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「マーライサームチャーイ」第32話

2010-11-17 | タイドラマ「花環夫人」
第32話
ラオーオーンのもとに両親が訪ねてきます。体の具合が悪そうな父を気遣うラオーオーンに、父は、ルンラウィーへの想いを話します。ルンラウィーとドクターとの関係を取り持って欲しいと遠まわしに懇願され、困惑するラオーオーン。イムとナリンは相変わらず仲が良く、遊びに来ていたルンラウィーもドクターと話す機会を得てかいがいしくドクターの世話を焼きます。ラオーオーンの叔母は「イムにはナリンよりももっとふさわしい相手がいるのではないかしら?」と言い出します。「誰ですか?」と尋ねるラオーオーンに、「ドクターに決まってるでしょう?」と答える叔母。「いづれにせよ、私は父の願いを叶えてあげなくては」というラオーオーンの言葉を、ドクターは聞いてしまいます。

ドクターの診療所に、ヨットが運ばれてきます。ヨットの具合がよくないことなど知らなかったドクターは驚きますが、さらに病床のヨットがうわごとでトーンの名前を呟いているのを聞き、トーンがヨットを裏切り、ヨットと一緒にいないことまで知ってしまいます。その日は知人を招いての食事会で、イムも母や叔母たちと一緒に食事作りを手伝います。ルンラウィーもさっそく手伝いをしようとするのですが、お嬢様育ちのルンラウィーは好き嫌いばかり言って少しも手伝おうとしません。食事会が始まっても、なかなか姿を見せないドクターに苛立ち、ひとり不機嫌そうな態度をとります。ようやく現れたドクターはとても疲れているようでした。プラヨーンも来ていることに気付いたドクターは、ヨットのことを話します。

ヨットの具合が悪いことを聞いたラオーオーンは、驚きながらも「私がお見舞いに行く必要はないわ」ときっぱり話します。姉であるプラヨーンもドクターから容態を聞き心配にはなったものの、ドクターが責任を持ってちゃんと治療にあたると約束してくれたことに少し安心をします。ドクターと二人きりで話をするチャンスを得たルンラウィー。あまり気が乗らなさそうなドクターにはお構いなしに、自分の気持ちを押し付けます。ちょうどそこへラオーオーンの息子デートがやってきます。「ドクターに見せたいものがあるんだ」と元気よく話すデートに笑顔を見せるドクター。当然デートに邪魔されることなどルンラウィーには許せません。「こんな夜遅くまで起きているなんて!」とデートを責めます。

ヨットの見舞いに訪れるプラヨーン。すっかり変わり果てた姿のヨットにトーンのことを尋ねますが、ヨットは多くを語りません。ヨットが病に倒れていること、トーンに裏切られ捨てられたことはすぐさま親族に伝えられ、姉たちは今後のことを相談します。そこへウィサーンが血相をかえて現れます。「大事な話がある」と話し始めたウィサーンはヨットが多額の負債を抱え訴えられていることを告げます。あまりのことに一同言葉を失ってしまい、訴状を見て改めてヨットの現状を知る姉たち。あまりにも残酷な現実にプラヨーンたちは涙を流します。一方その頃トーンは、ヨットから全財産を巻き上げた実業家と寝室を共にしていました。

ヨットを捨て、次はこの男に。そして次は・・・。

ルンラウィーがドクターを狙っているわけですが、ドクターにはそんな気などまったくないのですよね。ラオーオーンに対して「今まで出会ったどんな女性とも違う感情」を持っているドクターですが、まだラオーオーンには告げることができないようです。しかし外堀はどんどん埋められてきていて・・・一方今更ながらにヨットの窮状を知る姉プラヨーンたちですが、死ぬまで遊んで暮らせるはずの財産もすべて使い果たし、さらに両親の残してくれた屋敷さえも奪われ、ヨットはもう裸同然。哀れな弟に同情するものの、すべては自分のまいた種なのです。ヨットは今絶望と後悔のどん底にいます。でも、すべては自分のせい・・・。今後ヨットの運命はどう転がっていくのでしょうか。

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