんもクラブも牧場にとっても大事な馬なので預からせていただけることになったときからプレッシャーは感じていたので、いきなりから走ってくれて何よりホッとしています。はじめての競馬で戸惑う心配もしましたが、装鞍のときにちょっとヤンチャはしたものの、メンコを着けたところパドックでは落ち着いてゆったり歩けていました。馬場へ行っても舞い上がっていなかったように思いますし、初戦へ向かうにあたっていい精神状態を保てていたと思いますよ。使って変わる部分もあるかもしれませんから気を付けていきたいですね。脚元がムクミがちであったりまだパンとしきれていない面もあるのでいったん放牧を挟むつもりで考えていますが、これからがまた楽しみです」(牧師)おっとりした気性の持ち主でどちらかというと使いつつ良くなるタイプかなと見ていました。しかし、スタートからセンスのいい走りを見せてくれ、最後も後続をおさえて見事初陣から勝利で飾ってくれました。心身ともにまだこれからの馬なので、今のところ間をあける予定ですが、これからが楽しみです。

10/3 牧厩舎

2日、3日は軽めの調整を行いました。「先週はありがとうございました。大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、朝から緊張していて本当にきつい一日でした(苦笑)。使ってからかなと思っていたけれど、それでも結果は求められる馬ですからね。ホッとしたというのが一番の本音です。レース後ですが脚元などに問題を抱えることはないですね。心臓の動きなどを見ていてもグッと良くなってきそうな印象を受けますよ。ただ、まだ本質的にしっかりしきれていない面もあるため将来のことを考えるとここは酷使せず、適度に間を取りながら今後を考えていったほうがいいように思います。クラブとも牧場とも相談させてもらっていったん放牧に出させてもらうことにし、状態を見ながら改めて今後のことを考えていければと思っています」(牧師)

10/5 NF天栄

4日にNF天栄へ放牧に出ました。

10/8 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「新馬戦はおめでとうございました。無事に結果を出せてホッとしました。むしろ天栄での様子を見ていると最初からはちょっと厳しいかもなと思えた部分があったので、よく頑張ってくれたなとも思えましたね。ただ、まだ動ききれないような気性、体つきでもありますから、これからの競馬を頑張っていくには鍛錬も必要になるでしょう。一度放牧に出してもらいましたが、こちらでしっかりと乗り込んでいってレベルアップを少しでも図っていければ理想的と思っています」(天栄担当者)

10/15 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「レース後に放牧に出てきてある程度時間が経っていますが、馬体のどこかに極端に疲れが見られることはありませんよ。初めての競馬の後ですからまだ軽めのキャンターで様子を見ている段階ですし、あくまでも今後の馬の状態を見ながらどのあたりを狙えそうか調教師とも相談していきたいと思います」(天栄担当者)

10/22 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒を取り入れています。「帰ってきてからじわじわと調整を進め出していて、今週からは坂路での調教も取り入れていますよ。登坂時には15-15からそれ以上のところもやり出していますよ。今のところ気になることはありませんし、この調子でしっかり動かしていって前走以上の走りができるようにしていきたいですね」(天栄担当者)

-WORK-OUT TIME-
13/9/22(日) 助手 美南W・良 54.5 - 39.5 - 13.6
ハーモニーフェア(古500万)馬なりの内0.1秒遅れ 馬なり余力(5)
13/9/25(水) 戸崎 美南W・稍重 66.3 - 51.7 - 37.7 - 12.9
エルヴィスバローズ(古500万)直強めの外0.8秒先行0.2秒先着 強めに追う(6)

-RACE RESULTS-
13/9/29 中山 2歳新馬 晴良 芝1800M 5R 7枠7番 10頭1人気 1着 戸崎54KG 1:56.3(0.1) 上り35.5 500KG

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中山開催の最後にデビューしたディアデルレイは新馬勝ち。
不安なデビュー戦でしたが、なんとか1番良い結果で終わりよかったです。
それでも時計、メンバーレベル的にも恵まれた感があり、このままでは上のクラスでは通用しないでしょう。
しっかり鍛えてまだまだ良くなって欲しいですね。

