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アウトレットショッピング@ビスターヴィレッジ

2005年12月17日 | 英国◆ロンドン
2002年の夏にロンドン郊外のオックスフォード州にあるビスターヴィレッジ・アウトレットショッピングへ行きました。アウトレットという魅力的かつ主婦魂が燃え上がるショッピングができる上、足を伸ばして英国の田舎へ日帰りの小旅行が味わえるなんて、一石二鳥。

ロンドンのメリルボーン駅から、国鉄に乗って約1時間でビスター・ノース駅で下ります。駅の時刻表で出発時間を確認してから、切符を買いにチケットカウンターへ。曜日によって運賃は変動するとパンフレットに書いていたので、幾らかかるのかわからず、駅員さんに聞くと1人往復31ポンドでした。その時のレートで日本円に換算すると約6千円。高い気もするけど、旅行がてら行けるし。アウトレットで元をとればいいやと思った単細胞でこ。
駅の改札近くにあるサンドウィッチ屋さんでバケットサンドを買いました。駅にはマークス&スペンサーの小さな食品店もありますが、サンドウィッチはこちらで買いました。ここのバケットサンドがおいしかった。中の具の種類もいろいろあり迷ってしまう。
この時、夫はツナサンド

わたすはタンドリーチキンサンド

電車がホームに入って来たので自動改札に切符を通して座席へ座った。車両は4両くらいで車内はほぼ満席になりました。少し遅れで電車が動き出し、いざビスター村へ。列車は順調にビスターノース駅へ近づいている矢先、下りる駅の2つ手前で電車が止まると乗客全員が下りた。なぜーに?と夫と顔を見合わせながら、皆と一緒に下りることにしたんです。夫が駅員のおじさんに聞くと、電車はここまでしか運行しないのでここから先へはバスが代走してくれるそう。電車が止まる少し前に車内アナウンスがあったのはこのことを言ってたのかーと納得。この時はただの故障かと思っていたけど、帰りに本当の理由がわかった。なんでもプリンス・エドワード(エリザベス女王の三男)が避暑地に行くとかで、降ろされた駅から先への電車は、全てストップしたそう。それもプリンス・エドワードは普通の日を避けて通勤や利用者が比較的少ない日曜日を選んだのだという。まさかこんな日にかち合うとは。おもしろい。プリンス・エドワードのお陰(?)で、電車では見られない景色を間近で見られた。
たった2駅というのにバスで行くと結構時間がかかり、結局ビスターノース駅に着くと40分経っていました。駅からは木~日曜日までは無料シャトルバスが運行しているはず。ビスターヴィレッジまで約5分。わたすと夫が行ったのは日曜日だったのでシャトルバスが運行していたけど、駅員さんに聞くとまだ来ないと。もう1組、バスでわたすたちの後ろに座っていた英国人カップルも、ビスタービレッジに行くという。1人1ポンドでビスタービレッジまで行くマイクロバスを出してくれるという。こんなところで時間を潰している訳にはいかない。それでなくてもバスの代行で時間をロスしてて、帰りの電車の時間を考えるとこれ以上買物時間が短くなってしまうのはイヤだと思い、わたすたちと英国人カップルは迷わずバスに乗りました。帰りにもしもシャトルバスが来なければ、ここに電話してくれれば迎えに来るからと、電話番号を書いているカードをくれました。そして英国人カップルに挨拶して、別れた。
バス乗り場は駐車場に隣接しててそれを挟んで建物の向こう側がアウトレットショッピングセンター。隣にはスーパーマーケットのテスコがあった。広ーい駐車場には車がビッシリ止めてあり、こりゃさぞかし人でごった返してるんじゃない?と少々焦った。けど、中に入るとそうでもなく拍子抜け。バーバリーやアクアスキュータムをはじめポールスミス、マックスマーラ、フェラガモ、トッズ、ポロラルフローレン、ダンヒルなど一流ブランドから、カレンミレン、モンスーン、ベネトンなどリーズナブルなカジュアルラインまで80以上のショップがある。もちろん場内にはプレタ・マンジャやスターバックスなどのカフェもあり。トイレも清潔で無料でした。
ビスタービレッジ内でもらったパンフレットによると各ブランドのシーズンオフ商品が最高60%オフ。そしてラッキーなことに、わたすたちが行ったのは夏のセールシーズンだったので更に安くなってた。
帰りは無料シャトルバスに乗って駅へ。帰りも駅からバスで来た道を引き帰し、電車に乗ってロンドンへ戻りました。くたくたになったけど、楽しかった。