徒然なるままに…なんてね。

思いつくまま、気の向くままの備忘録。
ほとんど…小説…だったりも…します。

散歩道で拾った話…第五十三「クロモ?・アレチハナガサ・クサギ」

2007-09-03 16:57:16 | 植物
 朝から陽が蔭っているので比較的過ごしやすくはありますが、湿気が多く蒸し蒸しするので快適とは言い難い日です。
まだまだ…天高く…とはいかないようです…。
                                              
 散歩道の川の中には、水鳥の好む藻なども生えていますが…この藻は鯉たちのお気に入りです…。
藻の種類はまったく分かりませんが…クロモ…でしょうかね…。
橋から橋の間のそれほど距離のない区域に集中して生えています。
おそらくその区域だけはいつも…ある程度深さを保っているからではないかと…。

                

 以前にもお話したかも知れませんが、この川には大物鯉がわんさかいます…。
どのくらいの大きさか…といいますとね…。
画像の小さく見えるカメ…このカメがオシドリよりちょっと小さいくらいの大きさ…。

 そう…この川ではカメもでかいんです。
オシドリは大体40センチを超しますから…カメも40センチ近いんですよ。
鯉もカメもオシドリも同じ場所で同じ時に撮影しています。

どうです…。
鯉のでかさが分かりますでしょうか…?

 これらのでかい鯉が…この藻の生えているほんの数箇所に集まってきます…。
食用にしているのかどうかは分かりませんが…まるでハンモックの上に乗っかるようにこの藻の上でゆったりと過ごします…。
去年の夏…その様子を撮ったのですが…まさか使うと思わなかったので破棄してしまいました…。

残念…!

                
 こちらの花は…中洲にもたくさん咲いています。
ひとつひとつの花が小さく…距離があるので…なかなか撮影ができませんでしたが…ようやく…一箇所だけ散歩道の方へ出てきているものを見つけました…。

 アレチハナガサ…というようです…。
ばらまかれた星屑みたいで綺麗でしょ…。
三尺バーベナとよく似た茎や葉で…咲く場所もほぼ同じです…。
最初は同じ花かと思いましたが…花自体の形があまりに違うので名前をずっと探していました…。
同じクマツヅラ科で、三尺バーベナはヤナギハナガサ…。
なるほど…ご親戚だったんですねぇ…。
                                                
 これも…確かクマツヅラ科です。
クサギ…葉っぱが臭いのでクサギというらしいです。
若い葉はおひたしにして食べられます。
臭いけど…山菜としては珍品なんだそうです…。
果実は綺麗な青色で、染物の材料にできるということです。

 昔…触れるほど近付いたことが有りますが…臭いに気付きませんでした…。
臭いとは聞いていましたが…どうしてこれが臭いのかな…と疑問に思っていました…。
葉っぱを触ると臭いのだそうです…。
鈍感なdoveと違って昆虫は敏感…大型の蝶や蛾のお気に入りの木なんだとか…。
今回も中洲に咲いていたので臭いは分かりませんでした。

 午後三時を過ぎてようやく太陽が顔を出しました。
陽が出ると…やはり…まだ…暑いですねぇ…。
蝉もまた…鳴き始めましたよ…。
やはり…虫は敏感です…。