テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

言葉を覚える過程

2007-03-07 | 雑談
趣味でタイ語を勉強していますが・・・継続とは恐ろしいもので、毎日ただ「聞き流して」いるだけなのになんとなく文章の意味が分かったり、耳に入った言葉をすらっと文字に変換できたりする場面が少しずつではありますが増えてきたな、と感じることがあります。そんなときはやはり単純にうれしいし、タイ人にちょっとは近づけた気がしてますますやる気になるものです。とはいえ私は、単語や文法をコツコツ覚えるのは超苦手・・・なので「勉強」といっても、もっぱら「タイのテレビやラジオを聴く」、「好きな歌を歌い、訳す」、それから、ちょっと恥ずかしいのですが「タイ語に翻訳されたマンガを読む」ことぐらい。それでもふとした拍子に自分の上達を発見することはうれしいのです。「そんなの、勉強とは言えないよ!」と言われるかもしれませんが・・・このくらいのペースがきっと自分には合っているのでしょう(「タイ語の勉強」なんて、たいそうなことをいつも言ってしまいごめんなさい。ほんとはたいしてやってないのです。もっと勉強されてる方もおられるでしょうね。気を悪くされた方、ごめんなさい)。

で、同じように言葉を覚える作業を日常的にやっているのがうちの息子と娘・・・。娘はまぁ、まだ「あ~」とか「う~」とか、そんなんばっかりですが、息子はかなり単語力、表現力がついてきて、親と対等に渡り合う日も近いと思います。

そんな息子の最近のヒットは「うぐいす」を「いぎりす」と思っていたこと・・・。参観日のときに「ホーホケキョの鳥は何??」との質問に、「はい!はいっ!!」と元気よく手を挙げて「いぎりす!!」と・・・。あ~、恥ずかしかった・・・大爆笑を誘った息子ですが、その後も「うぐいす」と「いぎりす」の区別はいまいちついていないようです。

彼は「だ行」と「ら行」の区別もイマイチ分かっていないようで、文字をかかせてみると「ぽけっともんすたーらいやもんろぱーる」などと書いたりします。口で言うときは「だ行」と「ら行」の区別はできているのですが・・・難しいのでしょうか。なぜ難しいのか私にはよく分からないのですが、まぁこの辺はほっといてもそのうちきちんと覚えるでしょう。

ちゃんと理解させておかないといけないなぁと思うのはやはり敬語の使い方。目上の人には「です・ます」で話すことはもちろんですが、言葉尻だけに気をつけるのではなく、相手の目をみて話す、話している人の顔をみる、といった礼儀もそろそろきちんと教えていかなければなりません。でも、テレビ番組などでも明らかに目下の者が年長者を(演出上のこととはいえ)叩いたり、「ばか」などと言ったりする場面が多くて・・・相手を常に敬い、尊敬の態度をもつことは人間として自然な行為であり当たり前のことだと理解して欲しいのですけど、難しいですね。

私自身、近所の方には必ず敬語、舅姑にも敬語、いかにも新卒の保育園の先生にも敬語ですが、子供にそこまで強要するのは難しいですよねぇ・・・。学んで覚えるのではなく、自然な形で身に着けて欲しいのですが。