勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

ダンス

2008-08-01 10:39:43 | Weblog
 ワイドショーによると、関西のあるダンス教師が、わいせつ罪で逮捕されたという。教え子の少女の身体を触るなどのわいせつ行為をしたという。ダンスを教えているときではない。プライベートの時間にである。ダンスを生業(なりわい)にしている僕としては看過できない。
社交ダンスには、ジュブナイルクラスという、子供たちによる競技会もある。

 ダンスを教えるとき、必然として太ももや、お尻に手を触れることがある。僕がダンスを始めたのは20代の半ば頃、ライセンスを取得するために通った教室の男性の教師、女性に教えながら身体に触れるときは、必ず「ごめんなさい」とか「失礼」という言葉と使っていた。今、僕はそれを見習っている。

 世の中には自分の職業や地位・立場を利用して悪事を犯す輩(やから)が多い。そんな輩のために、その職業の人が皆同じように思われてしまう。

 ダンスホールで働く僕、昔、何かにつけ「どうせ水商売の男だから」というお客様がいた。僕は言った「職業でその人の人格を判断しないでくれ、僕自身を見てその結果、あなたが考えるような人間ならば、それでいい。しかし水商売の男だから・・・、という言い方は止めてくれ」と言ったことがある。

 男と女が組み合って踊る社交ダンス。互いの心が通じあわなければ、上手く楽しく踊ることは出来ない。ダンスは娯楽でもあるが、スポーツでもある。ダンスを始めた方はお洒落にも磨きがかかり、特に女性は輝きを増す。健康のためにも、節度を守って楽しいダンスを踊って欲しい。