Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

千石船の里 宿根木

2009-05-21 14:30:00 | 旅行記

小木からさらに行くと宿根木に・・・

まず千石船「白山丸」展示館のある 小木民族博物館へ。 小学校の古い建物を利用したかのような博物館に 大きな船のドッグのような建物が隣接している。

日本海航路 文化の集積地とある。 新潟港からフェリーに乗ってきた航路 あれは海の中なのに350号線 350号線はそのまま佐渡の中心部を横断して小木に その後また海の中に航路を取って直江津にいく。 これが国道? 何だか変だけれど とても重要な港である事が分かる。

千石船産業の基地として繁栄したらしいけれど さほど広い土地ではなく どんな暮らしをしていたのか興味が」あるところだ。

Senngokubune

Sengokubune2

この船が手作りだと言う事が驚き。

船が海の上で安定して航行するにはいろんなことを乗り越えなくてはいけないだろうけれど そのバランスとかをどうやって取っているのか?

内部は 美しい技が随所に光っている。 すごいな人間って。マストになる柱はもの凄い太くて高いものねぇ 折れないのかしら?

Masuto Yane

中学生が社会見学に来ていて 授業中 邪魔になるといけないので 退散。

それにしても綺麗な船だった。

宿根木の古い町並みを見たいというわけで 下の方まで降りていく。

1ヘクタールの土地に二百十棟の建物を配置。 1ヘクタールってそんなに広くないよね。 都会並みの いや それ以上の密度じゃん。

Hei 海が近いので塩害を防ぐためだろうか 背の高い塀で集落全体がすっぽり包まれているようだった。 昔の城塞のように

垣根をくぐると 時代から取り残されたような空間が広がる。現在も人は住んでいる。それでも 何か異次元に世界のように感じた。

予想通り 住宅は密集している。 それでも暮らしのスタイルがおしゃれ。

Roji_2 

Roji2

千石船の里らしく 船大工の技を使った遊び心が見える。

三角の家。 船の舳先のような家だ。 どうやって作るんだろう? 中はどうなっているんだろう?

Funagata

Nokikazari 宿と書いてあるので泊まれるのかもしれない。

軒下に飾りが施してある。

歩いているうちに 和カフェを発見。 お昼食べ損ねて 「お茶でも飲んで休憩しよう」とのれんをくぐる。

古民家を使った素敵なお店だった。 せまい事は変わりなく店に入ったらすぐに裏にでる。脇の小部屋は たらい船をテーブルにした魅力的な店。

Kafe Tennai

裏には庭がしつらえてあって真ん中に東屋が建っている。 そこでもお茶がいただける。

うん こっちにしよう

私は宇治金時 ぴーちゃんはぜんざい

Niwa 静かなときが流れていく。 こんな広い庭を持っているなんて 事業に成功したお家の庭かと思いきや 庭の部分は一軒家が建っていたのだと・・・

道理で 井戸の数が多かった。 やはり狭い土地をみんなで分け合うように肩を寄せ合って暮らしていたんだね。

何処を見渡しても もう見る事の出来なくなった 懐かしさと 優しさと おしゃれに 心が豊かになった気がして

時間は2時半 両津まで十分間に合うし ラス前のジェットフォイルに乗れそうだったけれど お土産なんにも買ってないしね 何がおきるかわからない。 両津までひた走り

気になる場所はいっぱいだったけれど きっとまた来る(いつまで生きるつもりなんや~)と佐渡にお別れ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何でも挑戦 たらい船ゆらゆら

2009-05-21 13:20:00 | 旅行記

お昼をどこかで食べようと思うも 海の幸は一寸食べ続けて飽きた。何かとんでもないものを食べたい。例えばパスタとか・・・

途中で店を見つけて入ろっ!

しかし町中を通る距離が少なくて もう少し もう少しと思っている間にどんどん進んでしまう。 相川を過ぎ真野を通りどうしよう どうしようと言っている間にまた海岸線を進んでいる。西三川ゴールドパーク? 「ここで 金のすくい取り体験が出来るらしいよ。」

とはいえ 貴金属に縁が無い私には まったく興味が湧かない。 前に息子がもらってきた金が少しあるけれど フィルムケースに入ったまま何処へいったやら。。。

そんな事言っている間に 小木とか宿根木の案内が出てくる。 「たらいぶね・・・」ん? ぴーちゃんたらい船乗りたいのかぁ? 「いいよ 時間あんまり無いし・・・」 行きたいってことやん

