昨日、練習に行きました。そういつもの通り2人の子供を車に乗っけて、チョット離れた中学校の体育館まで。
うん?「いつもの通り」?
・・・、イヤ違う。「半年ぶりに」か。
実は昨夏、次男は重度のオスグッド(簡単に言えば「成長痛」)になりました。まぁ練習メニューの中で結構ハードな筋トレとかもありましたが、そのことが原因というよりは、一種の体質が原因といったところでしょうか。
ということでそれから3か月間、練習を休まざるを得ない状態に。そうしてやっとこさ復帰したと思ったら、今度は足のかかとを踏まれて、これまた2か月間歩行困難と。
そういった状態の中、やっと完治したかな?と思った昨年12月頃、次男におかしな症状が出始めました。練習時間が近づくと、「腹が痛い」・「頭痛がする」・「宿題、明日提出なんだ」。結局練習に行くことはありませんでした。
いくら「天然の親」といえども、この様子の異常さに気づかないわけがありません。
「上級生にいじめられているのでは?」
「コーチたちの指導方針が苦痛なのでは?」
「激しい当たりにビビリきっているのでは?」
いろいろなコトが頭をよぎります。が、今さら親があれやこれや口を挟むのも・・・。もちろん次男が「もうサッカーを辞める」というのであれば、それを止めようとは思いません。彼の人生は彼自身のものですから。
ただ不思議だったこと。
別にサッカー嫌いになった訳ではなさそう・・・
TVのサッカー番組なりプレミアリーグの中継を見たり、そして何よりも休みの日にはヴァンディッツの子供たちと雪中サッカーをやって遊んでいる次男。
中途半端に辞めてしまうと、後で後悔するだろうなぁと親なりに悩んでいた時です。
ある日練習から帰ってきた長男が、こんなコーチからのメッセージを。
とにかく1回顔を出せ
これ、俺的には「最後通告」だと思ったんですよ。「辞めるんならけじめをつけろ」という意味だろうと。
そんな状況を知ってか知らずか、この日次男は練習場への車に乗った訳です。
~ 3時間後 ~
迎えの車に長男が乗り込んできました。自分のフェイントが成功したこと、「また抜き」で得点を決めたことなどを誇らしげに語り出します。シビレを切らして次男がどうだったか聞いてみました。
長男:次男?あぁ、練習してたよ。今コーチと話している。
このあまりの無関心さに、「オメェのたった一人の兄弟だろ!」といいたい気持ちをこらえて次男の戻りを待ちます。
~ さらに、30分経過 ~
次男が戻って来ました。特にどうってコトのない表情で。
俺:遅かったな、コーチから何か言われたのか?
次男:イヤ、3人のコーチから代わりばんこに「心配していた」って言われた・・・。
俺:それでその、これからのコト、何か聞かれたか?
次男:別に・・・。
なんて言うことのない会話ではありましたが、半年ぶりに見る次男の笑顔がありました。
実はこの後、ラーメン屋へ行くこととしていたんです。「最後の練習、お疲れさん」という意味で。
まぁ幸か不幸か解りませんけれども、取りあえずこれからもヴァンディッツを辞める気はないようでした。が、せっかくですから予定どおりラーメンを食って、そして今日の状況を聞いてみました。
もちろん次男の足、オスグッドやなんやらで痛みはある状況のようです。ですからしばらくはやっぱり無茶できないことは、これはこれで一つの事実として。
その上での話ですが、やっぱり次男は「このチーム内における自分の存在意義」が解らなかったんじゃないかと。具体的には
・いつまで経っても「3軍のサイドバック」、どんなにFWをやりたいと言っても相手にされず。
・特にコーチからの指導はなし。
・名前を呼ばれることもない。
そして何よりも、
長男との差が大きすぎる。
と感じたことが最大の原因だったような。今回、コーチの言葉がえらくありがたかったようです。
取りあえずこれで、次男のサッカー人生は1度リセットがかかったような気がします。後は本当に「自分との戦い」へ。
今、なんとなく親の役割が本当に終わったような気持ちなんですが、気のせいでしょうか?
[今日のメモ]
この日のラーメン代、しめて4千円ナリ。なんで俺が嫁さんの分まで払わなくっちゃいけないんだ?
