勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

冬のお化け

2013-12-08 22:40:42 | Weblog
 時期遅れで役に立たないことを例えて「六日の菖蒲(あやめ)、十日の菊」などというが、「冬のお化け屋敷」という落語もある。クリスマスも近い寒い冬の夜、一杯ひっかけて帰る夜道にいた一つ目小僧が、冬になって入りの悪いお化け屋敷に、冬季割引をするから入ってくれと頼む。ほろ酔いの親父と一つ目小僧とのやり取りが面白い。


 都内のある場所に冬のお化けが出た。それも真昼間から。。。「そこのお父さん、ちょっと寄ってらっしゃい」とでも言いたげな素振りである。寒さに弱い僕、今日の東京は特別寒いのに、これ以上寒くなりたくない から断った。でも写真だけはしっかりと撮らせてもらった。


 ここは上野公園と不忍池を結ぶ、木漏れ日も寒く人通りもあまり多くないある通り。誰が彫ったのか、或は自然が作り出した芸術なのか。上野の芸大も近いこの場所柄、この木も芸術に目覚めたのかもしれないな。