テムテムな日常

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「プレーンラックリムコープファー」第5話

2010-10-06 | タイドラマ「ラブソングは海を越えて」
第5話
ダーはバロムに直接ナムターンの子供の父親が誰なのか尋ねますが、バロムは「今は言えない」と繰り返すばかり。さらに「ベンを問い詰めることだけはやめてくれ」とダーに迫ります。ダーはナムターンにも、子供の父親は誰なのか尋ねます。「ベンじゃなかったら誰だというの?」と真摯に問いかけるダーに、ナムターンは「ベンの言ったことを信じているの?」と言い出します。「私の生活は前とちっとも変わっていない。名声もあるし人気だってある。あなたとは違う。だけどいつか私が大金持ちになったら、働かなくてもいいようにちゃんと面倒を見るから」と人事のように語るナムターンに、ダーは傷つき、怒り、失望するのでした。

ベンにも子供の父親について尋ねるダー。「それは僕が答えていいことじゃない」と言うベンに、思わず言葉を荒げるダー。しかしベンは「いつか必ず明らかにする。信じて欲しい」とまっすぐダーに告げます。ベンの言葉に嘘はないと感じたダーは、ベンを信じてみることに。翌朝、ダーはナムターンの母親と電話で話をします。「ナムターンとなにかあったの?」と心配する母に、気丈に答えるダー。電話を終えた後、話を聞いていたベンが声をかけます。「これからは君のこと、ヌーダーって呼んでいいかな?」と言い出すベンに、「あなたの好きにすればいいわ」と答えるダー。二人が話をしているのを見たナムターンは、「昨日眠れなくて」と割って入ります。

ダーはナムターンの父親が誰なのか自分で探すことに。ナムターンの友人の家を訪ね、心当たりを聞きますがはっきりとは分かりません。しかし「あの人に聞いてみれば?」と手掛かりを教えてもらいます。ナムターンとベンのことが再びニュースになります。記者の目を意識したナムターンがベンに抱きつき出迎えたところをベンが振り払う様子がばっちり放送されてしまい、ふたりの交際は再び疑惑に包まれてしまいます。すぐさまバロムに何とかして欲しいと連絡をとったナムターン。バロムも秘書のアンにもう一度会見を開くよう提案しますが、アンは気が乗らない様子です。一方、ダーはナムターンの元恋人と噂されるドゥアンのもとへ出向きます。

ビーは相変わらず、ろくに歌のレッスンも受けずいいかげんな日々を過ごしていました。レッスンをさぼったことでブリンと口論になるビー。歌ってはみたものの、あまりの下手さ加減にとうとうブリンはレコーディングを中断してしまいます。一方、ナムターンは社長のバロムに会いにきます。ロビーでブリンとすれ違いますが、「なにか用?」と聞かれてもナムターンは言葉を濁します。ブリンは兄のバロン、妹のブアにナムターンの来訪を告げますが、いくら一生懸命仕事をしても、息子のビーを売り出すことに夢中のバロムのやり方には本心からイライラしていました。「このまま仕事を続けるくらいなら。もうやめてやる!」と兄妹の前でたんかをきってしまいます。

帰宅したダーは、ソファで眠ってしまったベンを発見。以前、自分が眠り込んでしまったときは、上着をかけてくれたベンに思い切り怒鳴り散らしてしまったことを思い出すダー。邪魔になっているクッションをどけようとしていると、ベンが目を覚まします。ダーはその場を離れようとして段差につまづき、足を痛めてしまいます。ダーの手当てをしているとベンに電話が。急いでナムターンを迎えに行くと、ナムターンは酔っ払いに絡まれていました。すぐさまナムターンを連れて帰宅するベンとダーに、ナムターンは嬉しそうな表情を見せます。「ダーさんがどれだけ心配しているか、少しは考えて」と苦言を呈するベンに、ナムターンは「あの人は私に勝ちたいだけ。心配なんかしていない」と声を荒げます。

