勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

マンション管理

2010-03-20 00:57:32 | Weblog
 我がマンションはある大手の管理会社に管理の委託をし、複数のマンションを担当する管理会社の社員と、マンションの住人で構成する管理組合とで管理運営をしている。

 その管理会社から今期の理事長である僕に1通の文書が届いた。
『お客様へのご報告とお詫び』と題したその文書には、「弊社社員が、管理組合様の小口現金収入等の金銭を着服、管理組合会計報告書の改ざんをしていたという不祥事が発覚いたしました」とある。事件の概要として次のように記されていた。


 幸いにも我がマンションでは担当者との現金授受はなく、社内確認の結果被害はないとのこと。しかし、管理会社でありながら、3名もの不祥事者を出すという管理の甘さには呆れるばかり。こんな会社に管理を任せていいのだろうか。住人による数々の迷惑行為、そして管理会社の不祥事と、相次ぐ内外のトラブルに、マンションのレベルの低さを露呈するようで恥かしい限りである。

 マンションの修繕積立金を、管理会社が横領する事件が全国で相次いでいるという記事を、最近読んだばかりである。03年以降、国交省の把握だけで127物件、被害総額は12億円にのぼるそうだ。

 あるマンションでは、「¥1,788」と記された払い戻し請求書に理事長が印を押したが、「¥」は消しゴムで消せるボールペンで記入されていた。「¥」を消して金額の前に「900」と書き込み、組合の講座から900万円の修繕積立金が引き出された。と記事には載っていた。

 理事長としての僕の任期は5月末で終るが、それまではまだまだ気の抜けない日が続きそうである。