全姉も3歳の秋になってようやく良くなってきました。本当に良くなるのはまだまだ先でしょう。
2歳戦は無理する必要はないと思います。


13/9/29 2歳新馬 中山 芝1800

ディアデルレイ、今週デビュー予定

2013-09-23 14:02:37 | 2011年産
ディアデルレイ

7/23 NF空港

角馬場でのフラットワークと日によっては屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンターを1~2本行っています。「少しずつ坂路での調教ペースを速めていますが、体調は変わりなく推移していますね。トモ脚の状態もこの馬なりに安定していますので、今後もこの調子で運動負荷を重ねていけそうですね。馬体重は506キロです」(空港担当者)





 
NF空港

7/31 NF天栄

31日にNF天栄へ向けて移動しました。「この中間も坂路でハロン15~16秒でしっかりと乗る日と軽めの調整にとどめる日と緩急をつけて進めて来ましたが、飛節をはじめ状態は変わらずでしたね。トレセンへの移動にはもうしばらく乗ってからになるでしょうが、その前段階として本日天栄へ向けて送り出しています。この暑い時期ですから体調などしっかり見ながらにはなるでしょうが、本州でも順調に進めて行ってほしいですね」(空港担当者)

8/6 NF天栄

坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週末に北海道からこちらへ移動してきました。再入厩に備え、本州の気候に慣らすために少しの間こちらへいる予定ですが、今のところ体調等の問題もなく来ることができています。体の緩さなど未完成な部分が目立つ現状ではありますが、見た目より乗ってみたときの感触はさすが血統馬と思わせるものがありますよ。ただ、まだこれからなのは確かなので大切に育てていければ理想的ですね」(天栄担当者)

8/13 NF天栄

周回コースでハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「入厩に備えて調整を行っていますが、体調面の変動もそこまでなく順調に調整できているように感じますよ。先週は坂路に入ることも行っていましたが、今朝の調教はコースをメインにした調教にしました。周回コースにて4ハロンの距離で15-15に近いペースでのキャンター調教を行いましたよ。まだしっかりとさせたいと思う部分はありますが、所々にいい部分も見受けられますからいい形でバトンタッチしていけるようにしてあげたいですね」(天栄担当者)

8/20 NF天栄

周回コースでハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「北海道からこちらに来て少し経ちましたが体調等も変わりはなく順調に調整できていますよ。日によって坂路に入ったり周回コースに入ったり、トレッドミルにしたりと様々ですが、今のところ安定して調教を行えていますので順調と言えるのではないでしょうか。そろそろ移動を考えていければと思う馬ですし、調教師とも相談していくつもりです」(天栄担当者)

8/27 NF天栄

周回コースでハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「日によって異なったメニューを組むこともありますが、基本は馬場でじっくり乗ることを行ってきました。飛節などに疲れが出ていた馬ですが今のところは大きな問題はなさそうです。ただ、まだ脚元含めてしっかりしきれていないようなところもあり、先々良くなってくる印象はありますね。現時点ではそれなりに調教を積んでくることができ、ひと通りの態勢は整えられたと思いますので、このまま送り出せればと思っています」(天栄担当者)


2013/8/27 NF天栄

8/28 牧厩舎

28日に美浦トレセンへ帰厩しました。「ゲート合格後は北海道で調整を行ってもらっていましたが、その間定期的に牧場へ行かせてもらって馬の状態をチェックしていました。順調に調教も積まれてきていてそれにつれて体も最初の頃より締まっていい状態になってきているように感じていました。秋前半くらいのデビューを考えていけそうということでしたので、天栄で数週間体調を整える調整をしてもらったうえで本日美浦へ迎え入れたところです。ただ、まだしっかりしきれていない面もあるでしょうから、馬に合わせて柔軟に対応していければと思っています。よろしくお願いいたします」(牧師)

