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Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

光秀よ おまえもかっ

2008-04-18 19:46:04 | 旅行記

3月28日 翌日に娘の結婚式を控えて 打ち合わせの為に前日から出かける。 夕方の打ち合わせだったので 急がなかったのだけれど ETCの通勤割引の為に 朝早くから出かける。

時間余っちゃった どうしよう? ってなわけで あっちへふらふら こっちへふらふら。 およそ花嫁の両親らしい緊張感無く 観光客。

福知山城に寄ってみたい と亭主殿の一言で 行ってみる。 日本のお城見た目美しくても 実は鉄筋コンクリートだったり エレベーター付きだったりで あまり好きでは無いけれど こんな奥に来ることは無いからこれも良いかな?

Taikobasi 福知山城は 小高い丘の上にあった。 小高い・・だよ ほんの少しだけ上る。 お城に掛っている 太鼓橋を見て興奮。 でかい 何と・・・ 太鼓橋 子供の時から好きなんだよね。 近くの神社の太鼓橋 毎年 初詣でに渡るけれど なかなか急で難しい。それでも 苦労して渡ってしまう。

でわくわくして 行ってみると・・・

あれ?階段だよ。 どうやって渡ってやろうかと思っていたのに。。。。 Fukutiyamajyou

この城は元々はこの地方の豪族が 横山城という名前の城を造っていたらしい。 丹波を平定した明智光秀が城を築き 城下町を整備したとのこと

明智光秀? へ~ぇ ちょっと驚き こんな所にも明智光秀が もっとも光秀は 3年ほど後に あの本能寺の変後 無くなってしまうのだけれど 光秀に撮って縁の薄いお城だったのかしら? しかし 光秀は城作りの名手だったと聞いたことがあるので 要塞としても 大事な城だったんでしょうね?

桜の木がいっぱい。 もう少しすると この辺り桜の山としてピンクに染まり 美しい城になるんだろうな。

Sansyuyu Sakura

何桜だろう? 下を向いたまま開かない桜。 聞いたことあるけれど この頭 すっかり忘れてしまった。

Honmaru

Toyoiwanoi 豊磐井(とよいわのい)

城郭内の井戸としては日本一らしい 井戸 覗き込んでみると 深くて暗い。ここの地表は海抜43メートルだそうで 井戸の一番下は 海面下7メートルも掘られたことになる。 凄いな そんな技術 あったんだね。

さすが明智光秀。

しかし 次の所へ来て 凍り付いてしまった。

Tenyousaki

転用石 なんだかわかりますか? お城の石組みを作るのに 近隣の治世に反抗的なお寺の墓石や五輪の塔などを持ってきて それを使ったのだと・・・

穴太積み (これは坂本の町で見た 近くの穴太臭が この技術に長けていたと聞いた)の石垣は200以上の墓石や 五輪塔で組まれていたと・・・近くに切り出す石が無かったこと 城のお守りにしたのだとかいろんな話を聞いたけれど 何ともはや・・・

安土城は やはりそうだった。その時の説明は 神をも畏れない信長が 墓石を階段につかって踏みつけていたのだと聞いた。 その発想は 実は光秀の考えだったのだろうか?

Akaasebi 少し光秀ファンだったけれど 光秀おまえもか・・・

って思ってしまったのは 確か。 戦国を生き抜いていくために 人はどんなこともするようになるんだろうか?

コメント (6)
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スリルとサスペンスに肩痛っ! 岩古谷山Ⅱ

2008-04-18 18:34:01 | 山歩き

お昼も近くなったので 頂上へ急ぐ。と言っても さっきの展望地の少し先。 昔の岩古谷城があったところは 東屋の跡らしき基礎だけが残っている。回りに ベンチがいっぱいあるので ここで食事。 しかし 日がさんさんと差し込み 完全に初夏の陽気。 暑い。

Sancyou 今日のメニューは スーラータン麺にドングリの里で買った 古代米の山菜おこわ 煮卵 岩村のカステラ

サラダが無いけど ま しゃぁないな

デザートまで済ませたら いよいよ下り。 昔いったきりだけど大丈夫かな? この道周回できるので良いんだけれど 東海自然歩道を外れているからだろうか? 荒れている感じがするんだよね。

                                              Akayasio2 799メートルの微妙な高さにさようならをして 降りる前に 直ぐ隣の展望地によってみる。 ここは反対側和市のが見えるはず。 農村の風景が美しかった。

さて 堤石トンネルへ向う道は 大下りの鎖場がある。まず 割れ岩の脇を通りながら下を覗き込んでみる。 何処まで続くかわからないぐらい深い。こんな所を 城へいくのに使っていたのだろうか?

