勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

夢一輪

2014-03-25 21:38:28 | Weblog
 「おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし」というが、春の夢は儚きものに例えられる。「夢一輪」という歌がある。「春を一輪咲かせてくれたら、夢を一輪咲かせてくれたら、別れの季節が来てもいい」と青木美保さんが歌う。

♪夢一輪 青木美保&五木ひろし

 一気に気温が上がり、汗ばむほどだった東京には、桜の開花宣言が出た。午後2時半ごろ、靖国神社の桜の標本木に5輪の桜が咲いたのを確認したという。 


 隅田公園の桜も膨らみかけてはいるが、ほとんどがまだ蕾のまま。そんな桜の木に咲いた数輪の花が、春の夢を届けてくれる。


 隅田川河畔の桜並木では、桜まつりに備え、提灯の飾り付けも始まった。春眠暁を覚えずともいうが、枕にかよう鳥の声を聞きながら、春あけぼののうす眠りに、夢が一輪咲いて、儚くも待ち遠しかった春がやっと来たようだ。