9/5 牧厩舎

4日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒9-54秒7-39秒9-12秒9)。5日は軽めの調整を行いました。「先週再入厩させていただきましたが、輸送に堪えることもなく元気にしていますよ。天栄で体調を整えるように調整してもらったので馬もその分楽なのでしょう。前回はトモに疲れが出るなど、体が未完成で競馬までいけませんでしたが、今回うまく対応してくれればもちろん競馬まで行きたいと思っています。そうは言っても現時点でも完成はされていなくてまだしっかりしきれていない面はあります。特に左トモと右前脚はムクミやすいところがあるので、気を付けながら接していきたいですね。追い切りは今週水曜日から開始しました。最初ということもありますがウッドチップで55-40を少し切ってくるくらいの時計で馬に合わせて動かしました。まだ本格的な攻めをしているわけではないのでこれからですが、やっていけばいくだけ動いてきそうだと助手も言っていましたよ。これからピッチを上げていってどれだけ動けるようになってくるかですね」(牧師)

9/11 牧厩舎

11日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒1-54秒1-40秒0-13秒5)。「先週から徐々に動かし出していますがその後も変わりなかったので今朝また改めて動かしましたよ。朝一番の組で馬場に入りウッドチップコースで前を見ながら終いを伸ばすような調教を課しました。まだ動きや息遣いなどを見ていると重たさを感じさせる状況ではありますが、じわじわと良さが出てきそうな感じがしますね。現時点ではまだという感じかもしれませんが、その良さをうまく引き出していければと思っています。最短の目標を中山の最終週に置きましたので、ジョッキーにまたがってもらうことも含めて今後の調整を進めていきます」(牧師)29日の中山競馬(2歳新馬・芝1800m)に出走を予定しています。

9/19 牧厩舎

18日は軽めの調整を行いました。19日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒9-52秒5-38秒9-13秒9)。「来週の競馬に目標を設定しましたし、今週は1週前追い切りになるということでまずジョッキーを決めて、そして追い切りに跨ってもらうことにしたんです。そして、そのジョッキーは戸崎騎手にお願いすることにしました。身のこなしなどを見ていてもまだ重たさがあるかなという印象があったので、今朝はある程度しっかり動かしてもらうことにしたんです。コースに入って前を見ながら進め、外から終いにかけてしっかり動かしてもらったところ全体で67秒を切るくらいの時計で動けていましたし、まずまずですね。まだ重たさはありますが、このひと追いでまた変わってくるでしょうし、少しでもいい状態でレースへ向かえるようにしたいですね」(牧師)「乗せていただけることになり、今週の追い切りにも跨らせていただきました。前を追いかけて終いに仕掛けて並びかけるようなものだったのですが、いくらかモタモタして重たさは感じさせました。そのあたりはパンとし切れていない部分があるからなのでしょうが、いいものはありそうですよ。先々よくなってきそうなタイプに思いますが、このひと追いでまた変わってきてくれるはずです」(戸崎騎手)29日の中山競馬(2歳新馬・芝1800m)に戸崎騎手で出走を予定しています。

-WORK-OUT TIME-
13/9/4(水) 助手 美南W・稍重 70.9 - 54.7 - 39.9 - 12.9
エンチャンター(二未勝)馬なりの内0.4追走4F併同入 強めに追う(6)
13/9/11(水) 助手 美南W・稍重 69.1 - 54.1 - 40.0 - 13.5
ヤンキーソヴリン(古500万)馬なりの内0.4秒追走同入 馬なり余力(5)
13/9/19(木) 戸崎 美南W・良 66.9 - 52.5 - 38.9 - 13.9
ファーストエバー(古500万)馬なりの外0.4秒追走0.2秒先着 G前仕掛け(5)

-RACE ENTRY-
13/9/29 中山 2歳新馬 芝1800M 5R 戸崎54KG 予定

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2歳世代の期待馬ディアデルレイのデビュー予定がでました。
まだ時計は出ていないので大きな期待はできませんが、順調にきてくれて何よりです。
全姉が先週2勝目を上げましたが、無事にいけばある程度は走れる血統だと思っていますので、まずはこのまま順調にデビューまで行ってくれることを願います。

