I’ll be dis-ABSOLUTER

ほぼ休止状態の不定期更新雑記
日々のつぶやきや情報などはTwitter ID:air_dmzilにて

白虎の銀狼、玄武の氷輪

2010-07-03 19:10:00 | 神羅万象チョコ【ZX-F】
神羅万象チョコ ゼクスファクター第2弾(2010年7月19日発売予定)

丁度ひと月早い先行販売が行われた「次世代WHF'10 Summer」の開催(※19・20日)から2週間が過ぎ、そろそろ頃合かと「神羅万象チョコ ゼクスファクター第2弾」のストーリーなど、諸々について書き連ねてみようかと思いますわ。
なお、文頭でも触れたとおりに今回は先行販売、果たして公式発売日は7月19日に予定されているだけに、念の為にネタバレ云々を考慮して、画像はリンク先表示(※ただし公式サイトにて公開された場合には、その限りにあらず)とさせて頂きますが、あえてテキストには反転表示処理を行いませんので、不用意に目にされませんよう、ご注意頂ければ幸いです。
加えて、現段階で入手出来ていないカードにつきましては、イベントにて展示されていたカードを撮影した画像で把握、そうでなければ追って入手してから追加する予定ですので、あしからず。

(※07.19 公式発売日を迎えましたので、画像を通常公開致します)


◆焔雷激突、それから---。

ZXF第1弾のクライマックス、疑惑と誤解から激突必至となったカイとイツキ。
果たしてその模様はTV-CM第2弾や、イベントにて公開されたプロモアニメでも描かれた通り、お互いの魂獣を解放状態にしてまでの戦闘になった訳ですけど、よもやそれから一昼夜も戦い続けていたなんて、随分と長引いたものだなと。
しかしてその結果は、実は“学生の域を超える戦闘力を持ち得た”というカイの勝利に終わり、根本的に自分の早合点が発端のひとつだったにしては、その戦いの中でカイを認め、自分の非礼を詫びると共に友好の念を示すイツキの物分りの良さが、なんとも少年漫画の王道的とでも言いますかw
ただ、追って取り上げる「コージー・ホッター」や「リザーピオン」の裏面に見られるセリフからは、どうにも言葉通りの“友好の念”から微妙にズレた感じに味付けされているようで、なにやら第2弾にして既にイツキはネタキャラ化してしまったとも(ぉ

そんなカイとイツキの戦闘からしばらく、開幕早々から休学せざるを得なかったカリンが、いよいよ復学して来ることに。
果たして“長い療養生活”や“怪我も完治”とあるところから、それなりの月日が流れたと思われますけど、あの襲撃事件が発生したのが春の中頃のこと、そしてストーリー中でカリン復帰云々が触れられた後に「春は過ぎ、耶馬都も夏を迎えた」なる一文が存在することより、実際の季節感(四季)を当て嵌めて、およそ3ヶ月近くが過ぎ去っているのではないかと。
ともあれ意識不明の重傷扱いだった割には、すんなりと復学を果たしたカリンは、あの時の少年=カイをいたく気に入っていたらしく、彼女がリーダーを務めている「学園万屋・天ヶ原」への参入を求め、カイに対して強い勧誘を繰り返すことになった訳で。

やがてカリン、そしてイツキからの強い勧誘に押し切られてしまったのか、カイは半ば強引に「天ヶ原」の末席(第五席)へと登録、その一員に加わることになり、其処から物語が新たな展開を見せる、季節が夏を迎えるまでの間は、他のメンバーたちと共に天ヶ原の任務=便利屋の仕事に忙殺され、カイとイヅナ本来の目的である紲晶石探索もままならない状況になってしまうと。
(※ちなみにイヅナの存在については、天ヶ原加入後もカイ以外は認識しておらず、近くにいるはずの牙炎でさえ気が付いていないとのこと)
こうしてストーリー上で季節感や時間経過を明確にしてくれると、後に取り上げるカリンとカナトが着ている夏服めいたデザインの服も道理が通るものですけど、この製品自体の発売時季とも合致するだけに、続く第3弾・第4弾は秋・冬と進行、それに絡めたようなキャラクターのカードが登場することになるのかどうか。


◆学園万屋・天ヶ原



◇024 銀狼のコウヤ<Power 13・Potential A(属性:白虎)> 名前:虎白堂鋼夜[獣人(男)・18歳]
◇025 白鋼狼牙 涼白銀<Power 14・Potential A(属性:白虎)> [魂獣 解放状態(男)]


