徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第六十一「ヒガンバナ・ヒメマツバボタン・マツバボタン」

2007-09-21 16:43:00 | 植物
 今朝は少し過ごしやすいような気がしましたが…陽が昇り始めると急激に暑くなり…いつもとあまり代わらない室温32℃…さすがにバテ気味です…。
手入れの悪いdoveんちの庭は雑草が生え放題…ホントに何か化けて出てきそうな状態…。
涼しい日に草引きを…と思っても…全然…涼しい日がありません…。

…なんて…単に…ずぼらを決め込んでいるだけのことなんですが…。

                       

 彼岸の入りの昨日…曼珠沙華(ヒガンバナ)が咲き始めました…。
高校時代…土手の上の細い道を友だちとふたり…のんびり歩いたことを思い出します…。
土手に咲き乱れる…曼珠沙華の見事な赤…。
色づき始めた数珠玉の風にシャラシャラなびく音…。
懐かしい日々…。

 散歩道に咲くは赤曼珠沙華がほとんどですが、この花には白いものや黄色いものもあります…。
そう言えば…今朝…夢子さんちのブログで…白いのを拝見したなぁ…。

 曼珠沙華には全体的にアルカロイド系の毒があるそうです…。
毒抜きをして食べた人もあるにはあるらしいのですが…少しでも毒が残っていると大変なことになります…。
絶対に食べてはいけません…。 

                      

 この可愛らしい花は…ヒメマツバボタン…帰化植物になりかけている花です。
同じスベリヒユ科仲間のマツバボタンよりもずっと小さい一重の花…散歩道のあちらこちらで見かけました…。

最初の画像はコニシキソウ中に紛れて花を咲かせているので分かりづらいですが…トキトキの葉っぱの方がヒメマツバボタンの葉です…。

              

 こちらは普通のマツバボタン…植え込み跡にどなたかが植えた花です…。
この花は乾燥に強い花で…ヒデリソウなどと呼ばれるそうです…。
花は同じスベリヒユ科のポーチュラカに似ていますが、葉っぱが松葉のように細くて尖っているので見分けられます。
画像のイエローのマツバボタンはキバナコスモスの葉陰から顔を出しています…。
下の方にちょろっと見えている針状の葉がマツバボタンの葉っぱです…。

 この花にも幾種類もの花色があります…。
スベリヒユ科の植物は繁殖力が強いので、ここのマツバボタンもすぐに勢力を伸ばすでしょう。

 これだけ気温が高いのに…植物たちはどうやって秋を知るのでしょう…?
特殊な力で…太陽の位置などを把握しているのでしょうか…?
それとも…去年の花が散った時点から…次の年の花が咲くまでの時間がきちんと決められてあるのでしょうか…。

彼岸の曼珠沙華…ちゃんと咲いているから不思議です…。