ヴィータアレグリア、6着デビュー

2013-09-23 13:56:31 | 2011年産
ヴィータアレグリア

8/25 高柳厩舎

25日の新潟競馬はスタートこそ速くはなかったもののその後勢いがついて中団を追走。3~4角で少しポジションをあげて前を見ながら直線へ向かい脚を使うが、前も止まらず6着まで。「トモが非力なのもあってスタート後はちょっと余裕のない格好にはなりましたが、体勢が整ってからはスムーズで流れにも乗れました。本来ならばもう少し内をロスなく立ち回るほうが良かったのでしょうが、思った以上にスローで団子になってしまったので、馬の後ろにつけると相当ポジションが悪くなりそうでしたから外を回る形をとりました。道中は折り合いもついていて本当にネオユニヴァース産駒っぽくなく素直な性格の馬です。最後は前を捕らえることはできませんでしたが、いい伸びを見せてくれましたし、デビュー戦としては評価してあげられる内容だったと思います。まだまだこれから良くなるはずですよ」(武士沢騎手)「初めての競馬でしたがコンディションはまずまずでしたし、初戦へ向かうにあたって悪くなかったと思います。非力な面がある馬ではありますが、初入厩時よりはだいぶ良くなってきていましたのでそれなりの競馬はしてくれると思っていたんです。スタートはトモの弱さもあってチョコチョコチョコとした走りになってしまいましたが、落ち着いてからは悪くない形でレースの流れに乗れていたと思います。以前は頭が高くなっていましたがだいぶ重心も低くできるようになっていましたからね。直線へ向いたときは一瞬オッと思わせてくれましたね。自身も伸びているのですが、前も止まらない展開になったことが捕えられなかった理由のひとつでしょう。苦しくなってモタれたりもしていませんし、結果は6着でしたが、内容は悪くなかったと思います。また、これから上手く成長させていければ内容も結果も変わってきてくれるのではないかなと思いました。現在はコントロールが利く気性の持ち主なので距離は1800mや2000mくらいでももってくれそうな印象ですが、使いながらどう変わっていくかもしっかり見ていく必要があるでしょうし、よく考えながらレースに関しても決めていきたいですね。このあとをどうしていくかはレースのダメージの有無を中心に状態をよく見ながら判断していくつもりです」(高柳師)再入厩による調整でしたが、焦らない期間を設けたことが良かったのか走りの内容も体質面も徐々にいいほうへ変わってきていてわずかな中でも成長を感じさせてくれていました。中間に一頓挫ありましたが、その後の回復も早く調整も順調の来れたことでまずまずの状態でレースへ向かうことができたでしょう。非力さが目立つ現状から心配な面も多かったのですが、そのようななかで初戦としては上出来の走りを見せてくれたのではないでしょうか。まだまだ良くなってくる余地がありそうですし、長い目で見守りながら成長を促していければと思っています。今後に関してはレース後のダメージ具合や先々のことを考えながらどういった調整過程をとっていくか判断していく予定です。

8/28 高柳厩舎

レース後の経過を観察していたところ右前脚に症状が見られたためレントゲン検査を行ったところ、右前第一指骨はく離骨折を発症していることが判明しました。「先週の競馬はいい内容だったと思いましたし、このあとが楽しみになると思って今後のことについて考えていこうとしていました。もちろん状態次第になるのでその見極めをして坂があるけれど中山にするか短期放牧を挟んで新潟か東京あたりへ向かうかを考えていこうと思っていたのですが、週が明けてから改めてチェックしたところ右前脚の球節がちょっと大きくなっているように見えたんです。歩様には違和感がなかったのですが、屈曲痛は見られたため検査をした方がいいと思って獣医師を呼び検査したところ、ほんのわずかなものなのですが球節の前面部にうっすら浮いている骨片が見つかりました。楽しみにしていただけに残念ですし、申し訳ありません。現状ではそれが悪さをしたり、酷いものになりそうな状態には映っていないので手術は必要ないレベルと獣医師の見解をもらっていますが、今後の回復具合にもよりますよね。そのあたりは牧場で経過を観察してもらって今後の対応策をどうしていくか決めていけるように天栄のマネージャーさんとも話をしたところです。ご心配をおかけして誠に申し訳ございません」(高柳師)

8/29 NF天栄

29日にNF天栄へ放牧に出ました。

9/3 NF天栄

ウォーキングマシン調整を行っています。「前走後に骨折が判明したということでこちらに帰ってきました。競馬の内容自体が悪くないものだっただけに残念ではありますが、おそらく3か月前後の休養を必要とするでしょうからいい成長期間に充てられればと思っています。様子を見ているところで今はマシン運動しか行っていません」(天栄担当者)

