パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

サンヨー電気オーブン SOB-14

2007-08-24 05:57:44 | サンヨーSOB-14 チャレンジシリーズ
うちにはリンナイのガスオーブンRMC-12E三菱オーブンレンジRO-B1Bに加え、サンヨー電気オーブンSOB-14がある。

サンヨーの電気オーブンは今から6~7年ほど前、ヤマダ電機で1万円程度の値段で購入した。

2年ほど使っていた1980円の安物オーブントースターが故障したためトースターのかわりに購入した。庫内が広いので一度にトーストできてピザも焼ける、というのが購入の決め手。
当時、日立の18L程度のオーブンレンジを使って肉、グラタンなどオーブン料理していたが、容量も小さく、時間がかかるわりにできが今ひとつでオーブン料理はもっぱらサンヨーを愛用している。

ピザはピザストーンをあわせて使うと短時間でとてもおいしいピザができる。
グラタンは15分でできる。ガスオーブン並み。比較的少量だったら、ガスオーブンよりも使い勝手はいいかもしれない。

ローストビーフだってこれとスキレットがあれば、かなりうまくできる。
塩コショウ、ナツメグした塊肉を表面を油をしいたスキレットでさっと焼き、香味野菜を加えそのまま250度で10分予熱したオーブンに入れ、30分焼くだけ。

このSOB-14だが、昨日、説明書などを整理していたらクックブックが出てきた。
購入してからほとんど目を通していなかったが、よく読むと普通のオーブン料理は当然としてパンもバターロールをはじめ、菓子パン、クロワッサンまで焼けると書いてある。
スポンジケーキもアップルパイも記載されており、写真もおいしそうであり、それなりに実力はあるようだ。

写真の左がB1Bのクックブックのバターロールパン、右がSOB-14のものだが、これを見る限りではSOB-14の方がおいしそうに見える。

そのうち、これでパンを焼いてみようと思う。

しかし、このネーミングはセンスないというかなんと言うか、、、、
英語でSOBって son of a ナントカなんで、ちょっとね。

変なネーミングついでにムーア監督の Sickoという映画があるらしいが、その題名もすごいね。
Sickoってキ○ガイのことだし、日本ではまず考えられない題名だ。パンと関係ないけど。


シッコ - goo 映画


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4 コメント

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SOB-14 and Sicko (miniko)
2008-05-16 00:24:20
私は昨年、イギリスから帰ってきました。出戻りです。かつて、誰かの妻だったときは、夫が素晴しいガスオーブンを持っていて、大変楽しいオーブンクッキング生活を営みました。別居後は、オール電化のフラットだったので、備え付けの電気オーブンで、パン作りをエンジョイしましたが、元夫宅のガスオーブンが恋しかったです。今、日本の両親の家で使っているのは、SOB-14.これは限りなく別居中に使っていた電気オーブンに近い働きをしてくれている優れものである。私が別居中につかっていたのは、SOB-14が、まるでそのまま4倍の大きさになったようなもの。しかもクイーンのマーク付で、それは、クイーンん家で使っているよということらしい。このブログを偶然みつけ、ますますSOB-14を尊敬した私は今日、ヤマダ電機にて、持っているにもかかわらず、もう1台、SOB-14を購入しました。
さて、医療問題、はい、イギリスは医療費タダでした。しかも、子宮ガン健診などは、国からわざわざお手紙がとどき、定期的にタダで受けさせて頂きました。医療について考えると、イギリスに居た方が、日本に居るより断然気が楽、というか安心でした。
離婚により、素敵なガスオーブンと、ナイスな、医療サービスを失いました。でも、SOB-14が、まだあるわ!
minikoさん、はじめまして (ortho)
2008-05-16 06:30:42
イギリスにいらしたのですね。私はイギリスに行ったことはありませんが、コメントから察するにイギリスもアメリカと同じようにオーブンによる料理文化があるようですね。アメリカはイギリスの植民地であった歴史から考えれば当たり前かもしれませんが、、、

私がアメリカの電気オーブンは確かGE製で容量は100Lほどと大きかったのですが、中のヒーターユニットはシーズヒーターが一個あるだけで、それをタイマーとサーモスタットで調節しているだけという代物です。でも、単純な構造なのによい働きをしてくれました。ヒーターなどの構造からある意味、SOB-14はそのミニアチュア版、ともいえるかもしれません。SOB-14を使って料理するとアメリカで使っていたでかいオーブンのことを思い出したりします。

さて、医療事情ですが、日本の医療事情は加入している健保組合や市町村によっても事情は違うので一口に言えない側面もあります。子宮ガン検診は確かに無料ではありませんが、自己負担は500~3000円程度とそれほど大きい物ではありませんし、もう今はどこもなくなったかもしれませんが、大企業の健保組合によっては従業員本人がその企業立病院にかかる分には自己負担0であったりしました。また、国保だって確か月5万円程度以上の支払いは高額医療であとから戻ってくるはずです。

最低課税収入がアメリカよりも低かったり、消費税率が欧米諸国より低い日本の税金の安さと月々の負担から考えれば (私はアメリカにいたとき年収3万ドルに満たないぐらいで月々健保が450ドル程度、税金は200ドル程度取られていました。それに10%近い消費税!多分、日本だと年収300万ぐらいではここまで自己負担率は大きくないと思います。) アメリカとイギリスを一くくりにするわけにはいきませんが、無料と言えないまでも日本の医療費に対する負担は大きくないと思います。
わたくし、はじめましてのあいさつもなしに、本文をはじめてしまい、大変失礼いたしました。 (miniko)
2008-05-17 01:17:27
orthoさん、改めましてはじめまして。minikoです。宜しくお願いいたします。