Tarai ついでに何か食べられるかと 駐車場へ。。食べるもの無いなぁ  たらい船450円 

「どのくらいかかるの?」「20っぷんぐらい」 「よし 乗るわ。」

浪曲佐渡情話 どんな話しか知らないのだけれど 佐渡のお光さんが 柏崎の吾作さんに会いたい一心でたらい船に乗って渡ったと・・・ひぇ~

フェリーでも2時間半はかかったよ。 こんな小さな船で。。。一度実験したら18時間30分かかったと

今ならその常念を怖いと言われそうだよ。

たらい船 まん丸かと思ったら長丸なんだよね。 初めは洗濯桶だったそうだから 長丸は意味があるんだろうね? 痛まないように樹脂がかけてあった。

Taraibune2内海と言うより 湾内のたまり場みたいなところだけれど それでも海草がゆらゆらしているのが見える。 ここも綺麗な水。

海草を採ったりするには都合の良い乗り物だったかもしれないね。何しろ透明度高いから 「あ サザエ」とか言ってどぼんと潜ってまた漕いでってできそうだもの 究極のエコ船だよ

Taraibune  大きな櫓をゆらゆらさせるだけで進んでいく。 魚のひれのようだね。

このゆらゆらの加減が難しいらしく どちらかに力が傾くとまわってしまう。

Tehodoki

ぴーちゃんが手ほどきを受ける。 う~ん 近すぎて何やっているのか分からない。

Cyousen 一人で挑戦

あれれ? ぐるぐる回り始めたよ。

「やる?」

「いいよぉ 私は。」

何でもうまく漕げると 認定証がもらえるらしい。 しまった やれば良かった。 後からきいたんだもん~ 

といかにも自分がやっていたらうまくいったかのように悔しがってみた。

一寸寄り道の 一寸楽しい体験。

お昼も食べられなくて 時間13時20分

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐渡金山

2009-05-21 12:00:00 | 山歩き

時間は10時過ぎ まだ行ける.今度は金山だ~

来る途中にあったね

金山についてはちょっと気になる場所があった。 ドンデン山荘にかかっていた一枚の絵。 それは佐渡の春というような名前がついていたと思うのだけれど 山がぱかっと二つに分かれていて 下の方は桜に彩られて おもしろい絵だった。 「ここ行きたい。」 とぴーちゃん。

尖閣湾から戻る途中大佐渡スカイライン辺りで道標に従って山の中に入っていく。 途中歴史の史跡と思われる場所が一杯で気持ちが揺れるけど 我慢 我慢

道遊の割戸展望地の案内が道路にあって 見ると 「あ~~ あれだよ あれ」 しかし遠いねぇ。絵ではもっと間近に見えそうだったよ。

Waretoそれにしても 変な山だよね。大きなハンマーで山をかち割ったように見えるよ。桃太郎じゃあるまいし。。。

Haikoujyou さらに進むと 山の斜面に穴が開いていたり 工場の跡のような建物があったり

廃墟の美。。。だね 一つ間違うと怖いけれど

駐車場から奥の駐車場に行ってみる。道遊の割戸が裏の方から間近に見えるらしい。

Wareto2 これかぁ 右側はすっぱり切れているけれど 左側は崩れたように見えるだけ 一体これはなんなんだ?

謎を解くべく 金山に入る事にする。

二つのコースに別れている。

一つは江戸時代のコース。もう一つは近代化に貢献した明治以降のコース。

ひんやりして寒いぐらいの坑道を入る。 江戸時代のコースは人形も配し そのときの様子が分かるように展示されている。 こういうの本当は少し苦手。 人形 こっち見てるんだもの~

金山は1601年に発見されたそうで東西に3000メートル 南北に600メートル 深さ800メートルの広い分布 宋太夫抗コースはその中の西の端の少しでしかない。 すごい山なんだね。

Koudou Koudou2  

Saiji

鉱脈がでたときの儀式の様子に何だかぞぞっ なんでみんな目隠ししているのかな? 説明が無かったので 誰か知っている人教えて。

Hasi2 ここまでで 20分ぐらい

また入口に戻って 今度は近代の坑道へ

ここは殺風景で何もなかった。ただ あの山が割れている秘密が少し分かった。

あの真下にやってきたから。

佐渡金山発見のきっかけを作った主要鉱脈だそうで 路頭に出ていたんだよね。 もっと掘りたいと思ったかどうか山頂を真っ二つに割ってしまったのだとか。。。すごいね。

幅30メートル 深さ74メートル その規模にもびっくり 下から覗いてみる。もっともこの穴は明治に入ってから もっと掘れないかと最新の設備を駆使して掘った穴らしいけれど

トロッコが走るレールに従って殺風景な道を進むと外に出て 裏山に道遊抗を上から見る場所があると言う。

あ きっとそこだ あの絵の場所は

Takatoujinnjya

地元のテレビ局らしい人が二人テレビカメラを持って登っていく。

高任神社を越えて登っていくと 「なに~これ~」

大きな大きな穴が開いている。

Douyuukou もちろんローピングされているけれど 何処まで続いているか興味津々 きっとさっき下で見た穴まで掘ってあるのだろうね?