9/10 NF天栄

ウォーキングマシン調整を行っています。「先週に続いて今週もマシン運動を行っていますが、体調の不安を見せているわけではありませんし、そういった意味では順調ではあると思います。しばらくの間はマシンなどの軽めの運動にとどめて回復に努めることになると思います」(天栄担当者)

9/17 NF天栄

坂路でキャンター調整を行っています。「入場してから数週間たったところですが、患部の状態はいい意味で変わりありませんでした。熱感等も目立っていませんでしたし、外見上も落ち着いていたことからこの中間より少しずつ動かし出したところです。負担を軽減できるように坂路を中心にして乗っていますし、まだそこまで本格的なペースで動かしているわけではありません。状態次第でもちろん柔軟に対応していく考えですし、焦らず状態に合わせて進めていきます」(天栄担当者)

-RACE RESULTS-
13/8/25 新潟 混) 2歳新馬 晴良 芝1600M 5R 7枠12番 14頭8人気 6着 武士沢54KG 1:39.4(0.8) 上り33.9 446KG

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レース前は不安なコメントが見られ心配したデビュー戦でしたが、内容ある6着と頑張ってくれました。
残念ながらレース後に骨折が判明しましたが、まだ焦る時期でもありませんので、成長期間にあててくれればと思います。


2013/8/25

ヴィータアレグリア、無事デビューできる喜び

2013-08-24 13:53:32 | 2011年産
ヴィータアレグリア

7/25 高柳厩舎

24日は軽めの調整を行いました。25日は美浦南Wコースで追い切りました(56秒7-42秒1-13秒9)。「様子を見ながらじわじわと動かしてきていますが大きなスクミを見せることもないですし、試行錯誤しながらもしっかり体調を整えて調整を進めるようにしています。やはり前回の入厩時より感触はいいですよ。硬めは硬めですが前回より身のこなしはいいですし、口向きなどにもいくらか難しさはありましたが、今のところ乗りやすくもなっています。今週から徐々に追い切りを開始しましたが、手伝ってくれている上野翔に跨ってもらってウッドで動かしました。率直な感想を言うとまだ力が付き切っていないこともあっていくらか伸びたような格好で走るところがあります。ただし、まだ体がしっかりしきれていないなかで体を丸めて矯正するように造っていこうとすると馬も堪えてしまう可能性がある状況に思えます。それなので、しっかりしてくるまでは良い意味でナチュラルに対応していければと思っています。ジョッキーもまだ緩さが全体的に残る現状と言っていましたし、具体的なことはまだ何とも言えないところです。もう少し本数を重ねていってそれで大体このくらいかなと目標を設定していければと思っています」(高柳師)

8/1 高柳厩舎

7月31日は軽めの調整を行いました。8月1日は美浦南Wコースで追い切りました(55秒9-40秒7-12秒6)。「この中間も目立つほどのスクミを見せることもありませんし、この馬なりに順調に来ていると思いますよ。薄手の牝馬ですがカイバは良く食べるんです。気持ちもあるし、食べるから余計にスクミにつながりやすいところもあるのでしょうが、まったく食べなくなるよりはいいことですし、そのあたりは適度に体を動かしていくことで対応していくようにしています。肉体面でポイントをあげるとすると首の付け根部分が硬くなりがちなことですね。そのあたりはしっかりし切れていない証拠でもあるのでしょうが、できる限りのケアを行いながら進めています。追い切りは木曜日である今朝に行いました。先週に続いて上野翔に手伝ってもらって角馬場で動かしたのちにウッドチップコースへ入っての追い切り。古馬が先行して、2歳新馬の2頭併せを後ろで行いつつ前と合わさって3頭併せというような感じでした。若干遅れる格好にはなったのですが、終いをしっかり出していって最後まで粘っていたあたりは評価できます。内の相方のほうが動いたということもあるのでしょうが、現段階の体力面を考えると思惑以上に喰らいついていたので印象は悪くありません。しっかり動かしたことでさすがに追い切り直後はトモが堪えていましたが、じっくり上がり運動をした後の様子を見ていても極端なスクミが出たりもしなかったので、このように少しずつトレーニングを重ねていって力を付けて来てくれればと思います。今のところのイメージでは2週間後くらいで競馬というのがいいかなと思えますので、頭に入れながら今後進めていきます」(高柳師)今のところ8月18日の新潟競馬(2歳新馬・芝1800m)に出走を予定しています。

