わが家の庭には柿の木が沢山植わっています。
品種不明の渋柿の大木,富有柿,シンメータ(漢字不明)各1本,そ
れに霜木練(しもごねり)3本です。渋柿と富有柿はこの家に移って
きたとき糟糠が苗を買ってきて植えたものです。毎年のようにたくさ
んの収穫があります。
シンメータと霜木練はわたしが食べた柿の種を蒔いたもの。桃栗三年
柿八年。今年こそ柿が実ることを期待します。
実は去年シンメータに花が付きましたが,実はならず。また,霜木練
は1個だけ結実しましたが成長不良でした。
きのう急に思いついてシンメータの枝を渋柿の枝に接ぎ木してみまし
た。
数年前同様に接ぎ木を試みたのですが,失敗したことがあります。一
旦若葉が出たのですが,気づかないうちに大きな芋虫に喰われてしま
ったのです。若葉が出ても安心できないことを思い知らされたのです。
まず,渋柿の接ぎ木しやすい枝を定めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/15/6ec3edbc8419d76852ac9d0c2cfc50b6.jpg)
上の写真の場所にしました。ここは先年接ぎ木に失敗したところです。
枝を鋸で切断。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2c/48cbb1283943e9677697daf3935fcdda.jpg)
その切り口の縁に小刀で切り込みを入れ,その割れ目にシンメータの
小枝を差し込みます。小枝の根元は楔状に削りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2f/1337eddf652fe189726b689ed2250d27.jpg)
子供の頃,山で遊んでいたら小父さんがやってきて,切り株の縁に小
刀で切り込みを入れ,そこに何やら小枝を差し込んだ後荒縄で縛って
立ち去ったことを思い出しました。多分渋柿に甘柿を接ぎ木したのだ
と思います。――その所作を思い出しながらの作業です。
荒縄がないので結束バンドで縛り付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/41/50e8910df23fe97b973e1e912cada381.jpg)
締め付けの力不足を心配してさらに針金で縛りあげました。
最後はビニルテープを巻いて養生です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/86/be046eee013444688faf1133276cd73c.jpg)
結束バンドにビニルテープ。何とも無粋なやり方ですね。
ところで,今回は接ぎ木するには小枝が成長しすぎているようです。
思い立つのが遅かったためですが,無事に根付く(?)ことを祈りま
しょう。
柿の生命力に期待!
以上
品種不明の渋柿の大木,富有柿,シンメータ(漢字不明)各1本,そ
れに霜木練(しもごねり)3本です。渋柿と富有柿はこの家に移って
きたとき糟糠が苗を買ってきて植えたものです。毎年のようにたくさ
んの収穫があります。
シンメータと霜木練はわたしが食べた柿の種を蒔いたもの。桃栗三年
柿八年。今年こそ柿が実ることを期待します。
実は去年シンメータに花が付きましたが,実はならず。また,霜木練
は1個だけ結実しましたが成長不良でした。
きのう急に思いついてシンメータの枝を渋柿の枝に接ぎ木してみまし
た。
数年前同様に接ぎ木を試みたのですが,失敗したことがあります。一
旦若葉が出たのですが,気づかないうちに大きな芋虫に喰われてしま
ったのです。若葉が出ても安心できないことを思い知らされたのです。
まず,渋柿の接ぎ木しやすい枝を定めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/15/6ec3edbc8419d76852ac9d0c2cfc50b6.jpg)
上の写真の場所にしました。ここは先年接ぎ木に失敗したところです。
枝を鋸で切断。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/2c/48cbb1283943e9677697daf3935fcdda.jpg)
その切り口の縁に小刀で切り込みを入れ,その割れ目にシンメータの
小枝を差し込みます。小枝の根元は楔状に削りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2f/1337eddf652fe189726b689ed2250d27.jpg)
子供の頃,山で遊んでいたら小父さんがやってきて,切り株の縁に小
刀で切り込みを入れ,そこに何やら小枝を差し込んだ後荒縄で縛って
立ち去ったことを思い出しました。多分渋柿に甘柿を接ぎ木したのだ
と思います。――その所作を思い出しながらの作業です。
荒縄がないので結束バンドで縛り付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/41/50e8910df23fe97b973e1e912cada381.jpg)
締め付けの力不足を心配してさらに針金で縛りあげました。
最後はビニルテープを巻いて養生です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/86/be046eee013444688faf1133276cd73c.jpg)
結束バンドにビニルテープ。何とも無粋なやり方ですね。
ところで,今回は接ぎ木するには小枝が成長しすぎているようです。
思い立つのが遅かったためですが,無事に根付く(?)ことを祈りま
しょう。
柿の生命力に期待!
以上
接ぎ木、うまくいくといいですね。
私の遊び場の田舎家にも、接ぎ木した柿の木があります。妻の父親が友達にやってもらったそうで、50年ほど前。今も私の背丈より少し高い程度で、一度、剪定強剪定しすぎて、実がならなくなってしまったのですが、今は、実を10~20個ほど実らせています。元木は、丸い渋柿のようで、実の7割は親木の実。3割が妻の父親が狙った珍しい柿で、細長く木になったまま、全て熟柿になります。これを持ち帰って、スプーンで実をすくい取って食べると、素晴らしいおやつ。お客に食べてもらったところ、大好評でした。30年ほど前でしたか、一度ウィグルから日本に帰化したご夫婦が秋に田舎家に遊びに来て、この熟し柿、ウィグルにもあると、もいで美味しいと食べていたこともありました。それ以来、私もこの熟し柿に目をつけて、実がなると全て食べています。
毎年柿を(食べるのを)楽しみにしています。それも富有柿とかの上品なものではなく,ぼんごねり,しもごねり,シンメータなどと言った昔栄えた(?)地の物です。見かけは悪いがおいしい。去年は柿が不作(裏年?)で残念でした。
戴いたしもごねりは去年初めて1個実を結びました。しかし,発育不充分に終わって残念です。
今年は期待大です。