勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

無駄

2010-04-21 16:17:30 | Weblog
 新聞のページをめくっていると、一面を飾る女性ヌードのモノクロ画像に目が釘付けになった。それが写真であることに気が付くまで、しばしの時間を必要とした。
 見事なまでに無駄な肉が削ぎ落とされたそれは、絵画のようである。その芸術的な肉体の持ち主は、バレリーナとして活躍し、映画「シャルウィダンス」でも主演した、あの草刈民代さんである。
このページ、彼女の写真集の広告であるが、一糸纏わぬ肉体のすべてをさらけ出した美しさは、好むと好まざるとに関わらず、誰もが感動させられるだろう。バレリーナとしての草刈さんの鍛えぬいた肉体には、ただただ驚くばかりである。

 何ごとにも共通することであり、我が職業とする社交ダンスに於いても言えることは、人を感動させるためには、無駄を省いた動きの中で、最大限の表現をすることである。楽しむダンスは、その限りではないが。。。

 しかし、車のハンドルに遊びがあるように、無駄があって成り立つこともある。無駄の多い我がブログは言うに及ばず、我がお喋りにも無駄が多いと友人は言う。それは長年生きてきた中で身に付いてしまったものでありご勘弁願うとして、芸術的な美しさはその道の達人に任せよう。すべてをさらけ出した、無駄のない美しい肉体を見ながら、人生は遊びや無駄があって成り立つと割り切る。言い訳と自戒を込めて。。。( ̄□ ̄;)