テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

悪いことは悪い!

2007-04-13 | 雑談
給食費の滞納だとか、政治家の不祥事だとか、イジメ問題、モラルの低下が叫ばれる昨今・・・テレビをみていても毎日必ず「そりゃおかしいんじゃない??」と怒りがわいてくる場面は必ずあります。

私は、教職を目指す人が多く集う大学の出身なので、今でも現役教師だとか教育委員会だとかの友人知人が結構いるのです。そんな彼らに「最近って先生のモラルが落ちてるよね」と話を振ると、どういうわけだか8割はこんなふうに切り替えしてきます。

「今は親も変なのが多いから」


イジメ問題についての討論などをテレビで見ていると、たいてい「いじめられる子の早期発見」「いじめをする子の心のケア」などと識者が言っています。確かに、ストレスのはけ口を弱者をいじめることで発散している場合もあるでしょう。心のケアとやらが必要な場面だってあるかもしれません。でも

いじめをする奴が一番悪い。いじめは卑劣で人として最低の行為であって、いかなる事情があろうと許される行為ではない。


なにが言いたいのかというと、そうした「あるまじき行為」「許されざる行為」に対しての原因を追究するあまり、「悪いことは悪い」という基本的なことがあいまいになっているような気がしませんか??教師のモラルが低下していることと、変な親が多い(そのことによって教師の手間が増え、モラルも下がる、よってモラルの低下の原因は周りの環境にある)ことはまったくの別問題です。イジメ問題だって、普通に考えるといじめるほうが悪いのですよ。そこにいかなる理由が存在しようと、弱者に手を上げることは絶対にしてはならないことなのですよ。

以前に書いたことがあるかもしれませんが、「痴漢に注意」・・・女性は痴漢に注意しなさい、というのではなく、「男性は痴漢をしないようにしなさい」が、真の痴漢対策ではないでしょうか。

いろんな場面で「??」と思う不可思議なことが多すぎ!そしてそれを報道番組で見てただその場で憤っているだけではダメ!少しずつでも声にだして、言葉に、文章にしていかなければ。意識をかえることが必要だと思うのです。

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