ドゥアンのステージシーン。歌ってたのはPotatoでしたね。

翌朝、起きて来たダーは、自分でコーヒーを煎れ身支度をしたベンを見かけます。ダーを見て、「コーヒー、煎れようか」と慣れた手つきでダーにコーヒーを準備するベン。二人の間に穏やかな時間が流れます。一方、ビーはとうとう日ごろの生活態度をバロムから咎められてしまいます。かっとしたビーはバロムと口論になり、そのままオフィスを飛び出してしまいます。怒りに任せて車を走らせていたところ、交通事故を起こし人をはねてしまいます。連絡を受けたバロムはすぐさまアンに「助けてくれ」と揉み消しを要請。病院でアンと顔を合わせたビーは、些細なことからアンとも口論になってしまい、激しい言葉をぶつけます。

病院の前で待ち構えていた記者たちに、飲酒運転や薬物の使用を疑われるビー。「単なる交通事故です」と繰り返すビーに、アンも「事故です。後日会見をしますから、今日はお引取りを」と足早に立ち去ります。一方、ベンに連れられベンのオフィスにやってきたダー。興味津々のスタッフたちに悪びれることなく「僕の友人のダーさんだ」とダーを紹介し、会議室をダーのために空けるよう指示するベン。「ここでゆっくり仕事をしてくれればいい」と遠慮するダーに場所を空けるベンに、ダーは穏やかな気持ちになります。内線電話でベンから何度も電話があり、そのたびにダーは嬉しい気持ちになるのでした。帰宅間際、ベンに来客があると秘書が告げにきます。

ベンの家で退屈しながらテレビを観ていたナムターンは、ニュースでビーの事故を知ります。飲酒運転を疑われていることを聞いて「どうだか」と嘯くナムターン。一方、ベンの来客中にジェットがベンのオフィスにやってきます。会議室をダーが使っていると聞かされ、すぐさま会議室に向かうジェット。「ここでなにをしているの?」とダーに尋ねます。「仕事をさせてもらってます。私、物書きなんです」と受け流すダーに、ジェットはなんとなく苛立ちを感じます。ナムターンの姉だと思い出したジェットは、「そんなものあなたの個人的なことでしょう?」と嫌味を言いますが、ダーは冷静に交わします。ダーに勝てないと悟ったジェットは、すぐさま知り合いに連絡を取ります。

「今からここで会議をするから、場所をあけて頂戴」とダーに詰め寄るジェット。しばらく考えて、ダーは「分かりました」と荷物をまとめますが、わざとジェットにぶつかります。「ごめんなさい。大丈夫?」とジェットに言葉をかけますが、ジェットは痛みで声も出ません。会社を出てブリンと会うダー。「ナムターンのおなかの子供の父親は、本当は誰なの?」と尋ねるダーに、ブリンはどう答えていいか混乱します。ジェットが会議室を使っているのを目にしたベンは、すぐさまダーに連絡を取りますが、繋がりません。帰宅後、ダーに不始末を詫びるベン。「ブリンさんと食事をしてた」と言うダーに、ベンは少し寂しい気持ちになります。そしてとうとう「君のことが好きなんだ」と打ち明けます。

ビーの出生にもなにか秘密があるようです。

ベンとダーが親密になるほど、ナムターンがいじわるな女になっていくようです。自分の気持ちをはっきり自覚したベンは、なれなれしく接してくるナムターンにも毅然としていますよね。そしてナムターンも、ベンに「ダー姉さんは私に勝ちたいだけ。私のことなんて、少しも心配していない」と言っていましたが、徐々に自分のことしか見えていないわがままな側面を表し始めています。トップスターでもあるナムターンを守るため、スキャンダルをもみ消し続けてきたバロムと秘書のアンでしたが、もうそれも限界のようです。とうとうナムターンに自分の気持ちを打ち明けてしまったベン。今後ダーとはどういう関係に進んでいくのでしょうか。

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