6月25日 挿管時のバックマスク換気(JC-NEJM)
いろいろ不思議な文献である。
まず、非麻酔科医には全然ピンと来ない話題。
麻酔科医に聞いたら、苦笑いしていたし。
研究の目的だけでなく、primary outcomeも不思議。
SpO2の最低値って、そりゃ換気した方が高いから、やる前からわかっている。
ということは、この研究はphase IIと呼ぶべきものなんじゃないのか?
誤嚥の発生頻度とか、24時間後の呼吸状態とか、もっと重要なアウトカムはありそうなのに。
しかも患者背景にいろいろ差がある。
基礎疾患が異なるのは単なる偶然かもしれないけど、pre-oxygenationの差は、ランダム化された後なんだから、明らかにバイアスじゃん。
にも関わらず、NEJMに載っている。
これが最大の不思議。
研究者は、当然のことながらアメリカ人。
いろいろ不思議な文献である。
まず、非麻酔科医には全然ピンと来ない話題。
麻酔科医に聞いたら、苦笑いしていたし。
研究の目的だけでなく、primary outcomeも不思議。
SpO2の最低値って、そりゃ換気した方が高いから、やる前からわかっている。
ということは、この研究はphase IIと呼ぶべきものなんじゃないのか?
誤嚥の発生頻度とか、24時間後の呼吸状態とか、もっと重要なアウトカムはありそうなのに。
しかも患者背景にいろいろ差がある。
基礎疾患が異なるのは単なる偶然かもしれないけど、pre-oxygenationの差は、ランダム化された後なんだから、明らかにバイアスじゃん。
にも関わらず、NEJMに載っている。
これが最大の不思議。
研究者は、当然のことながらアメリカ人。