勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

吾亦紅

2007-09-01 01:23:03 | Weblog
 先人は、目には見えない秋の訪れを、風の音に聞いて驚いたという。長月9月、風に揺れる吾亦紅(われもこう)の花が、夏に終りを告げ、秋の訪れを教えてくれる。
 ワレモコウは、「吾亦紅」「吾木香」「割木瓜」「割帽額」「地楡」などと様々な字が当てられる秋の代表的な花である。
「吾も亦(また) 紅(くれない)なりと ひそやかに」 高浜虚子

 花言葉は、『もの思い』『愛慕』『感謝』『移ろいゆく日々』 。センチメンタリズムの代表のようでもある。
 そんな『吾亦紅』を歌ったすぎもとまさとさんの歌が心に沁みる。亡き母への想いを切々と歌う歌声は、団塊の世代に贈る母への挽歌。今話題の曲である。

◇ 吾亦紅 ◇


あなたに あなたに 謝りたくて
仕事に名を借りた ご無沙汰
あなたに あなたに 謝りたくて
山すその秋 一人逢いに来た
ただ あなたに 謝りたくて

 興味がありましたら、こちらでその一部を試聴できます。母への切ない思いを込めた歌詞と歌声、哭(な)けますよ♪