岩を通り 少し歩くと やってきました。鎖場

あれ?こんなに急だったっけ? 「え~~っ 下が見えないよ。 本当にここ降りるの?」さすがの彼女もびっくりしている様子。

KusaribaKusariba2 この鎖場 こんなに長かったっけ? 真ん中当たりになんとか 一息つける 場所がある物の まるで鎖にぶら下がるような感じになってしまう。 足場を探すのが大変。本当はあまり頼らないようにと言われていた鎖も 今回ばかりは 命綱

やっと鎖を終えたら 今度は階段。 少し緩やかになったものの この階段ひどい歯抜け。

岩場なので 横に避難できない。 短い足を必死に伸ばして足場を探す。

二人とも無事に降りたときは ほっ! 怪我させたら大変だからね。終わってしまえば 一気に 興奮に 「凄いねぇ 面白い めちゃくちゃ面白いね」 はぁ そうですね

ここからはしばらくは地道が続くのだけれど どういうわけか東屋を過ぎた辺りから コンクリートの階段が続く。 これが嫌だっていうひとも多い。 昔は観光地だったのだろうか?

荒れた感じがする山道だけれど 振り返ると 頂上の大岩が見えて面白い。 全山 花の色で霞んでいる。 芽吹きの緑も美しい。 サルスベリの岩を見た辺りから 左右が また途方もなくおおきな岩の壁になっている。 木々は命を繋ぐため 根っこを必死になって張り 生命力の強さを感じる。

IwakabeNekko 

蝙蝠穴をくぐり 暫く行くと 雄滝 女滝へ出る。

この辺りは緑が綺麗 足もとには 小さな花がいっぱい。

アオキの花 可愛らしい十字架になって咲いている。 新しいカメラ マクロ撮影が難しい。ピント合わせたつもりなのに 後ろにピントが合ってしまって ぼける

Aoki Hana2

彼女は太鼓をやっているらしい。渓谷など 音が響くところが無いか探していると言った。 それならここが良いよ。 と雄滝で まるく抉れた岩壁の中に入ると 小さな音も がんがん響く。足もとも川原のようで 太鼓練習しやすい。

Odaki Medaki

おおきな岩をはさんで反対側の女滝も やはり 音が響く。

ただし この辺り 荒れ放題で 一人でたいこたたきに来るのは ちょっと勇気が要るかもしれない

何しろ お社もあるのだけれど 崩れかけていて 屋根も抜けている。 前は人々が訪れたのか 歓喜の像なる怪しげなモニュメントが 不釣り合いで。。 雄滝 女滝だけに 本当に怪しげ

Monyumento こんなこと考えるのは私だけかしら?

それにして ここで彼女が太鼓を叩いたら 山の住人はびっくりして木から落ちるかもしれない。

村中に響いて大騒ぎになるかしら?

最後の階段を下りていくときに 本日の二人目の登山者に遭遇。 こっちから登る人もあるんだね。

まもなくトン得るの上に出て 降りる。

車道を 5分も歩いたら 駐車場。(勝手においた)

山を下りるときはいつもなんだか淋しい。でも彼女はとても興奮していて 話すことは 太鼓のことと あの鎖場の体験。 面白かった~

次の日 「足痛くないけれどね どうしてかなぁ? 肩や 胸が痛くて仕方ないんだよ。」はは  そりゃねぇ 鎖にぶら下がっていたんだものね~

コメント (5)
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スリルとサスペンスに肩痛っ! 岩古谷山

2008-04-18 10:59:19 | 山歩き

前から 言われていた。

美容院の女の子に「山連れて行って」 彼女は木村カエラ似のネイリスト。 仕事柄爪を傷つけるわけにもいかないだろうし 本気かどうかわからなかった。

「靴だけ揃えて。 最低それは無いと連れて行けない。」

そう言っていたけれど 彼女 覚えていたのかいないのか「来月15日なら行けるから。」という。「靴ある?」 「ううん 買ってない」 あ~~ぁ

仕方ないので 私の靴を貸すことにした。 とても楽しみにしている様子。 ハイキングや遠足と間違えていないかなぁ?