ともあれ、天ヶ原・第五席カイの誕生に、前弾では登場しなかった第二席、第四席に名を連ねるメンバーも姿を見せることに。
そのセリフからすると、どうやらカイの正式加入前に接触しているらしい、白虎組三号生に所属するコウヤは、天ヶ原・第二席=副リーダーを務める獣人。
先んじて目にすることの出来た外見のイメージからは、何処か荒々しい性格を予想していましたけど、新入りのカイや、かつては恋人関係にあったというマヒルに対する接し方からは、正に“誇り高き狼の獣人”という紹介通りに何処か一本筋を通していながらも、人当たりの良い人格者といった感じですかね。

このコウヤをして、第一席=リーダーの座にカリンがいるということ、そして前弾におけるイツキの暴走加減からすれば、転じて彼女のリーダーとしての資質や人望を物語るようなものですけど、いずれ公式のつぶやきででも、現在の天ヶ原が生まれた経緯を把握してくれれば、更に世界設定も色濃くなるかなと。

コウヤの神具:銀戦斧アマツマラ(※元ネタは日本神話の鍛治の神・天津麻羅)の魂獣:涼白の解放状態が「白鋼狼牙 涼白銀」。
先に登場している牙炎凰や至電龍が「剣神」だったのに対して、此方は「拳神」、更には後述する「黒曜影波 星霜月」が「海神」と、どうやらその身体的特徴(戦闘スタイル?)を象徴したものを「○神」と称しているようで。
それにしても牙炎凰・至電龍よろしく、涼白銀と星霜月の解放状態が“アレ”ではなくて本当に良かったですよ…シンメトリカル・ドッキングは一度で十分と(ぉ




◇026 氷輪のマヒロ<Power 9・Potential S(属性:玄武)> 名前:氷翠マヒロ[人間(女)・15歳]
◇027 黒曜影波 星霜月<Power 16・Potential A(属性:玄武)> [魂獣 解放状態(女)]

※「黒曜影波 星霜月」は画像が用意出来ませんでしたので、追って入手後に追加致します。
※07.17 「黒曜影波 星霜月」の画像を追加致しました。

天ヶ原・第四席、そして玄武組一号生に所属するマヒロは、種族:人間の女の子。
これまでのメンバーそれぞれの種族が、カリンは翼人、コウヤが獣人、そしてイツキが竜人とバラけていたので、続くマヒロは人間か機人のいずれか(※魔人は角と翼と尻尾がある)と考えてはいましたけど、今弾では更にケンケン、既存のカイとカナト、学園長と理事長を加えれば、耶馬都では超希少種族の「人間」が既に6人も登場したことになるのかと。

彼女は直感型の天才、あらゆる物事をニオイで判断するそうで、カイに対しては“不思議なニオイ、だけど嫌いじゃない”と好意を示しているあたり、もしもこれがカイの本質を感じ取った上でのセリフだとするならば、たとえ彼が天ヶ原という組織を(本来の目的を果たす為の隠れ蓑として)利用する意図があったとしても、少なくともその存在はマヒロ、引いては天ヶ原にとって害悪になるまでのものではないと判断されたのかも。
それにしてもニオイで判断するとか「~なのです」口調も合わせて、確か何処ぞの作品にそんなキャラがいたような記憶が(

マヒロの神具:水嶺槍ワタツミ(海神)の魂獣:霜月の解放状態が「黒曜影波 星霜月」。
果たしてZXFでは(登場順として)初となる女性型魂獣の解放態であり、数あるキャラクターの中でも上位のパワー数値を誇っている次第。
実は天ヶ原メンバー+魂獣における、この数値には特定の組み合わせが存在していて、それぞれ熾天烈火カリン(12)+紅蓮焔鬼 牙炎凰(15)=27、銀狼のコウヤ(13)+白鋼狼牙 涼白銀(14)=27、雷迅のイツキ(10)+蒼震雷鬼 至電龍(15)=25、氷輪のマヒロ(9)+黒曜影波 星霜月(16)=25、そしてイレギュラーながら爆炎のカイ(10)+紅蓮焔鬼 牙炎凰(15)=25という感じで、三号生組が合わせて27、二~一号生組が25に纏められていたり。
こうした共通点は、ひょっとすると天ヶ原に対する組織とされる生徒会執行部の面々、その魂獣・解放状態との間にも同様の設定があるやもしれませんけど、それはまた次弾以降の展開次第と。