However,そうなんです、イギリスは、オーブン料理の文化です。Fish&chipsやEnglish breakfastが有名なので、フライ料理とかあるいは、シチュー料理の国とか、はたまた、かなり料理のまずい国と思われているようですが、オーブンは、どの家庭にも普通にあります。そして、おいしいです。でも、イタリアに行くともっとおいしい。でも、それはイギリスの料理がまずいというわけではないのです。

私はまず、パンの焼き方は近所のレイチエルに教えてもらいましたが、彼女は断然電気オーブン派でした。なぜなら、電気の方がガスより温度が安定しており、焼いている間、他の作業に取り掛かれるそうです。

さて、医療問題。はい、まさしくorthoさんの言う通り、イギリスは税金が凄く高いんです。だから、簡単に医療費がタダ、と言ってもその背景が、日本とは全く違う。このことを語りだすと、本当に長い話になってしまいます、、、。階級社会の話に発展してしまうものと思われます。これは本当に興味深い話ですが、凄く長くなちゃうので割愛します、とりあえず。

そして、又、別の例。

私の元夫はアメリカ人です。彼は、イギリスの大学院に進みそのまま、イギリスに居ついてしまった人です。彼によると、アメリカは、今そこで、病院の受付で血を流していても、お金がないと診てもらえない。でも、イギリスでは、そんな冷たい対応はない。との、評価でした。まあ、極論かもしれませんが。

事実、私、2度程イギリスで救急病院に運ばれましたが、日本でも例えば、外人が、救急病院にやむを得ず運ばれて、お金がなくとも診てもらえるのでしょうか?まあ、日本の場合アメリカほどシビアではなく、後から請求と言う風なことになるのだと、想像しますが。

政治のことは、全くうとい私ですが、税金が高いというのは国からのサービスが充実するということですか?色々考えると行き着くのは、私マルクスを読まなくちゃ!!!って事です。

今日はFocacciaを焼きました。ちょっと、オーバー発酵でしたがおいしくいただきました。
気にしないでください (ortho)
2008-05-17 06:15:51
英語で手紙などですと時候の挨拶なしに始まるのは普通だと思うので、挨拶については別に気にしないでください。

さて、医療問題です。私、アメリカにいたのは10年前になるので今の状況はよくわかりませんが、私が入っていた保険、俗にいうHMOですが、当時、緊急でも病気になった場合、保険会社にまず電話連絡して指定の病院に行かないと全額自己負担ということになっていました。一部負担でも確か緊急の場合、50ドル+診療報酬の50%負担でした。例えば捻挫などで病院にかかってX線をとって診断だけ、処置なしでは保険なしで(州によって多少値段が違うと思いますが、)100~150ドル程度。自己負担は保険を使ってやはり100ドル程度です。でも、処置が生じればもっと高くなりました。

緊急でない場合でも予約を取らずに直接病院に行くことはER以外できず、予約なしで病院に行くと診療拒否され、ERへ行くように言われます。それに予約が科によっても違いますが、なかなかとれません。一応、病院はお金がない人でも最低限の治療はしないといけないことになっていたようですが、金持ち専門の病院は会員制で敷居が高く、緊急で行っても多分、公立病院へ行くように言われると思います。

当時、留学していたのは州立大学だったので金持ち専門の病院はよく知らないのですが、同僚の日本人の方が、たまたま病気になり、一度だけそのような病院に連れて行ってあげたことがあります。私は大学から給料が出ていたのでHMOに加入していましたが、その方は無給だったため日本の旅行者保険に入っていました。そのため、どの病院に行ってもよく、せっかくだからとその都市で一番の評判の金持ち専門病院に連れて行ってくれと言われてそのERに連れて行きました。私が入っていたHMOではその病院にはかかれません。で、ERは州立大学付属病院と違って空いていて医者もレジデントでなく、かなり経験ありそうな方がでてきました。職員の態度も余裕があるためかとても丁寧で公立病院と違うなぁ、と大変驚きました。

一番驚いたのは、この程度では公立病院では家で様子見ろ、といわれて帰されるのに入院をすすめられたこと。旅行者保険だと一番いい治療をうけても全額保険が負担してくれるし、病院としてとりっぱぐれがないからだと思います。あとで調べてわかったことですが、月々の負担額は私のHMOより旅行者保険の方が安かったように記憶しています。

日本のマスコミなんかでアメリカの医療、と言われているのはこういった金持ち専門病院の医療、だと思います。彼らはいい保険に入っていてHMOなどには入っていないでしょうから。だからアメリカの医療と言っても一概には言えないと思います。

さて、日本での救急病院でのお金のない外国人患者ですが、運ばれてしまったら医師の応酬義務があるのでほとんどの病院で診療はしてもらえます。自治体によってはお金が払えない外国人を診察した場合、病院が申請すれば損金を補助してくれるところもあると聞いています(横浜市だったかな?)。

医療の話をすると長くなりますが、、、ここらへんでまた。

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