DONS de la NATURE

歴史を刻みながら、常に新しい文化を発信し続ける街、銀座。
銀座の隠れ家のひとつとして、お客様を今日もお迎えしております。

お墨付きです。

2010-09-10 14:14:08 | Weblog
 皆様こんにちは

 今日も朝から気持ちの良い天気ですね。
 昨晩は全くクーラーに頼ることなく床に就きましたが、やはり冷房で冷やされた部屋で眠るのとでは快適度が全く違いますね。
 ということで今朝は家族揃って朝寝坊でございました。

 さてさて本日は瀬戸内海産のマナガツオが入荷いたしました。
 関東ではあまり馴染みの無い魚ではございますが、関西では古くから食されていた高級魚でございます。
 古来、子供の成長を祝う儀式の一つに「真魚始(まなはじめ)」というものがあったそうですが、室町時代には生後101日目、江戸時代には120日目に行われていました。現在で言う「お食い初め(くいぞめ)」にあたるものだそうです。
 このときに膳に飾られた魚の代表的なのものは、今も変わらずの鯛でしたが、昔は鰹もめでたい魚とされており、鰹の取れない地方ではこのマナガツオを代用していたそうです。

 見た目には決してスマートな魚ではございませんが、その味わいは古来の人々も認めるくらいのお墨付きでございます。

 炭焼ステーキはもちろんでございますが、お魚料理もどうぞお楽しみくださいませ。