なお、マヒロのアナザーカードについては、既に別記事にて取り上げていますので、今回は省略させて頂きます。




◇028 烈火のカリン<Power 10・Potential A(属性:朱雀)> 名前:紅炎寺カリン[翼人(女)・18歳]

デス・マスカレードによる必殺の一撃を受け、意識不明の重体のままに長期休学を余儀無くされていたものの、無事に怪我も完治、復学を果たしたカリン。
とは言え、まだ彼女の神具:炎王剣タケミカヅチは、本人了承の元でカイの手にある為、かつての“熾天烈火”という肩書きではなく“烈火の”として再登場、パワー自体は12→10に下がりましたが、カイに対する強気な発言からも窺える負けん気の強さを表すような、神具無しの“蹴り技主体の我流格闘術”だけで、パワーの減少量が2のみという点は、さすが朱雀系最強因使、そして天ヶ原のリーダーといったところですかね。
それにしても“蹴り技主体の我流格闘術”なのに、道具の欄には「烈火のマフラー」とあるのはなにやら、某・ハーフボイルドなライダーよろしく、空中での姿勢制御の役割を持つウィンディスタビライザーを想起させられw

ところでこのコスチューム、かなり胸元が強調されている、さながらレオタードのようなノースリーブの上着が特徴的ですけど、翼を外に出す為にか腰の辺りに開いた部分が存在しているだけに、後ろから見れば相当に際どいことになっている気がしないでも(ぇ



果たしてリーダーであるカリンの復学、そして新たに末席(第五席)へと登録されたカイを加えた天ヶ原は、何でも屋という認識通りに鳳凰学園の内外問わず、学園都市・耶馬都全域から寄せられる依頼任務をこなして行く次第ながら、その最中、カイとマヒロは耶馬都を囲む河川「六角川」の底で、なにやら怪しげな地下水路を発見するに至り---。


とりあえず、今回は此処まで。
まだ一般販売までは半月ほどの期間がありますし、いずれ公式サイトにてキャラクターの情報・他が出揃うはずなので、またそれらも踏まえながら、じっくり進めて行くとしますかね。


※次記事:少女たちの背負うもの(2010-07-04)へ続きます。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Ishtar)
2010-07-04 22:28:00
…確かに、イツキ君のカイに対する台詞は何だか不思議な雰囲気のものばかりでしたね。共同作業って結婚でもしたんかい、と(笑)
これはBLって奴なのかなぁ…。
返信する
Unknown (DMz-iL)
2010-07-08 00:36:51
>>イツキ君の~ものばかり

先輩風を吹かせているにしては、なにやら違う方向を向いている感じもしますしねw
この感じは何処か、ジークさんを彷彿と(ぇ
返信する
Unknown (飛天)
2010-07-15 22:42:01
 こんばんは、コメントのまとめレスありがとうございます。

  ・イツキ
 まあ、イツキの生真面目で思い込みの激しい
のもありますが、カイが普段、誤解を招くような行動とかをしていたんでしょうね。
 僕は先行入手してませんが他の方のコメント
からすると腐女子と10歳以下男子狙いでしょうね・。
 普通、本気で長時間戦うまでこじれた者同士
がある程度の和解は出来てもBLと誤解されるとこにまで至るのはおかしいですからね・。

  ・季節感
 季節感を出すのはいいですけど、そのための
比重が大きいカードよりも設定やストーリーの
補完、追加のための新キャラの方がいいと思います。

  ・コウヤ
 コウヤはかっこいい系の完全な獣人で意外と
紳士な性格が良く魂獣もかっこいいです(笑)。

  ・マヒロ
 ニオイで判断するのが少し変体チックで言葉使いがユルい丁寧系でこの外見、アナザーが水着とこれほどネタに特化してるのもめずらしいですね・・。

  ・カリン
 そうですよね、意識不明の重体だったのに
こうも早いと違和感ありますね・、
それに蹴り技主体なら普通武器は靴のはずです

恐らくマフラーには本人の総合能力アップとかの効果もあるのかもです。
それと翼が腰の辺りからだとバランス取りづらそうですし、これはおそらくYシャツみたいな
ものだとしても風紀的にどうかと・・、
それに真ん中の赤いラインがちょっと気持ち悪いです・。
 
返信する

コメントを投稿