うん?「いつもの通り」?
・・・、イヤ違う。「半年ぶりに」か。
実は昨夏、次男は重度のオスグッド(簡単に言えば「成長痛」)になりました。まぁ練習メニューの中で結構ハードな筋トレとかもありましたが、そのことが原因というよりは、一種の体質が原因といったところでしょうか。
ということでそれから3か月間、練習を休まざるを得ない状態に。そうしてやっとこさ復帰したと思ったら、今度は足のかかとを踏まれて、これまた2か月間歩行困難と。
そういった状態の中、やっと完治したかな?と思った昨年12月頃、次男におかしな症状が出始めました。練習時間が近づくと、「腹が痛い」・「頭痛がする」・「宿題、明日提出なんだ」。結局練習に行くことはありませんでした。
いくら「天然の親」といえども、この様子の異常さに気づかないわけがありません。
「上級生にいじめられているのでは?」
「コーチたちの指導方針が苦痛なのでは?」
「激しい当たりにビビリきっているのでは?」
いろいろなコトが頭をよぎります。が、今さら親があれやこれや口を挟むのも・・・。もちろん次男が「もうサッカーを辞める」というのであれば、それを止めようとは思いません。彼の人生は彼自身のものですから。
ただ不思議だったこと。
別にサッカー嫌いになった訳ではなさそう・・・
TVのサッカー番組なりプレミアリーグの中継を見たり、そして何よりも休みの日にはヴァンディッツの子供たちと雪中サッカーをやって遊んでいる次男。
中途半端に辞めてしまうと、後で後悔するだろうなぁと親なりに悩んでいた時です。
ある日練習から帰ってきた長男が、こんなコーチからのメッセージを。
とにかく1回顔を出せ
これ、俺的には「最後通告」だと思ったんですよ。「辞めるんならけじめをつけろ」という意味だろうと。
そんな状況を知ってか知らずか、この日次男は練習場への車に乗った訳です。
~ 3時間後 ~
迎えの車に長男が乗り込んできました。自分のフェイントが成功したこと、「また抜き」で得点を決めたことなどを誇らしげに語り出します。シビレを切らして次男がどうだったか聞いてみました。
長男:次男?あぁ、練習してたよ。今コーチと話している。
このあまりの無関心さに、「オメェのたった一人の兄弟だろ!」といいたい気持ちをこらえて次男の戻りを待ちます。
~ さらに、30分経過 ~
次男が戻って来ました。特にどうってコトのない表情で。
俺:遅かったな、コーチから何か言われたのか?
次男:イヤ、3人のコーチから代わりばんこに「心配していた」って言われた・・・。
俺:それでその、これからのコト、何か聞かれたか?
次男:別に・・・。
なんて言うことのない会話ではありましたが、半年ぶりに見る次男の笑顔がありました。
実はこの後、ラーメン屋へ行くこととしていたんです。「最後の練習、お疲れさん」という意味で。
まぁ幸か不幸か解りませんけれども、取りあえずこれからもヴァンディッツを辞める気はないようでした。が、せっかくですから予定どおりラーメンを食って、そして今日の状況を聞いてみました。
もちろん次男の足、オスグッドやなんやらで痛みはある状況のようです。ですからしばらくはやっぱり無茶できないことは、これはこれで一つの事実として。
その上での話ですが、やっぱり次男は「このチーム内における自分の存在意義」が解らなかったんじゃないかと。具体的には
・いつまで経っても「3軍のサイドバック」、どんなにFWをやりたいと言っても相手にされず。
・特にコーチからの指導はなし。
・名前を呼ばれることもない。
そして何よりも、
長男との差が大きすぎる。
と感じたことが最大の原因だったような。今回、コーチの言葉がえらくありがたかったようです。
取りあえずこれで、次男のサッカー人生は1度リセットがかかったような気がします。後は本当に「自分との戦い」へ。
今、なんとなく親の役割が本当に終わったような気持ちなんですが、気のせいでしょうか?
[今日のメモ]
この日のラーメン代、しめて4千円ナリ。なんで俺が嫁さんの分まで払わなくっちゃいけないんだ?
