勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

筋書きのないドラマ

2008-08-25 23:59:57 | Weblog
 数々の感動のドラマと、名勝負を繰り広げた北京オリンピックが幕を閉じた。勝っても負けてもスポーツで流す涙は美しい。選手の数だけドラマもある。多くの涙にそれぞれのドラマを見た。精一杯力を出して負けたのなら、胸を張って威張っていい。
 そんな中で、どうしても日本の選手に感動できなかった種目がある。マラソンと野球。選手は一生懸命戦ったというだろう。しかしその陰にあった彼らの驕りが、心を動かしてくれなかったのかもしれない。

 両競技の選手は、体調管理を理由に選手村に入らなかったという。特別扱いを受けていたのだ。特に野球の選手は、自分が雇ったトレーナーが選手村に入れないからという理由で、ホテル住まいだという。それを知ったのはオリンピックが終ってからだが、振り返ってみて納得した。そこにあるのは驕りだけ。皆条件は同じ、誰もが体調管理は必要だろう。

 楽天の野村さんは言っている「仲良しグループをコーチに選んだ時点で、だめだと思った」と。来年のWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)で、星野さんは監督を引き受ける意向も持っているらしい。オリンピックでの敗退を監督の責任というのなら、引き際を考えたらどうだろう。

 アスリートたちの戦いは筋書きのないドラマ。各国の選手の皆さん、多くの感動のドラマをありがとう♪