8/8 高柳厩舎

7日は軽めの調整を行いました。8日は舎飼休養しています。「週明けの様子を見ていても大きなスクミは見せずに順調な様子を見せていました。水曜日までゆったり動かすことに専念して木曜日追いを予定していました。しかし、今朝様子を見たところ、左トモ脚の繋に傷を作っていて、そこが腫れと痛みを伴い、その後熱発してしまいました。その為今朝の追い切りは取りやめて治療に専念しています。傷腫れによるものですし、まずは治療に専念していって回復を促していきます。当初の予定では来週あたりのデビューを考えていましたが、今後の回復具合によって流動的になってくると思います。ご心配をおかけして申し訳ございません」(高柳師)

8/15 高柳厩舎

14日は軽めの調整を行いました。15日は美浦南Wコースで追い切りました(56秒2-41秒8-14秒3)。「先週のアクシデントで経過を観察していましたが、熱はそこまで高くなることはありませんでした。この馬は通常に比べるといくらか低体温なところがあるのですが、大きく上がらなかったので体調面の不安がきつくなることもありませんでした。患部の腫れは大きくなって少し残っている状態で、いわゆるフレグモーネという診断がおりました。可能ならば今週の競馬を考えたいと思っていたのですが、先週半ばと週末の時計を出す調教は控えなければいけなかったため今週の競馬は見送ることにしました。しかし、普通には乗れていますし、スライドすれば対応できそうに思えます。水曜日はダートコースなどを使ってゆったり動かし、木曜日の今朝は再確認するためにウッドチップコースに入って15-15程度を乗りました。引き続き上野に乗ってもらって感触を確かめましたが、もともとの緩さにプラスして1週間追い切りを抜いた分の緩さはあるかなという意見でした。それでもすごくコンディションが落ちたということはないように思いますし、動きも軽さがあって見ていても悪くなかったですよ。あとはこのあとも順調にあげていければです。もちろんもうひとつと思えるようになれば馬にあわせて臨機応変に考えていきますが、最短で来週のマイルかそれ以降のレースを頭の中に入れつつ始動戦を考えていきます」(高柳師)状態次第でスライドする可能性もありますが、早ければ25日の新潟競馬(2歳新馬・芝1600m)に出走を予定しています。

8/21 高柳厩舎

21日は美浦南Wコースで追い切りました(53秒4-38秒5-12秒6)。「再度の立ち上げは比較的順調に来ていましたし、問題なく動かしてくることができました。予定を変更し、流動的な状況の中でレースへ向けて調整をする形になったため上位のジョッキーを押さえることはできなかったのですが、今後のためになるジョッキーにお願いしたいと思っていたのでいろいろ考えてクラブと相談させていただいた結果、キャリアもそれなりにあって技術もある武士沢ジョッキーにお願いすることになりました。馬の現状をしっかり感じ取ってレースをしてくれますし、今後に活かすためのアドバイスであったりとコミュニケーションという点でもしっかり対応できると思えるジョッキーだったのでお願いしました。それで当該週追い切りには直接跨ってもらうことにしたんです。3頭併せで動かし、多少のモタモタはあったのでしょうが求めていたような負荷をかけることはできましたし、時計のかかる傾向にあるチップで動かしたことを考えると数字的にも悪くないと思いました。ジョッキーの感想は頼りなさがあるということは確かに口にしていましたが決して悪いわけではない、使う分には問題ないレベルにあるのではということでした。上がりの気配、息なども大丈夫でしたし、午後、そして明日の状態に変わりがないようならば今週のマイル戦へ向かいたいと思います。適度に間を取りつつも使いながら良化を促していければという状態ではありますから今後につながるような競馬を見せてほしいと思います」(高柳師)「追い切りに乗せていただきました。率直な感想はスタミナというか体力的なものはまだまだだろうなという感じではありましたが、走りは悪くないですよ。軽さがあって力がついてくれば瞬発力のある走りができるようになってきそうだなという印象でした。いきなりからどれくらいやれるかというのは初出走なだけに何とも言えないところはありますが、今後につながるような競馬をしてあげられればと思っています」(武士沢騎手)25日の新潟競馬(2歳新馬・芝1600m)に武士沢騎手で出走を予定しています。