こちらのコースは 完全に近代化されていて 今ではもうでないのか閉鎖。

工場の時代の置き土産のようなものがあちこちに散在している。 

Isigaki  

Tekkoutu

Souko

こんなのもあるよ。地元の酒造会社の蔵。

何しろ年間通して10度前後だそうで 天然のクーラー 有効利用と言うわけだね。

Wareto3 私たちが見たかったのは この地からの景色だったらしい。 佐渡の金山を象徴する道遊の割戸は 桜の季節も終わって 綺麗な緑に変っていた。

Haikyo

Haikyo2

時刻は12時 お昼どうしよう?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尖閣湾

2009-05-21 10:00:00 | インポート

尖閣湾は 新潟空港からフェリー乗り場に向かう途中 タクシーの運転手が是非行ってきてくださいと オススメの場所。 位置としてはリボンの上の左端(曖昧な説明だね) 両津から350号線を走り相川まで さらに海岸線を北上した日本海を一望する場所。

佐渡島反対まで行くんだから遠かろうと思っていたけれど案外早く着いた。海岸線には時々カンゾウらしき花。 この時期カンゾウを見るカンゾウライナーも走っているらしい。

Hamanasu2 Umi

カンゾウは遠くて撮れなかったけれど 全体としてはまだ少し早いかも

それにしてもこの綺麗な水どうよ!

尖閣湾に到着。 ここでは 絶景ポイント巡りと グラスボート出回るコースとあると言う。 何しろ時間のせつやくをしたいので少し時間の少ない絶景ポイント巡りのチケットを買う。それでも営業時間前だったので 待たないと・・・二人のためにだしてはくれないよね

Hana  とそこに 名古屋からのクラブツーリズムのバス到着。彼らはグラスボートコースらしい。

「一緒に乗りな。代金はそのままで良いよ。」おぉ やったね。 フルコースで しかも予定より早く船だしてくれた。

Noriba観光客相手に写真をバチバチ撮る業者

帰りに売りつけられる。 今時この商売うまく行くのだろうか?

尖閣湾は金北山の噴火で出来た所だと。。。溶岩が冷えて固まったと思われる奇岩が次から次へと  山を見て見るが 昨日いた場所を確認出来ない。 あれがマトネ?ととんがったピークを指さしたけれど ぴーちゃんに否定された。 あちゃ 違うかぁ

Kigan Kigan2

Kigan3 Hasi

あの橋は ドラマ君の名はの舞台だそうな。あのドラマを知らないけれど 数寄屋橋から佐渡まで戦後にしては行動範囲の広いドラマだったんだねぇ。 次から次へと現れる奇岩 それに付け加えられた名前の説明を聞きながらきょろきょろ。景色のすばらしさもさることながら 水の美しさに驚き そしてグラスボートの中を覗けばもっとびっくり。 何しろ船の下は 海草の畑になっているんだもん。 昨日までいた山が水没したかのような錯覚を覚えたほど。

Kaisou Gurasuboto

魚が見える。草ふぐだって。下の方には黒鯛が見える。

写真には写らなかったけれど 黒鯛悠々と泳いでいる。30メートルも下の方に生息しているんだって。

30メートルも下が見えるって言うのがすごいね。

外を見ればあらら 草ふぐが 海面に上がってきているじゃないの? 一体どうなっているんだろうね? この海は。

Fugu しばし 珍しさにきょろきょろ やがて船着き場に近づき 尖閣湾巡りは終わりを告げる。

海鳥が一列に並んでご挨拶。 違うか

Tori

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐渡 超特急で見て回り 

2009-05-21 08:00:00 | 旅行記

山から下りての宿は 加茂湖畔あおきや  軍の飛行場の跡地辺りに建っている。ここの売りは夕日と朝日の美しい宿。。。と言う事だった。

建物は古く エレベーターに至っては ついたら必ずどんと揺り返しがある怖いもの「シンドラー社?」って思いながら思わず箱の壁に捉まってしまう。

Yuuhi Asahi

窓側に先ほど行ってきた金北山が

夕日が落ちる前にお風呂に入ってしまって良いところ撮れなかったけれど

廊下側に朝日 両津湾と 田んぼに朝日を映して輝いている。

レンタカーを予約してあった。佐渡では車が無いと一寸まわりにくい。

朝八時に車を借りて 返すのは夕方6時にしてあったけれど 船の時間があるので出来たら4時半 最悪5時半に戻りたい。

行き先は 尖閣湾 金山 宿根木 もし途中でよれそうなところがあったら寄る。

そんな計画で350号線ひた走りの一日が始まる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする