勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

満月の夕

2011-09-11 23:58:54 | Weblog
 明日(12日)は中秋の名月、十五夜である。その前夜の月を小望月(こもちづき)とも幾望(きぼう)ともいうらしい。幾は「近い」という意味だとか。


 十五夜を前にあの大震災から半年を迎えた。2011年3月11日14時46分18秒に発生した、東北地方太平洋沖地震は日本の観測史上最大の地震として忘れることの出来ない災害になった。新聞には被災者数が毎日掲載され、身元不明の遺体も1,100体もあり、特定作業も困難だそうだ。



 「満月の夕(ゆうべ)」という歌があるのをご存知だろうか。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をテーマにした楽曲であるが、その歌詞が切ない。



夕暮れが悲しみの街を包む
見渡すながめに言葉もなく
行くあてのない怒りだけが
胸をあつくする

 東日本大震災で被災した方々の悲しみを忘れないために、この楽曲を聞きながら再びあの日を振り返り、一日も早い復興を願い、明日への希望を満月に託すとしよう。

東日本大震災 / 満月の夕
 


それでも人はまた 汗を流し
何度でも出会いと別れを繰り返し
過ぎた日々の痛みを胸に
いつか見た夢を目指すだろう