8/22 高柳厩舎

25日の新潟競馬(2歳新馬・芝1600m)に武士沢騎手で出走いたします。

-WORK-OUT TIME-
13/7/25(木) 上野 美南W・稍重 56.7 - 42.1 - 13.9
アポロセレーノ(新)馬なりの内0.4秒追走0.1秒遅れ 馬なり余力(6)
13/7/28(日) 助手 美南W・稍重 57.7 - 43.1 - 14.8 馬なり余力(6)
13/8/1(木) 上野 美南W・良 55.9 - 40.7 - 12.6
アポロセレーノ(新)一杯の外0.3秒遅れ 一杯に追う(7)
13/8/4(日) 助手 美南W・良 57.9 - 42.6 - 14.3 馬なり余力(7)
13/8/15(木) 上野 美南W・良 56.2 - 41.8 - 14.3 馬なり余力(5)
13/8/21(水) 武士沢 美南W・稍重 53.4 - 38.5 - 12.6
ノッキングオン(古500万)強めの内0.4秒追走首先着 一杯に追う(7)

-RACE ENTRY-
13/8/25 新潟 混) 2歳新馬 芝1600M 5R 14頭 武士沢54KG 出走確定12:30

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ヴィータアレグリアが今週デビューとなりました。
デビュー前にしては弱気な発言が目立つのが気がかりですが、母のことを思うと、まずは無事にここまでこれた喜びが大きいです。

どのような競馬を見せてくれるのか不安のほうが多いですが、内容重視で見守りたいと思います。


2013/8/21 高柳厩舎

ヴィータアレグリア、仕切り直しデビューへ向けて帰厩

2013-07-20 14:55:31 | 2011年産
ヴィータアレグリア

5/30 高柳厩舎

29日は軽めの調整を行いました。30日は美浦坂路で追い切りました(55秒3-41秒2-27秒5-13秒4)。「ゲート合格後の状態を慎重に見極めながらじわじわと動かしてきています。できれば早期のデビューを目指したいと思っていますから体調面を見ながら可能な限りデビューへ向かって進めています。この馬の現在の気になるポイントはスクミでしょうか。ちょっと硬くなりがちで、気持ちも入りやすいのでその点を気を付けていますし、カイバの与え方や運動のメニューなども気を配って行っています。今週の週明けも比較的問題ない状態でしたので水曜日までじっくり動かした後、今朝坂路で追い切りを行いました。追い切りと言ってもビッチリやるタイミングではないので時計的には目立たないものですが、動きはまずまずだったと思いますよ。まだ現段階ではここと言える状況ではないのでもう少々お時間をいただければと思いますが、ひと月前後でデビューのメドが立てられれば理想的と思っています」(高柳師)

6/6 高柳厩舎

5日、6日は軽めの調整を行いました。「コンディションに気を付けながら調整を行っているのですが、全休日明けは問題なかったものの水曜日の上がりの際にスクミの症状を見せてしまいました。血液検査をしたところ、極端にひどい数値をあらわすことはないものの、その傾向はある状態でした。また、スクミの延長線でもあるのでしょうが、左の首から肩にかけての硬さが出やすく、今もゴツゴツ見せがちなんです。今の状態でデビューへ向かっていこうとしても正直思うように上向いていかないでしょうし、いい状態で出走することは厳しいと思います。競馬を考える際にどこかで踏み込まなければいけないわけですが、今の体力面からそれも難しいと言わざるを得ませんから、現状の不安を少しでも解消してあげてから再度やっていくほうが馬によっても楽でしょうし、良い状態へ持っていきやすいように思います。東京や福島での早期デビューを狙っていただけに申し訳ありませんが、いったん仕切り直すことになりました」(高柳師)

