76年の芸能活動に幕を降ろし、引退するという二葉百合子さん。浪曲調にドラマチックに謳いあげる「岸壁の母」は彼女の代表作でもある。
戦地からの息子の帰りを待つ母親の思いを歌ったこの歌は、そもそも菊池章子さんが歌った歌である。二葉百合子さんのドラマチックな歌い方もいいが、僕には子供の頃に聞き慣れた、菊池章子さんの淡々とした歌い方が好きである。ドラマチックに押し付けられるより、控えめのほうがより悲しみが伝わるような気がすることも理由のひとつであるが。
岸壁の母/菊池章子さん
子を思う母の愛はいつの世も同じ。その昔、僕がサラリーマンを辞めてお店を持った時、ちょっとしたトラブルがあり、理由(わけ)もなく母に電話した。一言二言の会話で「特に用事があるわけではないけれど。。。」と言って電話を切った。何かを察した母がすぐに飛んできたのには驚いた。その母がこの世を去って17年、間もなくお彼岸が来る。日曜日には母に会いに行ってこよう。
余談だが、岸壁の母の端野いせさんの息子さんは、後に中国・上海市で生存していたことが分かった。帰還を待ち続けた母の思いを知りながらも、帰国を拒否したと言うニュースが流れたこともあった。その件に関しての情報がこちらにあります。
戦地からの息子の帰りを待つ母親の思いを歌ったこの歌は、そもそも菊池章子さんが歌った歌である。二葉百合子さんのドラマチックな歌い方もいいが、僕には子供の頃に聞き慣れた、菊池章子さんの淡々とした歌い方が好きである。ドラマチックに押し付けられるより、控えめのほうがより悲しみが伝わるような気がすることも理由のひとつであるが。
岸壁の母/菊池章子さん
子を思う母の愛はいつの世も同じ。その昔、僕がサラリーマンを辞めてお店を持った時、ちょっとしたトラブルがあり、理由(わけ)もなく母に電話した。一言二言の会話で「特に用事があるわけではないけれど。。。」と言って電話を切った。何かを察した母がすぐに飛んできたのには驚いた。その母がこの世を去って17年、間もなくお彼岸が来る。日曜日には母に会いに行ってこよう。
余談だが、岸壁の母の端野いせさんの息子さんは、後に中国・上海市で生存していたことが分かった。帰還を待ち続けた母の思いを知りながらも、帰国を拒否したと言うニュースが流れたこともあった。その件に関しての情報がこちらにあります。