4月15日。さて何処へ行く。 初めてでも体力そう必要なくて 展望良くて 変化に富んで・・・ そんな項目を満たしてくれる山が設楽の岩古谷山。 はじめ他の人も誘っていたのだけれど 都合つかず 二人だけの山いきになった。 もしもの事があるといけないので 慎重にしないとな

山は知らぬ間に春真っ盛り 道すがら 桜は勿論ミツバツツジ 花桃 目にもあざやかな花々が山を彩っている。 歓声の連続。

和市の登山口 いつもの駐車場は 工事をしていて使えなかった。 どうしよう? 少し先へ車を走らせて 工事の関係者の駐車場かもしれない空き地に車を入れて歩き出す。

登山口ではユキヤナギや 花桃の歓迎を受けて心が躍る。

Jyuusannmagari 登山道ははじめは13曲がりのジグザグを ひたすら歩く。 初心者には退屈かもしれない。でも足もとには 可愛らしい花が咲いている。

エイザンスミレと思われるスミレが群生している。 あまりあちこちにある物では無いと聞いていたので 違うかもしれない。でも葉っぱは確かに 他のスミレとは違う。

Hana1 Eizansumire               

堤石峠に出ると 回りが明るくなる。 峠に着く直前に出会った人に アカヤシオや ヒカゲツツジの情報をもらって うれしくなる。 いつも御在所で見ていたアカヤシオがここではもう咲いているらしい。 ヒカゲツツジも同時に見られるなんて何とラッキーなこと。

峠で休憩後 いよいよスリルとサスペンスの稜線歩きに入る。 まずは階段 ずっと続く階段にちょっと尻込みの様子。 座り込んで被写体になる彼女に違和感を覚える。 膝が悪い私は見ているだけで痛くなる。謎が解けた。 いつも自分を景色と一緒に撮っているから その癖がついているらしい。 このスタイルが確実なのかな?

Tutumiisikaidan あ ヒカゲツツジ

岩のそこここに クリーム色の躑躅が 残念なことに遠すぎて被写体にはならない。 でも思いがけずヒカゲツツジに出会えて嬉しい。

Hikagetutuji

かなり高いところまで来たので振り返ると 鹿島山がどーんと鎮座し 平山明神が いつもの険しい山容よりは花に彩られた優しい表情で聳え

きょろきょろ

やってきました。 目の前に どんとどでかい岩の塊がいく手を阻んでいる。 「この階段を下りてから あの山を登るんだよ。」ととりあえず脅してみる。 「どうやって登るの?」 あれ? あんまりどきどきしていない様子。 さすが若いね 怖いもの知らず。

Kaidan Kaidan2

実はでっかい岩を抱くように外階段が付けられているから 慎重に登れば何の心配も無いんだけれどね。

それでも地の底から這い上がってくるような高低差があるので それだけで怖い。

この先の外階段は 手すりが片側にしかないので 少し怖かったらしい。

Kaidan3 でも 時々とまって辺りの景色を見渡せば 絶景かな~~

Hirayamamyoujin

Iwadan

この後 岩にくぼみを刻み込んだ階段を慎重に登って 暫く行くと 最初の展望地。

三ツ瀬明神が綺麗に見える。

少し離れて宇連山 棚山 知っている山が次々現れるのは嬉しい。

この辺りからアカヤシオのピンクが 山を優しく華やかにしている。 

Akayasio

Mitusemyoujin2

ここまで 比較的楽に来て この展望だから彼女大興奮 

Vサインの大安売り。

それにしても良かった。山では 一人と出会っただけで ある意味淋しかったけれど すばらしい世界を二人占め

コメント (2)
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