6/7 NF天栄

7日にNF天栄へ放牧に出ました。

6/11 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。早期にデビューさせたいと調教師も思っていましたし、我々もそのつもりで期待していただけに疲れが出たことは残念です。ただ、牝馬でしかもこの時期の2歳馬ですからね。体力が付き切っていないことによるのでしょうから、少しでもいい形に持っていって再度入厩し、競馬を考えていけるようにしてあげたいと思っています。脚元等に問題があるわけではありませんが、全体的に硬さが見られる状態ですし、まずは疲れを取るようにゆったり動かしていって徐々に乗っていくことも考えていきます」(天栄担当者)

6/18 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「こちらに帰ってきて疲れを取ることから始めていますが、まだ全体的に疲れが感じられ、硬さも見られる状態です。体力をもう少ししっかり養っていかなければいけないということなのでしょうし、先を見据えつつ調整を進めていければと思っています」(天栄担当者)


2013/6/18 NF天栄

6/25 NF天栄

トレッドミル調整と坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「帰ってきて少しの間は歩様の波もあって芳しくない時もありましたが、ようやくその疲れも抜けて楽になってきたように思えました。そのことからこの中間より乗り出しています。まだ序盤ということで坂路を軽く登るだけですが、今週は登坂本数を2本にしていますし、少しずつ前へ進められていることに変わりはないと思いますよ。まだ体力がつき切っていない2歳牝馬ということでしょうし、じわじわ進めていってまた目標を設定していけるようになれば理想的だと考えています」(天栄担当者)

7/2 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースでハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「時によっては坂路に入れることもあれば周回コースに入れることもあって、今朝は馬場での調教を行いました。長い距離をじっくり乗ることが基本になっていますが、身のこなしなどはまだ硬さを感じるものの悪いわけではありません。坂路の時も2本登るようにしたりして、少しでも体力を構築していっていい状態にしていければと思います。馬体重は446キロです」(天栄担当者)

7/16 NF天栄

トレッドミル調整と周回コースでハロン15~16秒のキャンター調整を行っています。「放牧当初は疲れから硬さが目立っている状態だったのですが、時間をかけながらケアし、ゆったりと調整を進めてきました。もしかしたらもともと硬めの馬なのかもしれませんが、最初の頃よりはその硬さも緩和されていて、コンディションは上向いてきたように思います。当時より体つきもいくらかしっかりしてきたように感じますし、印象は悪くありません。先週末のいいタイミングの時に調教師が来場して状態を見ていかれて、このまま変わりないようならば近々入れたいという話をもらうこともできましたよ。まだ確定の移動情報はありませんが、こちらでは移動に備えて体調をしっかり整えていきます」(天栄担当者)


2013/7/16 NF天栄

7/18 高柳厩舎

17日に美浦トレセンへ帰厩しました。18日は軽めの調整を行いました。「先週末に天栄へ見に行ってきたのですが、少し背も伸びたかなと思えましたし、放牧時よりしっかりした印象を持つことができました。スクミから来る硬さも取れて毛ヅヤもよく状態は良好でした。調整のほうも比較的順調に進んでいて、いつでもいける調教ができているような状況だったため水曜日の検疫で戻させていただきました。さっそく今日から軽く乗り出していますが、若干左肩の硬さはあるものの歩様自体はそこまで気になりません。前回よりも乗りやすくなっている印象もあります。ちょっと口の硬さであったりスクミであったりと課題はあるのですが、様子を見ながらうまく付き合っていきたいと思います。早ければ週末くらいから少し濃いめの調教を始めていくつもりです」(高柳師)


-WORK-OUT TIME-
13/5/26(日) 助手 美 坂路・良 (2回)59.8 - 44.8 - 29.5 - 14.6 馬なり余力(-)
13/5/30(木) 助手 美 坂路・良 (2回)55.3 - 41.2 - 27.5 - 13.4 馬なり余力(-)
13/6/2(日) 助手 美 坂路・良 62.0 - 46.1 - 30.1 - 14.3 馬なり余力(-)

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デビュー仕切り直しとなったヴィータアレグリアでしたが、放牧先のNF天栄より今週帰厩しました。
ゲートは合格済なので、ひと月くらいでデビューできるのではないでしょうか。
母はデビューすらできなかった馬なので、慎重にデビューまで進めてくれればと思います。