三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

博多山笠追い山ならしの桟敷入場券を求めて

2019-06-26 14:34:14 | 日記
毎年7月1日から15日までの15日間博多祇園山笠の行事が行われる。そのク
ライマックスは最終日の「追い山」と言われている。
それを観ようと昨年臨時列車に乗って博多まで行ったのであるが,その人の
多さに恐れおののき,追い山が始まる前に博多から逃げ出してしまった。
なお,当日の追い山の桟敷入場券は持っていなかった。凡人にはなかなか手
に入るものではないのである。
その追い山の予行演習とも解されるものが「追い山ならし」である。毎月7
月12日の日中に行われる。わたしは一昨年初めてこの追い山ならしを観た。
昨年も入場券を手に入れ,当日博多に行ったのであるが,なんとなくその気
が失せてしまい,観ずに帰ってしまった。
ことしは是非,ということできょう櫛田神社まで出かけたのである。

朝6時に家を出て最寄りの駅から6時37分の電車に乗った。途中快速に乗り換
え,博多駅に着いたのは8時30分。通勤通学の乗降客でごった返していた。
久しぶりの博多駅。でっかい。

実は今月の2日にも山笠関連でここに来たのであった。
しばらく歩いて二葉食堂にたどり着いた。この食堂はかつて博多駅で営業し
ていたラーメン屋「二葉亭」の本店とも言うべき食堂。

帰りに時間が合えばラーメンを食べたいものだと思いながら目的地の櫛田神
社へと急いだ。特別急ぐ理由もないのだが,このようなときは不思議と急ぎ
たい気持ちになる。

9時少し前に櫛田神社に着いた。山笠の準備が始まっていて,徐々に雰囲気
が盛り上がっているよう。

櫛田神社の清道には重機が入って桟敷が設営されつつあった。

神社の境内に入ると入場券の発売を待つ人の行列ができていた。9時開始とい
うことでぎりぎり間に合った。

実は追い山ならしはあまり人気がなく,ゆっくり買えるものだと勝手に解釈し
ていたのである。(昨年も,一昨年も発売日からかなり経ってから買った。)
こちらは「追い山」の入場券だろう。

よく分からないが柵で囲まれていて,警備員が配置されており,近寄りがた
い。
9時丁度。販売開始。

わたしは一昨年の「え」の位置が気に入っていてその窓口で1万円札を出した
ら釣銭のいらないように要求された。たまたま1万円札しか持っていなかった。
何としても駄目だと言うので走って出てコンビニを探し当て,チョコレートを
1箱買って小銭を作った。
この間約10分。ほとんどの窓口は閉じられていた。すでに完売したのだろう。

幸い「え」の窓口だけ開いていて,入場券を買うことができた。

なぜ,「え」だけが最後まで残ったのだろうか?人気がないのだろうが,どう
も腑に落ちない。また,ことしはなぜ発売当日に完売したのだろう?一昨年は
「え」以外にもいくつかあった。去年は「お」が残っていた。

両替(?)に手間取っただけで,入場券の購入はあっと言う間に終わってしま
った。まだ二葉食堂は開いていない。昼から雨が降るという予想が出ているの
で直ちに帰宅することにした。
博多駅に戻ると飾り山笠の展示の準備が始まっていた。

ここでも気分はすでに「山笠」である。
以上

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