三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

電鍵の改造

2020-11-01 20:39:41 | 日記
ハムの原点は電信。つまり,モールス符号による無線通信です。そのモールス符号を送る
には電鍵(でんけん)と呼ばれる器具が必要です。まあ,単なるスイッチです。
電信に凝ると,特徴のある電鍵が欲しくなります。気合の入った者は自作したりもします。
自作にはある程度の工作機械が必要。わたしも自作したいのですが何しろ工作機械が満足
にありません。
そこで,今回はメーカ品を改造してわたし専用のものに改造することにしたのです。
まず,原型となる電鍵をオークションで手に入れました。加地通信とかなんとかいうメー
カのもののはずです。

この簡潔な機構が好都合なのです。
今回は台座を自分専用のものとします。
最初は石膏で形を作ってみたのですが,穴加工の過程で割れてしまいました。予想外のこ
とに驚きました。
そこで木製台座に挑戦。このような目的には欅(けやき)が最適と思うのですが,なかな
か容易には手に入りません。かつて特注して使わずにある表札を削って使おうとも考えた
のですが,やめました。
近くのその関係の店に行くと,楠(くす)の木材の手頃なものがありました。

幅,厚みはぴったり。あとは長さだけ揃えればいい。値段は何と(!)50円。
穴あけの墨入れを施したところです。

ボール盤を使って穴を開けます。実はこのために木工用のドリルを新たに買い求めました。
1,000円以上かかりました。
穴を開けた後部品を取り付け,配線します。

なかなか思うように行かず,何度もバラしました。
最後にニスを塗布して組み立て完了。

木製台座のわたしだけの電鍵が誕生しました。最初の写真と比較してその違いがお分かり
でいただけると思います。
さあ,これで今後もトンツー頑張るぞ!
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・・・―・(和文終了)
以上


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