パンが嫌いではないが食事の代わりにはならない僕、朝食はやはり白いご飯がいい。白いご飯に無くてはならないものが味噌汁と漬物。数ある漬物の中でも僕にとっての双璧は、糠漬けと白菜の塩漬けである。
日本にはそれぞれの地方独特の漬物があり、旅行先で食べるその地方自慢の漬物は美味しく、買い求めて家に持ち帰って食べると、あの時の旨さとは少し違っている場合が多い。それぞれの地域の漬物は、その気候風土の地で食べるのが一番美味しい食べ方なのかもしれない。
山形には滅多矢鱈に野菜を入れる「やたら漬け」という漬物があることを知った。数あるやたら漬けのひとつ「虎の巻」を「山形プラザ」で手に入れた。
きゅうりと人参を白菜で巻き、菊で包み込む。それを昆布で〆て甘酢で漬け込んだ、手間暇かけた逸品だという。
早速白いご飯と味噌汁の朝食の友にした。今までの塩味の効いた漬物のイメージとは違い、やさしい甘酢味とシャキシャキ感は、副菜にするのはもったいないほどの存在感と旨さである。今までの僕にとっては、糠漬けと白菜漬けの他に、北海道の松前漬け、京都の千枚漬け、信越地方の野沢菜漬が、好きな漬物の上位だったが、これからはこの「虎の巻」も加わることになりそうだ。地方には、まだ食べたことのない美味しい漬物がたくさんあると思うが、新しい発見も楽しみである。
日本にはそれぞれの地方独特の漬物があり、旅行先で食べるその地方自慢の漬物は美味しく、買い求めて家に持ち帰って食べると、あの時の旨さとは少し違っている場合が多い。それぞれの地域の漬物は、その気候風土の地で食べるのが一番美味しい食べ方なのかもしれない。
山形には滅多矢鱈に野菜を入れる「やたら漬け」という漬物があることを知った。数あるやたら漬けのひとつ「虎の巻」を「山形プラザ」で手に入れた。
きゅうりと人参を白菜で巻き、菊で包み込む。それを昆布で〆て甘酢で漬け込んだ、手間暇かけた逸品だという。
早速白いご飯と味噌汁の朝食の友にした。今までの塩味の効いた漬物のイメージとは違い、やさしい甘酢味とシャキシャキ感は、副菜にするのはもったいないほどの存在感と旨さである。今までの僕にとっては、糠漬けと白菜漬けの他に、北海道の松前漬け、京都の千枚漬け、信越地方の野沢菜漬が、好きな漬物の上位だったが、これからはこの「虎の巻」も加わることになりそうだ。地方には、まだ食べたことのない美味しい漬物がたくさんあると思うが、新しい発見も楽しみである。