I’ll be dis-ABSOLUTER

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俺達、参上!

2008-04-21 19:51:30 | Anime(アニメ・コミック)



時の警察列車デンライナー
時を越える犯罪者、イマジンが起こす事件を
徹底的にクライマックスで解決する刑事たち
彼らには警察手帳も捜査令状もいらない。
彼ら自身が手帳であり、令状である。

彼らに逮捕できないものはただひとつ、神のみ。

それがチームデンライナー!俺達参上!!





■「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(デカ)

という訳で、遅れ馳せながら劇場版「電キバ」を観賞して来ましたわ。
公開開始から既に1週間が経過し、更に平日という事もあってか、センター付近の座席でゆったりと楽しめましたが、それでも予想していた以上には、割と人数が入っていたかも。

ともあれ簡単な雑感を、箇条書きにて投稿しますが、念の為のネタバレ防止として、以下のテキストを反転表示処理しておきますね。



モモたちの再就職先デンライナー署は、オーナーの所有していた予備のパスが何者かによって盗まれた為、悪用される前にその犯人を探し出し、時の運行を守るべく設立されたそうで。
しかも、その存在及び“イマジン”は“現在”の警察や一般市民も知る所であり、更にイマジンが絡む事件ならば、お互いの捜査協力も出来る上、デンバードに乗ったままのモモ憑依良太郎がライフル発砲しても何らお咎め無しという、何とも物凄い組織にw
この辺り、事件に関わるイマジンが消滅すれば、これまで通り、その影響が修復されると共に関連する全ての記憶が消えるのかな…と思いきや、ラストシーンでも普通の警察官にしっかりと憶えられている点から、あの世界の一部では、もうすっかりイマジンやデンライナーという存在ありき=それが普通になってしまった様子ですね。
だからこそ、愛理さんとリュウタロスが普通に顔を会わせる日が訪れたり、三浦イッセーが“悪霊”と断定していたイマジンたちに遭遇するなんて事も、当然に起こってしまう訳で。

・ある意味で、この劇場版における、もう1人の主人公と言えるのが、鈴木一哉刑事。
てっきり現場で何かヘマをやらかして、厄介なデンライナー署に都合良く追い払われたかなにかと思いましたけど、普通に捜査協力の為に派遣されて来たという。
もっとも劇中では、イマジンたちの外見に怯え、ナオミのコーヒーを吹き捲り、リュウタロス憑依良太郎のやりたい放題な捜査に振り回された挙句、功を焦ってネガタロスに捕まってしまうなど、散々な目に遭ってしまうのですがw
最後には自分の力で手柄を掴み取るのに成功し、オーナー(刑事長)から、捜査に協力して貰った御礼として、彼が生まれる直前に殉職してしまった父親と、22年前の世界にて顔を合わせたのですが、この父親:鈴木一馬刑事役を演じられていたのが、何と「仮面ライダー剣」にて始役(仮面ライダーカリス)だった森本さんだったのに、思いっきり驚きましたわ;
もうひとつちなみに、先述したリュウタロス憑依良太郎が捜査している中、ヤクザの方々と揉めていた場所が池袋周辺(最初に顔を会わせたのが西口の芸術劇場前、追いかけっこをしていたのがサンシャイン通り入り口です)だった点にも、かーなーり驚きましたがw

・そんな鈴木一馬刑事に職質されていたのが、あの紅音也。
何処で出番があるのかと思っていれば、こんな扱いなのかw
とは言え、この映画のタイトルは「電王&キバ」でも、キバの出番はあくまでも---イマジンとファンガイアが手を組んだ→人間を襲うファンガイアを倒す→電王たちと共闘するというポジションですし、良太郎と渡の絡みも、期待していた程には長くないので、やはりあくまでもゲスト的なポジションですね。
それでも、ふとしたきっかけでモモタロス憑依渡になってしまったり、ネガ電王とのバトルでは、マシンキバーに乗った状態からダークネスムーンブレイクを発動させ、電王クライマックスフォームとのダブルライダーキックを繰り出したり、時の狭間に逃げ込んだネガタロス(+ネガデンライナー)を追って、デンライナー+ゼロライナーの危機をキャッスルドランで救うなど、見せ場はかなり多かった分、タイトルに冠せられているだけの存在感はあったかなと。

・モモタロス憑依渡同様、劇場版だけの登場となったのがウラタロス憑依侑斗。
TV版ではデネブ憑依良太郎なんてのもありましたが、コレこのまま変身したら、どうなるんだろうw
それにしても、モモタロスたちのイマジンとしての性質が書き換えられたからなのか、相当に憑依・実体化がフリーダム状態になっていますね。
モモタロス憑依渡からして、もはや契約云々も関係ないですし。
あれだけシビアな条件付きだったゼロノスカードが普通に使用出来たのも、その所為なのかな。
ちなみにこの劇場版では、良太郎や侑斗たちの都合で必要となった「ライナーフォーム」「ゼロフォーム」は登場しません。
ところで余談ですが、クライマックスフォームでのボイスターズキックの際、デンカメンが移動しなかったのは、キバとの位置の兼ね合いからか、左足でキックした為なのだろうか?

・ハナさん…もといコハナ最強伝説再び。
TV版から変わらず、自分勝手なイマジンたちを殴って大人しくさせるのに加え、今回は黒木の手下との格闘シーンまで用意され、遂にはバズーカまでぶっ放す始末;
確実にTV版よりも数段、パワーアップしているのは間違いないですなw

・今回の主犯ネガタロスは、その容姿がモモタロスの鏡写し的になっているので、それこそネガティブな意識の集合体が、モモタロスの姿を写し取って…なんて予想していたものの、普通にはぐれイマジンとして登場し、悪のネガタロス軍団を作って世界を征服するのが目的という、なんとも直球の悪役キャラだった次第。
しかも結果的には、イマジンとファンガイアの橋渡しをして、邪魔者を一掃すべく、潜伏中のビルをもろとも爆破したくらいの成果しか上げられていないという、同じく劇場版の悪役だったガオウや、姑息な手段を用いたカイに比べれば、ちょっとインパクトが弱いかな;
ネガ電王の攻撃のオールマイティーさはなかなかですし、ライナー戦では過去のギガンテスヘブン・ハデス・ヘルを操るなど、その強さは十分に発揮されたものの、如何せん行動が安直過ぎた、つまりはイマジンらしくあり過ぎたのが、そう思える原因なのかも。

・キンタロス憑依良太郎の金星攻撃…アレは男には痛過ぎます;




こんな所ですかね。
とりあえず総合的な雑感としては、あの最終回から向こう、良太郎やモモタロス達がどんな風に過ごしているのか---なんて、設定の解釈をしながら真面目に観るものではなく、元々がDVD(Vシネマ)用として制作された方向性の作品だけに、ちょっとストーリーの薄さは気になりますが、あくまでも“お祭り”或いは“番外編”であるのを大前提として観るべき、実に電王らしいノリを楽しむのが勝ち、そんな作品ですわ。
まぁ、かく言う私自身含めて、電王好きな方には、何を今更な発言ですけどねw



オマケとしてw
ちょっとDVD「仮面ライダー電王 超バトルDVD うたって、おどって、大とっくん!!」の際に制作された「モモ教官(帽子+ヒゲで腕組み)」の画像の使い回しっぽい気がしないでもないですが(
その実は、パンフレット付属の折り込みポスターなのですけど、このポスターは実際に劇中に登場します。
デンライナー署内の小物(主に掲示物)関係は、妙に凝っているので、その辺りに注目してみるのも面白いかもw
なお、この裏側には“勧誘ポスター(画像左側)”が印刷されています。

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